ドライブルート24 都道・県道33号線 上野原あきる野線
至:東京都西多摩郡檜原村(上川乗交差点)
所要時間:約23分 距離:約15km
ルートについて
山梨県から奥多摩へ向かうには国道411号線で甲州市勝沼から柳沢峠、丹波山村を経由するルート、国道139号線で大月から深城ダム、小菅村を経由するルート、そして今回の都道・県道33号線で上野原から甲武トンネルで浅間峠を抜けて都道206号線の奥多摩周遊道路を通過する3つのルートがあります。それぞれのルートの山梨県側は中央道のI.Cから近いので、中央道を利用して山梨県まで進み、各ルートに近いI.Cで降りて奥多摩に向かう方法があります。以下に各ルートに近い中央道のI.Cを書いてみます。
- 中央道勝沼I.C-国道411号線
- 中央道大月I.C-国道139号線
- 中央道上野原I.C-都道・県道33号線
中央道の各I.Cで降りれば、それほど時間を掛けずにどのルート上へも向かう事が出来ると思います。さらに各I.Cから奥多摩湖の小河内ダム、あるいはそのそばにある「水と緑のふれあい館」を目的地とした場合の時間と距離を見てみます(GoogleMapより)。
- 中央道勝沼I.C-国道411号線-小河内ダム 約1時間15分 60km
- 中央道大月I.C-国道139号線-小河内ダム 約1時間 42km
- 中央道上野原I.C-都道・県道33号線-奥多摩周遊道路-小河内ダム 約1時間 41km
国道411号線については大菩薩峠を大きく回り込むので距離があります。国道139号線と都道・県道33号線はほとんど差はありません。各I.C間の距離の差を含めれば都心部から向かう場合と山梨県の甲府方面から向かう場合で考慮する必要はあります。
今回の都道・県道33号線は一番都心部に近い側なので、都心部から奥多摩へ向かう際に利用出来るルートかと思いますが、国道411号線には丹波山村の道の駅「たばやま」、国道139号線には小菅村の道の駅「こすげ」があったり、都道・県道33号線からの奥多摩周遊道路には「都民の森」や「山のふるさと村」もあるので、利用する施設によってもルートを選択出来ます。さらに各ルート間を結ぶ形で県道18号線の上野原丹波山線が通っています。
都道・県道33号線については、上野原の国道20号線から進む形になります。国道20号線から最初の内は住宅や商店が近く、道幅もあまり広くはありません。車や人の通行も多いので非常に気を使います。徐々に周囲の建物が減り、鶴川を渡ると山の中に入っていく事になりますが、逆に道幅は一部センターラインがあって広くなります。さらに進むと上記の県道18号線との交差点になりますがその先はまた狭く、さらに山を登っていく坂道となります。山を登り切ると甲武トンネルで東京都に入りますが、甲武トンネル手前からはまた道幅もあり、以降は奥多摩湖まで続きます。
周辺の施設・お店など
特に観光を目的とする大きな施設は無いかと思います。ガソリンスタンドは上野原市街地近く、あるいは都道・県道33号線上で県道18号線との交差点近くに1軒あります。コンビニなども上野原市街か、先の県道18号線近くのガソリンスタンド手前に1軒、コンビニ風の商店さんがあります。以降はお店やガソリンスタンドは無く、さらに奥多摩周遊道路から奥多摩湖へ向かってもありません。奥多摩周遊道路ではなく、逆方向の檜原村役場近くにガソリンスタンド、コンビニがあります。
その他・補足
都道・県道33号線は個人的にはほとんど利用する機会は無いのですが、中央道を経由して奥多摩へ向かうには良いかもしれません。また国道139号線とともに中央道の渋滞時の迂回路としても利用出来ますが、余程の渋滞距離で無い限り素直に渋滞の中を進んだ方が時間的には早いと思います。中央道と並走する国道20号線も高尾や上野原で渋滞するので、こちらも同じかと思います。最後に国道411号線、国道139号線と合わせた個人的な印象、比較を書いてみます。
- 国道411号線-柳沢峠周辺は急道・下りはスピードが出過ぎる・道幅は広い・ドライブ向き
- 国道139号線-大月近くは道が狭い・松姫トンネルで早くなった・ダムなど施設は多い
- 都道・県道33号線-一部道が狭い・甲武トンネル前後は急坂、バンプがある・見所は無い
※あくまで個人的な印象です。
下記動画は国道20号線から都道・県道33号線に向かっています。お盆のUターンラッシュで中央道が渋滞していましたが、私の場合は走っている方が楽だと思ったので迂回しました。