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動画編集ソフト VEGAS Pro 23(日本語版) 購入とインストール・アクティベーション

2025年11月3日VegasPro

2025年10月28日、ソースネクストから日本語版のVEGAS Pro 23が発売されました。開発元のMAGIXサイトでは9月9日の発売だったので、約2ヶ月ほど遅れての発売です。

VEGAS Pro 23には2つの製品があり、動画編集アプリとなるVEGAS Pro 23のみの「EDIT」版と、さらに「SOUND FORGE Pro」と「ACID Pro」を加えた「SUITE」版がありますが、これまでSUITE版に含まれていた「Mocha Pro」は無くなりました。VEGAS Pro 22では、それまでの「VEGAS Effects」と「VEGAS Image」(POST版)も無くなった為、多くの場合は「EDIT」版で十分だと感じます。VEGAS Pro 23自体に機能差はありません。

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日本語版 VEGAS Pro 23

ソースネクストから発売されたVEGAS Pro 23はBuild「302」となっていて、発売時点での最新Buildになっています。以降、VEGAS Proでは発売後もMAGIXから何度かBuildアップデートがあり、不具合修正や機能追加がありますが、その内容は追ってこの記事に追記します。

価格については最近の物価高の影響か、発売時のセール+ユーザー割引でもEDIT版は17,800円、SUITE版は19,800円。近年のバージョンではAI等の機能強化があるので妥当なのかもしれませんが、VEGAS Pro 22ではEDIT版は12,800円(セール+ユーザー割引)だったので、正直な所、ためらいがありました。

2025年12月3日追記

公式フォーラムでは不具合報告も多い様子のVEGAS Pro 23ですが、「Microsoft Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージ (x64) – 14.50.35503.0」のインストールによって過去のバージョン(~22)を含むVEGAS Proが起動しなくなってしまうそうです。また該当のアプリ(MSVC)をアンインストールしても元には戻らないとあります ⇒公式フォーラム

根本の原因は「vcomp140.dll」で不具合はMicrosoft側にあるとの事ですが、現時点ではまだ修正されていない様です(予定はされているそう)。回避策も公式フォーラムに投稿がありますが、少々複雑な様子。またこの不具合の影響を受けるのはVEGAS Proのみではなく、他のアプリでもあり得る事です。

該当アプリは任意でなければインストールされず、私の環境(windows11 Home 25H2)でもインストールされておらず、VEGAS Pro 23も問題なく起動していますが、今後のMicrosoft側のWindows Updateでこれが含まれる可能性もあります。それ以前にMicrosoftが修正を行えば良いのですが、プレビュー版やオプションとして表示される事もあるので、この問題の修正が確認されるまでWindows Updateは内容を確認してからの方が良さそうです。

VEGAS Pro 23の新機能と体験版

VEGAS Pro 23での新機能は海外版発売時の記事を見て下さい。VEGAS Pro 23では新コアエンジンを搭載し、これまでよりも最大4倍の高速化が行える様になったとあります。

体験版については日本語版はありませんが、海外(英語)版であればMAGIXサイトからダウンロード可能です。30日間の利用が可能で機能制限もありませんが(要アクティベーション)、レンダリング(動画出力)時には透かしが入ります。

ソースネクストからの購入・インストール

日本語版VEGAS Pro 23のインストールは少々複雑です。また私の場合は通常とは異なる方法になっています。

ソースネクストのインストールファイル

ソースネクストで日本語版VEGAS Pro 23を購入すると、ソースネクストのユーザーページからインストール用ファイルをダウンロード出来ます(約14MB・ファイル名:MAGIX.exe)。これをダブルクリックして解凍すると「インストールする.exe」があるので、通常はこれを実行する事でVEGAS Pro 23をインストール出来ます。

ただし同時にソースネクスト用のアプリもインストールされる為、私は以下の方法でVEGAS Pro 23のみをインストールしています。通常は正規の方法(インストールする.exe)からインストールして下さい。

※以下の方法でインストールした場合の不具合発生等については、その保証は出来ません。

MAGIXサイトのインストールファイル

MAGIX.exeから解凍したファイル内(MAGIX>program>Setup)に「download.html」があるので、これをWebブラウザーで開きます。

※1

MAGIXサイトの「ソフトウェアのダウンロード」ページが開くので、MAGIXサイトにログインします。ここでのメールアドレスとパスワードは、ソースネクストとは別の物です(同じメールアドレスを使用した場合は除く、ただしパスワードは別)。初めての場合は新規作成します。

MAGIXサイトでログインすると、次にクーポンコードの入力になります。クーポンコードはソースネクストからVEGAS Pro 23を購入後に、メールで送信されています。クーポンコードを入力すると今度はMAGIXからVEGAS Pro 23用のシリアル番号と、インストールファイルへのリンクが記載されたメールが届くのでこれをダウンロードします(約6MB)。

VEGAS Pro 23のインストール

MAGIXサイトからダウンロードしたインストールファイルを実行して、VEGAS Pro 23本体とディープラーニングモデル、SUITE版の場合はその他のアプリのダウンロードを行います。

VEGAS Pro本体が約650MBに対し、AI機能用のディープラーニングモデルの合計が約3.2GBあります。AI機能で使用する予定の無い機能は、そのモデルのインストールも不要です。

VEGAS Pro本体とディープラーニングモデルのダウンロードが完了すると、自動的にPCへのインストールが始まります。基本的にはこれまでのVEGAS Proと同様ですが、ディープラーニングモデルが機能別に分かれた為、その都度、言語選択とインストールの開始ボタンのクリックが必要になりました。詳しくはVEGAS Pro 22の時の記事にて。

VEGAS Pro 23のアクティベーション

インストール完了後にVEGAS Pro 23を使用するには、最初にアクティベーションが必要です。これも基本的にはこれまでのVEGAS Proと同じです。注意点はメールアドレスはMAGIXに登録した物(※1の時)で、ソースネクストとは別の物です(同じメールアドレスを使用した場合を除く)。シリアルナンバーについてもMAGIXから送信されたメールに記載された物で、ソースネクストで購入した時に届くメールに記載されたシリアルナンバーとは別の物です。

VEGAS Proは1つのシリアル番号で最大2台までのPCにインストール可能です。旧バージョン(VEGAS Pro 22や21)とはシリアル番号は異なる為、旧バージョンをPCに残したままでも使用出来ます。最大2台のPCにインストールした後にさらに別のPCへ切り替えたい場合は、MAGIXサイトのユーザーページで登録済みPCのアクティベーションを無効化する作業が必要です。詳しくはVEGAS Pro 22の時の記事を見て下さい。

使用感等

VEGAS Pro 23購入後、まだ本格的に動画編集は行っていません。少し触った感覚では、確かにプレビュー等は軽くなった印象です。その他、気付いた点等については追記していく予定です。

追記(あくまで私個人での感想)

  • 全体的な操作は軽くなった。
  • マウスホイールでトラックの表示時間範囲を拡大/縮小する際に、動作が一瞬止まる。
  • レンダリング速度に大きな変化は無い(H264/mp4 NVENC)。ただしエフェクト等を使用した範囲での速度低下は少ない印象。
  • レンダリングテンプレートの選択が分かり難くなった。慣れの問題もある。
  • 編集中のプレビュー再生で音声にボンとノイズが入る。以前にファイルの最後に入る問題があったが、今回は不定位置。レンダリング出力したファイルには入っていない。

注記(スクリーンショットについて)

掲載しているVEGAS Proの製品画面:©2003-2025 MAGIX Software GmbH.

その他の各ブランドやロゴ・製品名等は各製造者の登録商標です。