動画編集ソフト VegasPro テキスト記入した内容を一括で書き出す(音声合成ソフト用)

VegasPro

私が作成している動画は車載動画が主なので、動画中のコメントは「テキスト(タイトル)」イベントを使用して動画中に挿入しています。ただし時々動画の内容が解説や説明になる時は、どうしてもその数も多くなってしまうので、やはり声(音声)でもその内容を伝えた方が分かりやすいと思います。ただし挿入したコメント内容を音声合成ソフトで使う場合に、1つ1つコピペするのは大変です。※この記事作成時のVEGAS Proのバージョンは「19」です。

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動画を作成する

私の動画作成方法としては、撮影した動画で必要なシーンをそれぞれトリムして繋ぎ、テキスト用トラックを設けてタイムライン上にテキスト(コメント)を配置していきます。その他にはマスクを掛けたり他の画像を挿入したりもしますが、おおよその動画作成では難しい事はほとんどしていません。

多くの動画はこれで完成ですが、先の通り動画の内容が解説や説明となっていて、挿入したテキストが多いと、動画を見ていてもテキストばかりに目線がいってしまったり、そもそもテキスト内容を読む事さえ大変になってしまいます。結局は動画を見ても長続きしない結果となるので、この時はやはりテキストを読み上げる音声が欲しいと感じます。ただしいまさら自分自身の声で読み上げる事も考えられないので、音声合成ソフトを利用する形にしようと考えました。

音声合成ソフト

音声合成ソフトは以前から色々とありますが、商用利用可能でフリーで利用出来る物としては「VOICEVOX」が最近では有名でしょうか。現在も改良や新たなキャラクターの追加もあります。ただし「キャラクター」の個性・特徴があるので、業務や公務での利用は難しいかもしれません。

ここではVOICEVOXの利用方法についての説明は行いません。

VEGAS Proのテキスト内容をVOICEVOXへ

1.VEGAS Proからテキスト内容を書き出す

まずは通常通りに動画を作成します。テキスト内容をVOICEVOXで音声にするので、テキスト内容だけはしっかりと確認して「完成形」とします。

タイムライン上に配置したテキストイベントを全て選択します(先頭テキストを選択し、shiftキーを押しながら後尾テキストを選択)。

上部メニューから「表示-ウィンドウ-編集の詳細」を選択します。

「編集の詳細」ウィンドウが開きます。選択したテキストイベントの内容が全て表示されていますが、「ファイルパス」項目には記入した内容が全て表示されています。このファイルパスの内容を上部から全て選択し、さらに右クリックから「コピー」を行います(Ctrl+Cでも可)。

「メモ帳」を開き、コピーしたテキスト内容を貼り付けます。全ての内容に「VEGAS テキストおよびタイトル」が付いてしまっているので、「置換」で削除(空欄で置き換える)してしまいます。その後、このメモ帳内容を保存しておきます。

2.VOICEVOXで読み込む

VOICEVOXを立ち上げて「テキスト読み込み」から、先ほど保存したメモ帳を読み込みます(あるいは、メモ帳内容を全て選択し、VOICEVOXの先頭行に貼り付けても可)。するとVOICEVOXに全てのコメント内容が入力されます。

3.VOICEVOXで音声を書き出す

VOICEVOX上で実際に音声を確認し、必要であればアクセントやイントネーションを調整します。また漢字によっては読みを間違える場合があるので、その場合はひらがなに修正します。「全部書き出し」で音声が全て書き出されます。書き出す際のファイル名パターンを設定出来るので頭に「連番」を付けると分かりやすいです。

4.タイムライン上に配置する

VOICEVOXで書き出した音声を、VEGAS Proのタイムライン上に音声トラックを新規に作成して配置します。それぞれのテキストイベントの先頭に合わせて配置しますが、こればかりは1つ1つ手動で行うので少し面倒かもしれません。またコメントとして配置したテキストイベントの長さに対して、音声が長かったり短かったりするので、テキストイベントの長さ調整が必要になり、それに伴い動画側の再度のトリムや延長も必要になります。

完成

これで音声付きの動画が作成出来ました。試していませんがYouTubeには自動字幕起こし機能があるので、挿入したテキストは非表示(ミュート)にして動画を出力し、YouTube側に字幕として認識してもらう事も可能かもしれません(音声合成ソフトでは誤認識も多そうですが)。

あるいは、VEGAS Proの「編集の詳細」ウィンドウには各テキストの「開始時間」等もあるので、VEGAS Pro上で「字幕」として作成する場合にも利用出来るかもしれません。