ドライブスポット25 群馬県多野郡神流町 神流川公園(こいこいあいランド会館)
国道462号線で群馬県多野郡神流町の神流町役場がある町の中心部で、すぐ近くを流れる神流川にある公園です。ただし「神流川公園」は現在の公共駐車場で、以前はゲートボール場や遊具があったのですが、今はそれらは無くなり全て駐車場になっています。毎年5月に掲げられる大量の鯉のぼりと、夏季の河川敷での水遊びやバーベキューで賑わう場所ですが、その場所はあくまで近くにある「こいこいあいランド会館下の河川敷」という範囲で、その為の駐車場として使われています。
神流川公園(こいこいあいランド会館)
元々ゲートボール場や遊具があった神流川公園は、現在全て駐車場スペースになっています。国道462号線から入ると「こいこいあいランド会館」がありますが、こちらは多目的ホールや談話室を備えた施設で神流町の観光案内所も併設されています。
公園へのアクセス
神流町役場付近の国道462号線には唯一押しボタン式の信号機があり、この信号機のある地点から神流川方向に入る道があるのでこれを進むと吊り橋が見えてきます。さらに坂を下って右側に公共駐車場があります。国道462号線沿いにも駐車場がありますがそちらは診療所の駐車場の様子なので、駐車は避けた方が良さそうです。
駐車場
駐車場は神流川に沿ってかなり長い敷地になっています。上記写真の奥側が吊り橋のある入口側です。
駐車場の中央付近にはトイレがありますが、以前はこのトイレを挟んだ両側それぞれにゲートボール場と遊具があり、「神流川公園」という名称だった様です。上記写真のトイレ右側にも駐車場が続いています。またトイレは先の「こいこいあいランド会館」にもあります。
園内(河川敷)の様子
駐車場と神流川の間には遊歩道が整備されています。この日は2020年の10月末で、対岸の木々の紅葉が始まっていました。桜の木もあるので春にも桜の開花が楽しめそうです。
遊歩道からは神流川に降りる事が出来ます。
手前側には神流川の本流とは別に小川が整備されていますが、元は塩沢ダムから流れる支流の塩沢川からの流れの様です。石橋も掛けられています。
対岸にも遊歩道やトイレが見えます。その他にキャンプ場や神流町の町民プールがあります。
対岸へは歩行者専用の吊り橋で渡る事が出来ます。
神流川の河川敷には車での乗り入れも可能です。国道462号線から入って来てそのまま直進する形です。
吊り橋はこいこい橋という名前でした。車止めとして鯉が立っていますが、最初はロケットかと思いました。
見た目「吊り橋」ですが、実際にはしっかりとした構造で揺れる事はありません。
吊り橋から下流側を見ています。ワイヤーロープが何本か見えますが、5月にはこれに鯉のぼりが掲げられる様です。
上流側の河川敷を見ています。車の乗り入れも出来るのですが2019年の台風の影響からか、かなりスペースが削られてしまった様子です。この日は凹凸も多くあり雨でぬかるんだ様子もあるので、車の乗り入れには注意が必要です。
今回はあえて5月や夏季のシーズンではない秋の10月に行きましたが、対岸の紅葉がもう少しで綺麗に見えそうでした。人も車も少なく地元の方が散歩をしている程度で、静かに過ごすにはとても良い場所です。ただし少々寒かった・・・。
その他
5月に鯉のぼりが掲げられる「鯉のぼり祭り」や、夏季の水遊びやバーベキュー等の「神流の涼」では駐車場や施設の利用に料金や受付手続きが必要になります。2020年はどちらも開催されなかった様ですが、利用の際には事前に情報の確認をお勧めします。またかなりの混雑も予想されます。周辺には食事や買い物の出来る大きなお店は無いので、神流町に来る道中で準備してきた方が良いと思います。
この場所から国道462号線を西へ2km弱ほど進めば、道の駅 万葉の里があります。
またすぐ近くの県道46号線で北へ3kmほどの所には、塩沢ダムがあります。