ドライブルート7 県道11号線から県道294号線 小川町~東秩父村~寄居町
至:埼玉県大里郡寄居町末野(末野交差点)
所要時間:約30分 距離:18.5km
ルートについて
埼玉県の県道11号線というと真っ先に思い付くのは「定峰峠」です。東秩父村から秩父に繋がる峠道で某車アニメの舞台にもなっています。しかしドライブ向きかと言うと少々疑問です。峠道なので急カーブも多く、2車線あったかと思うと急に狭くなる箇所もあります。適度な緊張感を持ちつつ走りを楽しむには良いかもしれませんが、ノンビリとはいきません。
その県道11号線ですが小川町や東秩父あたりは適度な田舎道でゆったりと走れます。そして落合橋交差点で左折せず(定峰峠には向かわず)に直進して県道294号線を進むと、そのまま寄居方面の国道140号線へ抜けることが出来ます。県道294号線は一部狭くなる箇所がありますが基本的に2車線道路で、ほど良いワインディングが続きます。国道140号線に出てからはそのまま長瀞方面へ向かって秩父入りするか、国道140号線と並走する県道82号線を通るのもオススメです。県道82号線へは国道140号線の「末野交差点」から2-3分長瀞方面に向かった後、秩父鉄道「波久礼駅」の駅前交差点を左折します。
周辺の施設・お店など
道の駅おがわまち
今回のルートの起点としています。関越道の「嵐山小川」から10分ほどで到着出来ます。この道の駅では地元のお酒、野菜、和菓子の販売、そば・うどんの食事処があります。細川紙と呼ばれる伝統和紙に関する工芸会館もあります。関越道に近いのでドライブ、ツーリングの待ち合わせなどにも良い場所です。休日は多くの自転車乗りさんも居ます。
栃本親水公園
兜川のほとりにある公園です。それほど広い公園ではありませんが天気の良い日は川沿いでのんびり出来ると思います。比較的最近に整備された公園です。トイレとちょっとした遊具もあります。
小松屋本店
小川町町内で時々見掛ける「生クリーム大福」看板の和菓子屋さんです。創業が寛政3年という老舗だそうです。いつも看板だけは目に留まっていましたが、あの看板を見ると小川町、東秩父に来た感じがします。小川町駅の方にも2店舗あるようです。
大河原橋トイレ
県道11号線沿いにあるトイレですが、とても綺麗に整備されています。駐車スペースも狭いながら3台分確保され、自販機もあります。東屋もあり道路反対側にある山と畑を眺めながら一息付けます。バイクや自転車乗りさんには良いかもしれません。
道の駅和紙の里ひがしちちぶ
2016年10月にそれまであった和紙の里、JAの農産物販売所、食事処が道の駅としてオープンしました。道の駅おがわまちと被るような印象ですが、関越道方面ではなく毛呂山町やときがわ町方面から来た場合は、道の駅おがわまちへは少し逆方向に行く形になるので、直接こちらに向かって休憩した方が良いと思います。
花桃の郷
なだらかな山の斜面に桃花の木が広がっていて、3月から4月に掛けて桃花を眺める事が出来ます。東屋や展望台もあります。駐車場もありますがあまり広くないようです。綺麗なトイレもあります。観光施設というよりも地域の方々が協力して整備されている感じです。シーズン中は混雑するようですが、民家も近いので気を付けたいところです。
中間平緑地公園
県道294号線からは離れますが、ココから山の中に進んだ所にある公園です。この公園に至るまでの道中はかなり道幅は狭いです。公園付近は視界も開けていて、道路沿いにある展望台からの眺めも良いです。しかし公園内にある展望台は老朽化で立ち入る事は出来ませんでした(2015年)。公園内にトイレもありますがこちらも老朽化が進んでいる印象です。道路沿いの展望台にもトイレが併設されており、利用はこちらの方が良いと思います。特に施設はありませんが、逆にとても静かでのんびりしている公園です。
日本の里
上記の中間平緑地公園から皆野寄居バイパス方面に来た所にあります。また国道140号線で県道82号線に入った所からも来ることが出来ます。風布川沿いにある水と自然をテーマとした施設です。散策やバーベキューが出来、食事処や売店もあります。日本水と呼ばれる名水百選の水は、さらに進んだ先で汲むことが出来ます。
その他・補足
先にも書きましたが、県道11号から県道294号線、国道140号線からすぐに県道82号線に入り、ぐるっと回って秩父に向かうコースがオススメです。県道82号線については下記記事にて。
県道11号線で定峰峠を越えるルートは下記記事にて。
県道11号線から秩父高原や天空のポピーに向かう県道361号線については下記にて。
動画
道の駅「おがわまち」から県道11号線と県道294号線で、国道140号線「末野交差点」まで。県道294号線の途中で少しショートカットしています。