動画編集ソフト Vegas Pro 12からVegas Pro 18へ インストールと承認について

2020年9月4日

これまでYouTubeに投稿する動画は「Vegas Pro 12」を使用していましたが、2020年8月末に「Vegas Pro 18」が発売されたので更新(新規購入)しました。「12(2012年)」が発売されてから7年以上経過していて、正直「18」までの変更点がどの様な物か、また機能や操作の違いを心配しましたが、良い意味であまり変わった様子が無いので助かりました。

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注記

記事内容は実際に私が購入した時の内容で書いていますが、時期や製品のバージョンによっては異なる場合があります。製品の購入やインストール方法についての保証、また個別の事情によるお問合せの返信等は出来ませんので、御了承願います。

これまでのVegas Pro

私が初めてVegasシリーズを購入したのは、店頭パッケージで2009年発売の「Vegas Movie Studio 9」です。当時国内代理店はフックアップ社で上位バージョンの「Vegas Pro 9」もありましたが、この頃のVegas Proは本当にプロ向けで価格も定価で10万円近い物でした。また開発・発売元はアメリカの「SONY CREATIVE SOFTWARE」で、製品の登録もアメリカのSONYサイトで行っています。

VegasシリーズはSONYサイトでもダウンロード販売が行われていて、Movie StudioからのアップグレードでVegas Proが安く購入出来たので、「Vegas Pro 9」にアップグレードしました。Movie Studioと合わせても新規で購入するよりも安価でしたが、それでも4万円?くらいだった記憶があります。

それ以降、Vegas Proの10、11、12とSONYサイトからバージョンアップ版を購入していましたが、バージョンアップ版でも1~2万円くらいでした。当時も動画編集ソフトではAdobeのPremiereがありましたが、Vegas Proの方が私には扱い安かったです。価格が安い物ではCORELのVideoStudioもあり、Vegas以前に1度購入した事もありますが、こちらでは私にとって機能が物足りなかったです。ちなみにソースネクストではCORELも扱っています。私はCOREL製品ではPaintShop Proを長年使用していますが、体験版もある本家CORELサイト側で購入しています。

Vegas Proは現在では国内代理店がソースネクストになり、Vegas Pro自体もSONYから「MAGIX」に売却されてしまい、機能的には「12」で満足していた為か、これを境にVegas Proのバージョンアップも止めてしまいました。OSがWindows10になっても使用出来ていましたが、編集中にエラーが発生したり、プレビューやエンコードにGPUの利用が出来ないのでストレスも感じていました。

Vegas Pro 18の購入

今回ソースネクストで購入したのはVegas Pro 18の「EDIT」です。EDITや無印、SuiteでもVegas本体の機能に差は無く、付属するその他のソフトウェアやプラグインが違うだけです。MAGIXでも購入出来ますが、定価はソースネクストの方がかなり安価です。また定期的に割引セールを行っているので、正直、通常販売期に購入する事は無いと思います。今回は「18」の発売記念でEDITが定価14,000円の43%引きで7,980円となっていました。

ちなみに体験版(30日間)はMAGIXサイトのVegas製品サイトからダウンロード出来ますが、サイト上の言語設定が日本だとソースネクストのサイトに転送されてしまいます。さらにMAGIXサイトからダウンロード出来るVegas製品(体験版)では日本語は選択出来ませんでした。また体験版の場合もMAGIXへの登録と体験版用シリアルナンバーでの承認が必要ですが、私は念の為にこの体験版を試しています。MAGIXには「MOVIE EDIT」等、別の動画編集ソフトもあるので注意が必要です。

MAGIX製品利用者

今回ソースネクストで初めての購入でしたが、商品(Vegas)をカートに入れて購入手続きを行う際に、ソースネクストのアカウント作成が必要となりました。ここで私は先にアカウント作成だけを行おうと思い、カートの商品を一旦削除してトップページに戻りアカウントを作成しました。アカウント作成後にMyページにログインしてみると、「MAGIX製品ご利用者様限定」としてEDITが今回のセールに合わせてさらに7%引き(計50%)の6,980円で購入出来る案内があり、結局はこの価格で購入出来ました。

MAGIX製品の利用者とは、確かに私の場合は「SONY CREATIVE SOFTWARE」の時と同じメールアドレスでソースネクストのアカウントも作成したのですが(SONYからMAGIXへの情報移管は行われている)、その情報による物でしょうか?いずれにしても通常の販売サイト側から購入しなくて良かったです。

インストール時の注意点

ソースネクストで購入してダウンロードしたファイルを実行(解凍)すると、Vegas本体とは別にインストール用ツール(インストールする.exe)が付属しています。これを実行すると最初にソースネクストのアップデートツールがインストールされます。アップデートツールはPCに常駐し通知アイコンも表示されます(正直この様な物はあまり好まないので、後にアンインストールしてしまいましたが)。

その後、Vegasのインストールランチャーが立ち上がり、Vegas本体とAI機能のインストールを行います(EDIT以外ではさらに別のソフトも含まれます)。

Vegas本体のインストール完了後、Vegas本体(Vegas Pro 18)を実行するとシリアルナンバーとメールアドレスの入力ウィンドウが表示されます。Pから始まるシリアルナンバーをコピペする場合、「P」を省略しなくても入力欄で自動的に省かれました。シリアルナンバーを入力すると次にメールアドレスの入力欄が表示されます。

ここで注意する点は、既にMAGIXサイトのアカウント(以下:MAGIXアカウント)を持っている場合はそのメールアドレスを使用する事です(別のメールアドレスで新規に作成も可能ですが)。入力するメールアドレスとMAGIXサイトの登録メールアドレスが異なっていると、Vegas本体での承認が通りません。またソースネクストのアカウントとは関係ありません。

登録(アクティベーション)ボタンを押した後に表示されるウィンドウで、MAGIXアカウントが無い場合はアカウントを新規作成し、既にある場合は「すでにアカウントを所有している」を選択して次に進みます。

インストール可能PC台数とアクティブ/非アクティブ

Vegas Proは2台までのPCにインストールして利用が可能です。その際は同じシリアルナンバーとメールアドレスを使用しますが、既に2台で使用している状態から別のPCに変更したい場合はMAGIXサイトにログインし、Vegas Proの項目にある「詳細」から、現在登録されているPCのどちらかを「非アクティブ化」する必要があります。

私の場合

私は既にMAGIXアカウントがあったのですが、最初のVegas本体でのメールアドレス入力欄は異なるメールアドレスを入力し、登録ボタンを押した後のウィンドウで「すでにアカウントを所有している」を選択、既存のMAGIXアカウントで進んでしまいました。この場合、シリアルナンバーはMAGIXアカウント(メールアドレス)側で登録されますが、Vegas本体には先に入力したメールアドレスが保存されてしまうので、以降Vegas本体では承認エラーとなる「エラーコード:-24」が表示されてしまいました。この解決方法としてはVegas本体を一旦アンインストールしてから再度インストールし直して、MAGIXアカウントと同じメールアドレスを入力するか、もしくはMAGIXアカウント側のメールアドレスを変更する様にとソースネクストのFAQに記載されています。

ただし私の場合はさらに複雑で、Vegas本体で入力したかったメールアドレスはVegas Pro 12(SONYサイト)でも使用していたメールアドレス(以下:SONYアカウント)で、既存のMAGIXアカウントは別のメールアドレスにしていました。従ってMAGIXアカウント側を変更しようとしたのですが、SONYからMAGIXへの情報移管が行われているので、SONYアカウントのメールアドレスは既に使用されている形となり、変更出来ませんでした。MAGIXアカウントと製品のシリアルナンバーの紐付けは現状では解除出来ない様子なので、諦めてVegas本体の再インストールを行い、既存のMAGIXアカウントのメールアドレスを入力しました。以降は正しく承認され、エラーも表示されていません。

※従ってMAGIXアカウントの新規作成時は、メールアドレスを間違えない様に注意が必要です。

ちなみにこれまでSONYアカウントと同じメールアドレスではMAGIXアカウントの作成は行っていなかったのですが、SONYアカウントのメールアドレスでログインする形で「パスワードを忘れた」を選択する事で、パスワードの再設定とMAGIXアカウントとしてログインが可能になり、これまでSONYサイトで購入・登録してきた製品もMAGIXサイトで表示されました。先にこれを行っておけば、MAGIXアカウントが2つある事にも気が付いたのでしょう。

MAGIXアカウントA

今回Vegas Pro 18に入力した、既存のMAGIXアカウントです。今回のEDITのシリアルナンバーが表示され、インストールファイルもダウンロード出来る形ですが、このファイルでインストールする場合は日本語が選択出来るかは分かりません。無難にソースネクストからダウンロードした方が良さそうです。またVegas Proの17と18の体験版も試していますが、このアカウントでMAGIXのMusic Makerを購入していました。全く使っていません。

MAGIXアカウントB

SONYアカウントと同じメールアドレスでパスワードの再設定を行い、もう1つのMAGIXアカウントとなった側です。一番最初はACID2.0という古さ。一応まだ各ソフトはダウンロード出来る様です。また色々とありますがVegas本体に付属していたソフトが多く、Vegas本体以外は結局どれもあまり使用していません。本当はこちらに登録したかったのですが、Music Makerがもう一方に残ってしまいます。

SONYサイト

そしてSONYアカウントは今でも有効で、MAGIXアカウントBと同様にこれまでの購入履歴が確認出来ます。「ダウンロード」はMAGIXに転送されます。

その他

ソースネクストからのダウンロードファイル

ソースネクストサイトからダウンロードしたファイルの中身ですが、先のインストール用ツール以外にはソースネクストのアップデートツール(SSSBootstrap.exe)、Vegasのインストールランチャー(launch.exe)、Vegas本体のインストールファイル(Vegas Pro 18フォルダー内)、AI機能のインストールファイル(Vegas Deep~フォルダー内)があります。インストール用ツールやランチャーを使用しなくても、Vegas本体とAI機能のインストールファイルのそれぞれでインストールは可能です。

私の環境

上記の上側がVegas Pro 12、下側が今回の18です。18でも12で作成したファイルは読み込めました。ダーク配色は最近の流行りでしょうか。ちなみに左はメインの27型の4Kモニター、右はサブで24型1920*1200モニターです。サブ側でプレビューウィンドウを大きく表示し、エクスプローラー等を開くのにも使用しています。

動画作成・編集は大きなモニターやサブ画面があった方が断然便利ですが、4Kモニターでは逆に各ボタン類が小さくなってしまい、クリックするのが大変です。Windows10ではOSでも調整出来ますが、まだまだ希望通りにはなりません。

Vegas Pro 18ではプレビューにGPUが効くので、編集がかなりスムーズになりました。エンコードもだいぶ速くなりましたが、私の環境では映像やエフェクトを重ねていくとあまり変わらないかも。また12には無かったモーショントラッキングの機能がここまでスムーズに利用出来るとは思っていませんでした。以前はBoris FXのBCC Match Moveを試してみましたが、とにかく重くて時間の掛かるものでした。

ただしVegas Pro 18で編集中に1度だけ、やはりエラーが発生した事がありました。またエンコードが途中で止まってしまう現象がありましたが、これは良かれと思ってキャッシュ量を2GBに設定したのですが、デフォルトの200MBに戻したら直りました。

またZOOMのハンディレコーダーH2nを使用していますが、ZOOMサイトからダウンロード出来るMSデコーダー用プラグインも、Vegas Pro 12同様に18でも利用出来ました。

HitFilm ExpressとIgnite Express 2017

動画編集ソフトとしては日本語は選択出来ませんが、無料で使用できるFX HomeのHitFilm Expressと、こちらも無料のエフェクトプラグイン集のIgnite Express 2017もインストールしています。HitFilmでは「Mocha HitFilm」を使ってみたくて別途追加プラグインとして購入していますが、正直ほとんど使用していません。

Ignite Express 2017はインストールする事でVegas Pro 12のサードパーティープラグインとして利用出来ましたが、Vegas Pro 18ではプラグイン内に表示されません(Ignite Expressの再インストールもしてみた)。Ignite Expressは2017以降更新もされていないのですが、HitFilm同様こちらも最近は利用するプラグインが無い状態だったので、問題は無さそうです。

・・・ソフトを色々試したり新しくしても、動画の編集センスが向上する訳ではないのですが。