以前、ELM327を使用して車両OBD2からデータを取得し、FA用PLCでアクセル開度や車速、エンジン回転数を同時に取得する事が出来ました。実際に車両で確認してみてもそれなりに正しい値になっていそうですが、車両でデジタル表示される車速以外は確認する方法がありません。そこでOBD2の分岐ケーブルを購入し、通常車両で使用しているTRUSTのインフォメータータッチと比較してみようと思います。・・・が。
WRX OBD2ポート(OBD2コネクター)からの電源について
これまでOBD2ポートにELM327を接続して情報取得などを行っていますが、今回は単純にOBD2ポートに含まれている電源についてです。私は普段、車両のOBD2ポートにTRUSTのインテリジェントインフォメータータッチを付けていますが、最近ではレーダー探知機による車両情報の取得や電源の取り出しにも、別売りのアダプターを使用する事で可能になってます。
WRX OBD2で車両情報を取得する その17 エンジン回転数と車速からギア位置を判定する
前回はELM327に対して3つのPIDを同時に要求し、車両OBD2から「エンジン回転数」「車速」「アクセルペダル位置」の3つの情報を取得しました。OBD2には「Transmission Actual Gear」というPID項目(A4)もあるのですが、私の車両ではそこまでのPIDはサポートされていない状態です。従って今回は直接にはOBD2は関係ありませんが、走行中のギア位置(シフトポジション)を判定する方法を考えてみます。
WRX OBD2で車両情報を取得する その16 複数PIDの取得の様子
久しぶりのOBD2関連記事です。前回はアクセル開度によるDCCDの自動変更を行いましたが、今回はそれ以前まで行っていた複数PIDの取得による、実際の数値表示までを行ってみます。またギア位置(シフトポジション)の表示に関して、OBD2からのデータを利用する場合についても検討してみます。
WRX 3Dプリンター 車内で使用するフィラメントの材質について(耐熱温度)
以前、WRXで使用している追加メーター(DIN3メーター)に、上記の様な部品を3Dプリンターで作成して取り付けました。形としては満足出来る物になり、その後も特に問題もなく使用出来ていましたが、最近になってメーターの取り付け角度がズレて来ている事に気が付きました。アクションカムの取り付け方法を流用し、ネジで取り付け角度の調整をしていたので、単純にそのネジが緩んだのかと思ったのですが、その状況は思いのほか重大でした。
WRX 車載動画撮影時の外部マイクについて Audio-Technica AT9920とAT9921編
以前、車載動画の撮影で使用している外部マイクについて、Audio-TechnicaのAT9920・AT9901・AT9904の3つの比較記事を書きました。現在はこの内のAT9920を使用していますが、AT9901とAT9904が一般的なピンマイクに対し、AT9920はバウンダリー型というマイクになっています。またAT9920はステレオタイプですが、今回は同じバウンダリー型でモノラルタイプの「AT9921」を購入し、AT9920との比較をしてみます。