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WRX 一連のリコールに関して

2018年1月14日

2017年の完成検査に関わる問題で、スバルにおいては40万台近い車がリコールになりましたが、私のVAB-A型WRXについてはちょうど初回車検が終わった後の話になったので、リコール対象からは外れています。ただしその初回車検を迎えるまでの間を振り返ってみれば、リコールではないものの部品交換を行っている箇所もあったりします。私は車に何か違和感やいつもと違う様子が伺えたら、半年毎の点検のついでにディーラーに話してみるというパターンでいますが、何も無くてもその他の情報を確認してみる事も大事かと思います。

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交換した部品

初回車検が終わった後で書いた記事内にも書いていますが、ステアリングギヤボックスとDCCD制御ユニットを交換しています。詳しい経緯は該当記事を見て下さい。

ステアリングギヤボックスは私からの話、DCCD制御ユニットはディーラー(メーカー)からの話という事になりますが、どちらもリコール対象ではありません。※2017年8月4日付けでレヴォーグとWRXのS4についてはステアリングギヤボックスについてのリコール届がなされています。

2022年7月22日

この記事を書いてから4年経過し、私のWRX(VAB-A)は8年目になっていますが、先日スバルからリコールが発表されました。ちょうど法定12か月点検があり確認してもらった所、私の車両も対象との事。内容はバックランプスイッチ不具合による、バックランプの点灯不良。対象車はおそらくほぼ全ての車両(VAB)の様です。バックランプスイッチを交換するとの事ですが、その取り付け位置はトランスミッションの上部にあるので、作業時にはトランスミッションを降ろす必要があるかもしれません。対策部品の手配や作業日時の調整等がある為、後日の連絡を待ってからの別作業となりましたが、対象車に御乗りの方も現状不具合が出ていなければ連絡を待つ形で良いと思います(販売店との繋がりが無い場合は要連絡)。

また同時に出ているパーキングブレーキのリコール(WRX S4等)は、こちらのリコールです。

リコールとサービスキャンペーン

リコールは車の保安基準に適合しなくなる恐れがある、あるいは適合していない状態があり、原因が車の設計や製造上の問題の場合にメーカーが国土交通省に届け出た上で無償修理を行う制度です。サービスキャンペーンはリコールに該当しないものの、品質などに問題があった場合に行われる制度です。どちらの場合もディーラーから通知が来る筈です。

リコールは無償修理を受けないと車検が通らないという訳ではありません(エアバッグについては例外あり、リンク先は国土交通省HP)。その為、車検が通ったからと言って車両に全く問題が無い状態という事にもなりません。ディーラーで車検を御願いしていれば間違いはありませんが、他のショップや整備工場などで受ける場合は注意が必要です。スバルの場合はスバルのHPで車検証に記載されている車体番号からリコールやサービスキャンペーンの該当有無が検索できます。

またリコールやサービスキャンペーンではないものの、無償修理対応が行われている場合もあります。この場合もディーラーで点検を御願いすれば、その対応がある事を伝えてくれる筈です。リコールやサービスキャンペーンを含めて、同じくスバルのHP上で確認出来ます。私のDCCDの件については初期型のごく少数だった模様で、HP上には出ていなかったと記憶しています。

ディーラーでの対応

リコールやサービスキャンペーンも大事ですが、先に書いた様にディーラーで話してみる事も非常に大事だと思います。個別の事案に関しては車両の保証内容に基づいて対応してくれる筈ですし、同じ様な話が他のお客からもあって既に解決した事例(対応策がある)だったりもします。私がお世話になっているディーラーさんも今のWRXでのステアリングギヤボックスの交換をはじめ、過去GDBではフロントサスペンションのわずかな異音がある時には、保証期限も近いので全て新品に交換してみましょうという話になりました。結局は直りませんでしたが、そこまで求めてもいなかったので、この対応は驚きました。しかしディーラーや担当さんによる所もあるかとは思います(本来はあってはならないのですが)。

今回のリコールについて

今回の問題についてはそもそも国や各自動車会社の制度そのものの問題も言われていますが、自動車を構成する各部品単位でも様々な試験が行われてから出荷されています。だから安心と言うよりも私個人としては部品単位でも同じ様な問題がありそう、という感覚です。最近も業界は違いますが製品データの改ざん問題がありましたしね。

・・・そう言えば既に次の半年点検の案内が届いています。