WRX フロントガラスの飛び石の補修について(追記あり:2回目の飛び石)

2017年8月4日Ad, 社外部品・DIY

早いもので、私のWRXももうすぐ初回車検です。おそらく車検前に乗る事が出来る最後の日だろうと思い、コイン洗車場で洗車をする事にしました。コイン洗車場も最近はなかなか無いので、初めての場所へ行ってみたのですが、その道中に飛び石がフロントガラスに当たってしまいました。車検直前でガラスに傷が・・・。

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当たった状況

バイパス道の左車線を走っていました。右車線にはダンプカー。もちろん飛び石が来る事など予想していませんし、当たった事も「音」でしか認識出来ませんでした。ただその音は結構な音量があってビックリしました。そして明らかに白い点と線がガラスに付いた事に気が付きました。

真っ先に思った事は「車検が近い」ですが、交換したら10万?保険使う?どの位の時間が掛かる?と、既に交換前提の考えがグルグルと頭の中で巡りました。

傷の様子

洗車場に着いてから傷を車外から確認しましたが、2か所も付いていました。上記写真で2重に見えるのは、それぞれガラスの反対面への反射です。しかし内1か所は確実にひび割れも起きています。

↑10円玉と比較してみます。大きさ的にはそれ程でも無く小指の先くらいの大きさです。

車内から見てもハッキリと傷だと分かります。ただし大きさは小さいので運転の妨げになる程の物でもありません。

どうしたものかと洗車場で悩んだのですが、車検が近い(既に入庫も予約済み)のでまずは車検を通す事を優先に考えました。この位の傷であれば車検は通りそうですしディーラーでも補修可能のレベルなのでしょうが、最悪ダメですと言われて交換費用が発生してしまうとそれはかなりの痛手です。よって洗車はやめてその足でカー用品店に向かいました。どの道、雨も降ってきてしまったのですが・・・。

補修キットを買う

一般向けで売っている補修キットも店頭には何種類かあるのですが、洗車場で検索していて動画で詳しい手順が公開されている物を買いました。素人ですしガラスの補修も初めて、あれこれ他商品と比較する時間もないので、分かりやすい方が良いと思ったからです。

ホルツのガラスリペアキットです。値段は3千円ちょっと。この値段で済めば御の字です。

上記はホルツの公式チャンネルから動画を埋め込んでいます。方法が詳しくて分かりやすいです。

補修作業の結果

傷が付いた日は雨も降り出してしまったので、実際の作業は日を改めて行いました。傷を埋める為の「UVレジン」という補修液は紫外線(太陽光)で固まるので天気の良い日に作業する様に、ガラス表面の温度は10~20℃、湿度の高い日や雨が降った翌日でも作業は控えるなどと注意事項もあります。私の場合は8月に入り、ただでさえ気温が高い、昨日は雨だった、薄曇りの状況で行いました(それでも出来るという保証ではありません)。

作業の様子は動画や写真など、ほとんど撮影していません。片手間で作業するのはさすがに怖いです。結果から書くと思いのほか目立たなくなりました。

当然ですが完全に傷を消す事は出来ません。またこの様な一般向けのガラスリペアは半信半疑なイメージもあったので、あまり期待もしていませんでした。しかし思っていた以上に傷が目立たなくなったので驚きと感心しました。ひび割れも目を凝らしてよーく見ると、薄っすらと付いているのが分かるレベルで、車内からだと全く見えません。

車内からだとひび割れは見えませんが、補修液の表面が白く濁って目立ちます。これは付属のカミソリでガラス面と高さを合わせて削り落としたままなので、補修液表面はギザギザなんですよね。この後ガラス用のコンパウンドで磨いてあげれば、さらに目立たなくなると思います。しかしもうこのままで十分かなと思ってしまう自分がいます。普段のガラスの汚れの方が余程目立ちます。

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補修キットを使って補修する

購入した補修キットには、最低限必要な物は一通り入っています。その他で必要な物は「虫眼鏡」「鏡」「マスキングテープ」「新聞紙」「ウエス・布」と記載されています。補修キットのどのタイプも方法は大体同じで、傷が付いている部分に補修液を充填して傷を埋めます。補修液を充填するには傷の入り口に圧力を掛けたり逆に一旦真空にしたりします。今回の補修キットには土台となる部分を吸盤で窓ガラスに固定し、インジェクターと呼ばれる注射器の先端を傷部分に押し当てて、補修液をインジェクターに注入後、ピストンをねじ込みます。ねじ込んで加圧、緩めて減圧を繰り返します。これで徐々に傷に補修液が浸透していくとの事です。

↑土台とインジェクターを取り付けた状態です。傷の中心部分にしっかり合わせる必要があります。インジェクターの中を覗いて確認出来ますが微調整は出来ません。土台から付け直します。またインジェクターは最初中心部分に合っていても、ガラスに押し当てていくとズレてきます。この微調整は苦労しました。

↑車内からも様子を見た方が良いです。傷の中心に合わせる事が出来たら補修液を注入し、ピストンをねじ込みます。傷が見えなくなるまでピストンのねじ込みと緩めを何度か繰り返す、と取説にはあるのですが、私の場合は傷が大きく見えるだけで一向に消える様子がありませんでした。さらにインジェクターで押さえられる面積が狭いので、傷が大きいと補修液が漏れてしまいます。これはだめかな?と思い傷は消えない状態で次の工程に進みました。

↑付属のシートを貼ってさらに補修液を傷表面に垂らします。太陽光(紫外線)で硬化させます。

↑硬化後、シートを剥がした状態です。ここからカミソリで固まった補修液の余分な部分を削っていきます。カミソリで補修液とガラス表面を同じ高さにするのですが、逆にカミソリで傷を付けてしまいそうで怖かったです。また他のガラス補修の様子の動画も沢山ありましたが、皆さんカミソリの刃を立てるというか前方にしています。この補修キットの取説には逆方向で、後方に寝かせています。

↑取扱説明書より。実際に作業してみて、やはり取説通りにした方が良いと思いました。特に傷部分でカミソリの刃を前方にしてカミソリを押す形にすると、高さ的に刃が硬化した補修液の内部へ入っていく印象です。ガラス面と同じ高さではそれ以上はカミソリの刃の高さも下がりませんので、そうなると折角埋めた傷内部の補修液をめくり上げてしまうのでは?と思うのです。取説通りの方法ではかなり時間は掛かりますが、徐々に様子が分かるので安心出来ました。傷から遠い部分の粗削りであれば、問題は無いかもしれません。

また、補修キットにはガラス表面の小さな「へこみ傷」は修復できないと書かれています。私の場合はひび割れの無い方の傷ですが、こちらは試しにインジェクターを使用せずにフィルムを貼って補修液を垂らし、硬化させて削ってみたら傷はとりあえず埋まりました。すぐに剥がれてしまうかもしれませんけれど。

補修キットについて

今回は時間がなかったのであまり補修キットを選ぶ余地も無かったのですが、使ってみての印象は「個人差(作業の仕方)が出やすい」「位置合わせが難しい」「小さい傷にしか向いていない」といった所です。個人差についてはどの補修キットも同じかと思います。位置合わせの難しさはインジェクターのガラス表面に当たる部分が小さい、ネジ式なのでねじ込んでいくと位置がズレる、ゆえにこの部分よりもはみ出るひび割れが合った場合、補修液を加圧するとそこから漏れ出てしまいます。ガラス表面の傷はあくまでこのインジェクター先端の部分に収まる事が前提です。ガラス表面の傷からひび割れがガラス「内部」で発生している場合は可能かと思います。

他の補修キットは両面テープを使用するタイプがありますが、こちらは範囲が広いので今回使った物よりは大きな傷にも対応出来そうです。また補修液を加圧、減圧するにも注射器の様な形の方が分かりやすい気がします。ネジ式では感覚が掴み辛い印象でしたし、そもそもネジ式での密封効果には方法として疑問が残ります。

それでも、ここまで補修出来たので結果には満足しています。あとは傷が再び見えてきたりしなければ良いのですが。

※補修キットや補修方法、作業に関する内容はあくまで個人の所感です。結果などを保証する事は出来ませんので、修理キットの購入から作業方法、作業結果については自己責任でお願い致します。

動画

記事冒頭、音でしか気が付かなかったと書きましたが、たまたま撮影していたカメラに写っていました。小石と言うよりも薄い何かの破片の様に見えます。斜め前方にダンプが写っていますが、原因は分かりません。運が悪かったのか因果応報なのかとも思いますが、気持ちを少し改める必要もありそうです・・・。

後日追記

車検は無事完了しました。飛び石の補修に関しても特に何もありませんでした。

2019年4月追記

・・・2回目の飛び石が当たりました(上記上側)。今回は1回目よりも表面のくぼみが深く、内部へのひび割れも大きいです。今回も同じ補修キットを購入して補修を試みましたが、やはり綺麗にはなりませんでした(上記下側)。表面のくぼみは埋まりましたが、ガラス内部に出来たひび割れが表面に繋がっていない様子で、補修液が内部に浸透しませんでした。

残ってしまったひび割れは、日光が当たるとキラキラと光ってしまいます。この後、ちょうど車の半年点検があったのでディーラーで見て貰いましたが、これ以上ひび割れが進行しなければ車検は問題ないとの事。ひび割れが進行し、新しいガラスに交換する場合は10万円台後半だそうです。

もうすぐ2回目の車検なのでガラス交換の費用が10万円以下であれば、この際に交換も考えましたが、ちょっと難しい金額なので悩んでいます。

後日追記

2回目の車検を行いましたが、今回(2回目)の飛び石キズについてはそのまま現状維持としました。キズも進行はしていませんが、やはり交換費用とのバランスが合わない事からの決断です。保険利用も考えましたが免責金額や等級ダウンもあるので、実費との差もあまりない様子でした。