前回、ウイングスタビライザー1組分となる部品4種をA3Sでプリントしました。部品の反りもかなり抑えられたと思いますが、PLAフィラメントで作成した試作部品にて合わせたリアウイング下面の形状が、今回のPETGフィラメントの場合では変わってしまうのではないかという懸念も持ちました。この懸念から1組分の部品を先に作成し、実際に車のリアウイング下面と合わせて様子を見てみる事にしました。
WRX 3Dプリンターでウイングスタビライザーを作る その5 正式な部品の完成
前回から正式な部品のプリントを行っていますが、最初にプリントした部品では思いのほか「反り」が出てしまいました。プリント条件の変更と、物理的にも長手方向の両端を押さえられる様に部品を変更し、押さえ部品で強制的に反りによる浮き上がりを防止する対策をしました。今回はその結果と、その他の部品のプリントについてです。
WRX 3Dプリンターでウイングスタビライザーを作る その4 正式な部品の図面化と反り対策
試作部品のリアウイング下面の形状合わせと確認作業は完了とし、正式な部品としてこれからPETGフィラメントでのプリントを行います。試作部品はPLAフィラメントで作成しましたが、PETGではまた材料の性質が異なるのでプリント条件を見極めて設定を変更する必要があります。PLAでは3Dプリンター(A3S)のスライスソフトで用意されていたデフォルト設定をほとんど変更せずにプリント出来たので、正直な所はどの設定が何に影響するのかもよく分かってはいないのですが。
WRX 3Dプリンターでウイングスタビライザーを作る その3 全体形状とPETGフィラメント
前回試作した部品を実際にリアウイングに当ててみて、型取りゲージでの測定やCADで図面化した形状とどれだけ誤差があるのか確認してみました。その結果を踏まえてCADで再び図面を修正し、試作部品も作り直して再確認を行います。同時にウイングスタビライザーとして全体の形状、デザインも考えていきます。
3Dプリンター「JGAurora A3S」のLCDパネルのファームウェアをアップデートする
前回は「JGAurora A3S(以下、A3S)」のファームウェア(メインボード側)を、Wikiに記載されているファームウェアにアップデートしました。このファームウェアにはスカートやブリム印刷中にヘッド(Z軸)の高さを任意に調整出来る機能が追加で含まれていますが、この機能はLCDパネル側のファームウェアを、同じくWikiに記載されているファームウェアに別途アップデートする事で利用可能になっています。
3Dプリンター「JGAurora A3S」のファームウェアをアップデートする
現在、3Dプリンターでウイングスタビライザーを作成していますが、車に乗るのは週末のみなので色々部品を作っても、合わせてみたり試してみる事も週末のみの状態です。平日の夜に3Dプリンターを動かしている事もありますが、遥かに止まっている事の方が多いので今回は何か作る代わりに、ファームウェアをアップデートしてみる事にしました。