ドライブスポット１５ 滝沢ダム 塩沢望郷広場
以前、滝沢ダムの貯水池上流端広場についての記事を書きましたが、今回は「塩沢望郷広場」についてです。これまで塩沢望郷広場の存在は知っていましたが、滝沢ダムの上流で中津峡に向かう県道210号線に対し、ダム湖（奥秩父もみじ湖）を挟んだ反対側の付替え道路にあり、冬季は通行止めだったり、前回貯水池上流端広場へ行った際は橋の点検作業で通行止めでした。
※「貯水池上流端広場」については下記記事を見て下さい。
https://hito-log.com/2017/11/19/post-4072/この場所について
アクセス
塩沢望郷広場へ向かうには滝沢ダムから国道140号線を進み、中津峡へ向かう県道210号線に入ります。一度対岸にあるこの塩沢望郷広場を通過する形になりますが、その先にある「塩沢もみじ橋」で対岸（ダム右岸）に渡り、少し進むと広場への階段があります。GoogleMapでは「塩沢もみじ橋」入口にバリケードの様な形で塞がれていますが（2018年8月現在）、ここには開閉可能なバリケードフェンスが設置されています。通常通行できる状態であれば開放されていますが、冬季や作業が行われる場合はここで閉鎖されています。下記は県道210号線から「塩沢もみじ橋」へ入る所です。
また右岸側の道を滝沢ダム側から来る場合は、国道140号線のループ橋手前で左折し、二瀬ダム・栃本方面に向かいます。この道は以前二瀬ダムに向かう側の国道140号線が土砂崩れで通行止めになった時の迂回路ですが、途中で滝沢ダムの右岸へ向かう道があるので、この道を進みます。
上記は国道140号線から右岸側へ向かう道へ入る所です。国道140号線はこの先にループ橋があります。
上記は右岸側の道から出てきた所です。目の前を通過している道が先の国道140号線から二瀬ダム・栃本に向かう道です。冬季や作業などで右岸側の道が閉鎖される場合、滝沢ダム側はこの位置に通行止めの案内が置かれる事が多いと思います。
塩沢望郷広場
肝心の広場そのものですが、初めて行った場合は入口を見逃す可能性があります。実際に私は気が付かず通り過ぎてしまい、結局滝沢ダムを1周しました。右岸側の道は少し狭く対向車があった場合、場所によってはすれ違いは出来ないかもしれません。ただし途中には駐車スペースもあったりするので、Uターンは可能です。
上記の矢印が塩沢望郷広場へ繋がる階段です。私は広場が道路に面しているとばかり思っていました。しばらく進んでも見当たらないので、もしかしてアレだった？という感じです。車載動画を撮影していて、どうせなら右岸側の道を全て通ってみようとも思っていたので、初回は戻りませんでした。塩沢望郷広場へはその後に貯水池上流端広場へ行った後に再び行きました。
駐車出来るスペースは階段手前にわずかにあります。道路を挟んだ向かい側は山側へ至る脇道の入口ですが、ここはバリケードで閉鎖されています。この入口部分にも少しスペースがありますが、車が数台同時に駐車する様な場所でも無いと思います。
周辺案内図の隣に塩沢望郷広場との柱もありましたが、私の来た方向からでは全く見えません。
階段を上り切ると、さらに少し下りの階段があります。階段の頂上では上記の様に広場が見えますが、正直「ん？」と思いました。
東屋と下記「コナラ」の木の一部が置かれているのみです。
私が訪れた際には、お供えとして賞味期限が1週間前だった物（和菓子）がありました。最近にも訪れた方がいらしゃった様です。滝沢ダムのHPにも少しこのコナラについて記載があります。
http://www.water.go.jp/kanto/arakawa/takizawa/kengaku_shuhen...
「望郷広場」の名の通り、かつてあった塩沢集落についての案内もあります。ここから奥秩父もみじ湖を見下ろした時に、正面から下流側にあったとされています。ただしだいぶ低い位置の様なので滝沢ダムの水位が低い状態でも、その痕跡などが見える事は無いと思います。
それ以前に周囲の木々が伸びてしまって、奥秩父もみじ湖すら現在は見えない状態です。
周辺の施設・お店など
当然ですが何もありません。貯水池上流端広場にはトイレがありましたが、塩沢望郷広場にはトイレもありません。トイレは貯水池上流端広場、何か飲み物も欲しい場合は滝沢ダムの管理所、あるいは秩父市のBMXサイクルパークまで行く事になります。
その他・補足
塩沢望郷広場だけを目的地とする事は無いかと思います。中津峡や中津川、八丁峠の行き帰り、貯水池上流端広場と合わせて来る事をお勧めします。滝沢ダムの右岸側の道はほとんど車などの通行は無いのですが、道自体は綺麗です。奥秩父もみじ湖や山々の景色を見ながら自転車で走ると良さそうだと思いました。国道140号線、特にループ橋は自転車では怖い気がします。
また場所が場所なので熊が出る場合もあります。十分に気を付けて下さい。
動画
下記は右岸側の道の全工程を撮影し、貯水池上流端広場と塩沢望郷広場へ行った動画です。塩沢望郷広場は24:42から少しだけあります。