micro:bit用のMicrosoft MakeCodeが2021年7月にアップデートされ、バージョンが「v4」となりました。ブロック(機能)が幾つか追加されましたが、大きな物ではmicro:bit本体のみでデータログが取得出来る様になりました。
WRX micro:bitを車両で使う その36 新バージョン(v2.0)でのI2C通信の問題解決
昨年(2020年)11月に発売となった新バージョン(v2.0)のmicro:bitですが、I2C通信に問題があり、I2C通信で接続する拡張モジュール類が使用出来ない状態でした。従って購入した新バージョンのmicro:bitはしばらくお蔵入りという形になっていました。最近になって久しぶりにmicro:bitのファームウェア関連の情報を見ていると、解決出来そうな方法があったので試してみました。
WRX micro:bitを車両で使う その35 車内のCO2濃度と換気について
micro:bitに関する前回記事までで、二酸化炭素・揮発性有機化合物を測定出来るCCS811センサーモジュールと、気温や気圧、湿度を測定出来るBME280センサーモジュールを使用して、環境モニターを作成しました。今回はこれら一式を実際に車内に持ち込んで運転中の車内の二酸化炭素量の変化を見てみました。またエアコンの内気循環/外気導入、窓ガラスを開けての換気についても行ってみました。
WRX micro:bitを車両で使う その34 環境モニターを作る(ログデータ記録編)
前回、少し疑問の残る形となったロギングモジュールの「gator:log」ですが、一応任意のタイミングでSDカードにデータ(文字)を記録出来そうです。今回はmicro:bit本体からLCDパネルモジュール、気温や気圧を測るBME280モジュール、二酸化炭素と有機化合物(※各相当値)を測るCCS811モジュール、時間を測るRTCモジュールの全てを合わせた形にして実際にログデータの記録を行ってみます。
WRX micro:bitを車両で使う その33 環境モニターを作る(ロギングモジュール追加編)
micro:bitで環境モニターとして完成した構成に、さらにデータロギング機能を追加する内容の2回目です。前回はRTC(リアルタイムクロック)モジュールを追加しましたが、今回はSDカードに任意のデータを保存する事の出来る、ロギングモジュールについてです。
WRX micro:bitを車両で使う その32 環境モニターを作る(RTCモジュール追加編)
前回までの3回の記事で気温や湿度、eCO2(二酸化炭素濃度相当値)などをmicro:bitで測定出来る様になりました。現状ではLCDパネルに表示されるだけなので時間によっての変化量までは知る事が出来ません。せっかくなのでさらにRTC(リアルタイムクロック)モジュールとデータロガーモジュールを追加してみようと思います。今回はRTCモジュールについてです。