前回まででELM327に電源を供給し、RS232CでPLCとの接続は一応完了しました。次はELM327とPLCの間で実際に通信出来るかを確認してみますが、まずはPLCで確認用のプログラムとタッチパネル画面の作成が必要です。正直な所、今回利用するPLCやラダープログラム作成ソフトなどの利用は初めてなので、理解するのが大変そうです。
WRX OBD2で車両情報を取得する その3 ELM327と「とある機器」の接続
前回ELM327のスキャンツール(以下、ELM327)に電源を入れ、PCなどと接続する側となるRS232Cコネクターから、通信に必要な配線を取り出しました。次はこの配線をELM327と通信を行う機器に接続しますが、今回はこのRS232CでELM327と通信を行う「とある機器」についてです。少し勿体ぶる様な形になりましたが、その機器とは「PLC」です。
WRX OBD2で車両情報を取得する その2 ELM327の電源とRS232Cの配線
「セカイモン」でドイツから購入したELM327のスキャンツールですが、車両のOBD2コネクターに接続しないと電源が入りません。ただし先にRS232C側での通信の為の作業を行わなければならないので、車両に接続するのはまだまだ先の事です。実際に接続出来る形になるのかも現時点では分かりませんが、とりあえず別の形でELM327に電源を入れてみます。
WRX OBD2で車両情報を取得する その1 OBD2とは
少し前の記事で、海外オークションサイトの購入代行サービスを行っている「セカイモン」を利用し、ドイツからOBD2のスキャンツールを購入した事を書きました。わざわざドイツから購入した理由などはその記事内でも少し書いていますが、購入したからにはその目的となる事を行わないといけません。と言っても、あくまで趣味で行う事なのでボチボチと暇な時間で進めていきますが、今回からその様子を少しずつ記事としても書く事にしました。