前回から正式な部品のプリントを行っていますが、最初にプリントした部品では思いのほか「反り」が出てしまいました。プリント条件の変更と、物理的にも長手方向の両端を押さえられる様に部品を変更し、押さえ部品で強制的に反りによる浮き上がりを防止する対策をしました。今回はその結果と、その他の部品のプリントについてです。
WRX 3Dプリンターでウイングスタビライザーを作る その4 正式な部品の図面化と反り対策
試作部品のリアウイング下面の形状合わせと確認作業は完了とし、正式な部品としてこれからPETGフィラメントでのプリントを行います。試作部品はPLAフィラメントで作成しましたが、PETGではまた材料の性質が異なるのでプリント条件を見極めて設定を変更する必要があります。PLAでは3Dプリンター(A3S)のスライスソフトで用意されていたデフォルト設定をほとんど変更せずにプリント出来たので、正直な所はどの設定が何に影響するのかもよく分かってはいないのですが。
WRX 3Dプリンターでウイングスタビライザーを作る その3 全体形状とPETGフィラメント
前回試作した部品を実際にリアウイングに当ててみて、型取りゲージでの測定やCADで図面化した形状とどれだけ誤差があるのか確認してみました。その結果を踏まえてCADで再び図面を修正し、試作部品も作り直して再確認を行います。同時にウイングスタビライザーとして全体の形状、デザインも考えていきます。
WRX OBD2で車両情報を取得する その15 複数PIDの取得テスト
前回、エンジン回転数以外の項目(PID)で取得してみたいとした項目の、個別でのELM327からの返信内容は確認できました。数値に計算してみると実際の状態とは合わなかったり、そもそも何を意味しているのか分からない項目もありますが、とりあえず次のステップとして個別ではなく複数項目を同時に要求するコマンドをELM327に要求し、その返信がどの様になるのかテストしてみます。
WRX リア用ドライブレコーダー設置から4か月後の様子と感想について
車の後方にドライブレコーダーを設置して約4か月が経ちました。格安だったドライブレコーダーと、ドライブレコーダーの存在を後方へアピールする為に色々なパーツを組み合わせたLEDも問題無く動作しています。今回は設置した格安ドライブレコーダーの録画の様子や気が付いた点、また設置してから感じた事を書いてみます。
3Dプリンター「JGAurora A3S」のLCDパネルのファームウェアをアップデートする
前回は「JGAurora A3S(以下、A3S)」のファームウェア(メインボード側)を、Wikiに記載されているファームウェアにアップデートしました。このファームウェアにはスカートやブリム印刷中にヘッド(Z軸)の高さを任意に調整出来る機能が追加で含まれていますが、この機能はLCDパネル側のファームウェアを、同じくWikiに記載されているファームウェアに別途アップデートする事で利用可能になっています。