ドライブルート番外14 首都高速道路 その7(都内の夜景お勧めルート編)
至:東京都世田谷区松原(首都高下り 永福I.C)
所要時間:約2時間20分(渋滞無し) 距離:約156km(共にGoogleMap調べ)
2020年からの新型コロナの影響で県外移動が出来ない間、首都高を回る事が格段に増えました。特に何処へ行く当ても無く、これまでのドライブの代わりとしていましたが、さすがにほぼ全ての首都高を走り尽くしてしまいました。この記事の作成時で新型コロナの第5波(東京2020大会開催時)もやっと終息に向かい、非常事態宣言も解除されていますが、首都高の締めくくりのつもりで今回は夕方過ぎの夜景を見に行ってきました。今回もいつもの通り4号新宿線の「高井戸」から乗って「永福」で降りたので、高速料金は300円でした。またこの時の車載動画はこの記事の最後に掲載しています。
注記
この記事の内容はETC搭載車かつ普通車を基本にしています。ETC非搭載車(現金車)や軽自動車、二輪車、大型車等では条件や料金は異なります。また記事公開後に条件や料金等が変更になる場合もあるので、記事内容を保証する事は出来ません。実際に首都高を走行する際は、首都高サイトで条件や料金等の確認をして下さい。意図しない料金が発生した等の責任も負う事は出来ません。※この記事内の金額は記事公開時の金額です。
また夜景については季節や天候の他、時間帯によっても状況が異なる場合があるので(照明やイルミネーションの有無)、必ず見る事が出来る訳ではありません。夜景の綺麗さの判断もあくまで個人的な物です。
ルートについて
今回は個人的に都内の夜景が綺麗な場所を通るルートを選択しています。ただしB湾岸線やK5大黒線、K1横羽線で神奈川県内も通っていますが、これは1号羽田線で「天王洲アイル」付近を通りたかった為です。天王洲アイル付近もとても夜景が綺麗なのですが、1号羽田線で天王洲アイル付近を通るにはどうしても神奈川県内、しかもかなり大回りしないと戻って来れません。C2中央環状線が出来る前は「大井JCT」でB湾岸線西行きから1号羽田線上りに戻れたのですが、現在はB湾岸線西行きからはC2中央環状線に繋がっています(反対方向のB湾岸線東行きは1号羽田線にも行ける)。
※GoogleMapでの地図作成の都合上、ルートを首都高の各PAで区切っています。必ず立ち寄る必要は無く、またそれ以外にもPAはあります。さらに首都高のPAは騒音対策として夜間閉鎖となる場合もあるので注意が必要です。上記地図の左上(⇒)からメニューを表示させ、各ルートのチェックマークで表示のON/OFFが可能です。
1.高井戸IC~箱崎PA
ルート順
4号新宿線高井戸IC~C1都心環状線内回り~1号羽田線下り~11号台場線下り~B湾岸線東行き~C2中央環状線内回り~6号向島線上り~箱崎PA
見どころ
C1都心環状線内回りの谷町JCT付近
11号台場線下りのレインボーブリッジ
C2中央環状線および6号向島線から見えるスカイツリー(上記は6号)
※画像は全て動画(記事最後に掲載)からのキャプチャーです。
補足
C1内回りでは一ノ橋JCTを過ぎると東京タワーも少し見えますが、内回りからはあまり良く見えません。反対方向の外回りの方が良く見えます(ただし見える時間は少ない)。11号下りのレインボーブリッジではお台場にある大観覧車のイルミネーションも見えます。スカイツリーに関してはC2では内回り、6号では上りからの方がそれぞれ良く見えます。箱崎PAは「箱崎ロータリー」内にあり、他のPAとは異なっていて少々複雑(首都高HP)です。
この間にあるPA
4号上りの永福PAと代々木PA、6号上りの駒形PAと箱崎PAがあります。地図上ではB湾岸線には辰巳第1PAと第2PAがある様に見えますが、第1PAと第2PAはそれぞれB湾岸線東行きと西行きから、辰巳JCTで9号上りへ進まないと利用出来ません。
2.箱崎PA~大黒PA
ルート順
箱崎PA~9号深川線下り~B湾岸線西行き~大黒PA
見どころ
B湾岸線西行きの辰巳JCT付近
B湾岸線西行きのお台場付近
※画像は全て動画(記事最後に掲載)からのキャプチャーです。
補足
9号下りは正直なところ、あまり見どころはありません。辰巳JCTでB湾岸線西行きに入る付近で周辺の高層ビルの夜景が見えてきます。その先のお台場付近では先のレインボーブリッジから見えた大観覧車がもう1回見えます。
箱崎PA(箱崎ロータリー)からは6号上り下りと9号下りへ進む事が出来ます。今回は9号下りへ進んでいますが、これはB湾岸線へ行く為です。6号上りからC1外回り~再び11号下りというルートもありますが、既に通っているので重複を避けています。
羽田空港付近通過後はそのまま神奈川県へ入りますが、これは1号羽田線で天王洲アイル付近を通る為です。これを無視するのであればB湾岸線西行きから11号台場線の上りへ進んで、今度はレインボーブリッジを反対方向へ進む事が可能です(※1)。
神奈川県内では工場地帯の夜景も綺麗と言われますが、首都高サイトではK6川崎線として紹介されています。ただし神奈川県内のJCTは一方向のみにしか進めない事が多く、都内から周回するにはK5大黒線まで進む必要があります。今回はK6は諦めましたが、「B湾岸線西行き~K6上り~K1横羽線下り~K5大黒線下り~B湾岸線東行き~大井JCT~1号羽田線上り」と、8の字を描いても良かったかもしれません。ただし今回はあくまで「都内」としているので、神奈川県内の内容は省いています。
この間にあるPA
B湾岸線西行きに大井PAと大黒PAがあります。大黒PAは大黒JCT内にあるので、こちらも少々複雑(首都高HP)になっています。辰巳第1・第2PAは9号下りからは利用出来ません。
3.大黒PA~芝浦PA
ルート順
大黒PA~K5大黒線上り~K1横羽線上り~1号羽田線上り~C1都心環状線外回り~3号渋谷線下り~C2中央環状線内回り~B湾岸線東行き~11号台場線上り~芝浦PA
見どころ
1号羽田線上りの天王洲アイル付近
C1都心環状線外回りの東京タワー
3号渋谷線下りの渋谷駅付近
11号台場線上りのレインボーブリッジ(最初とは逆方向)
※画像は全て動画(記事最後に掲載)からのキャプチャーです。
補足
K1横羽線は多摩川を越えると東京都に入り、首都高路線も1号羽田線になります。1号の天王洲アイル付近ではタイミングが合えば東京モノレールと並走する事も出来ます。その後はC1から3号に進んで渋谷と大橋JCTを通り、C2を経由して再びB湾岸線東行きに戻りますが、これはレインボーブリッジを最初とは逆方向の上りから通る為です。上り方向からは都心部の夜景を見る事が出来ます。
ちなみに大黒PAから再びB湾岸線西行きに戻り、K3狩場線で横浜のみなとみらい地区を経由してK1横羽線に戻る事も可能です。また先の※1で神奈川県内には入らず、B湾岸線西行きから11号台場線上り~1号羽田線上りとする事も可能ですが、この場合のその後はC1外回り~3号下り以降となり、もう一度11号上りでレインボーブリッジを通過する事になります。さらに渋谷方面も省きたい場合は、次の「4.芝浦PA~永福IC」とする事も可能です。
大黒PAからのルートでC1外回り~3号下り~大橋JCT~C2内回りを省きたい場合は、神奈川県内のK6川崎線もしくは昭和島JCTでB湾岸線東行きに戻って、11号上りに進む事も可能です(※2)。
この間にあるPA
1号上りの平和島PAと、11号上りの芝浦PAがあります。
4.芝浦PA~永福IC
ルート順
芝浦PA~11号台場線上り~1号羽田線上り~C1都心環状線内回り~4号新宿線下り~永福IC
見どころ
C1都心環状線内回りの浜崎橋JCT付近(汐留)
C1都心環状線内回りの神田橋付近(大手町)
※画像は全て動画(記事最後に掲載)からのキャプチャーです。
補足
芝浦PAからは出口とする4号下りの永福ICへ向かう為のルートですが、C1外回りは既に通っているので内回りで銀座・京橋方面に進んでいます。先の※2で渋谷方面を省いた場合はC1外回りを通っていないので、東京タワーを見たい場合はC1外回りへ進みます。その後、C1内回り外回りとも三宅坂JCTで4号へ進む事が可能です。
C1の銀座・京橋付近は旧江戸城の堀の中なので、夜景は全く見えません。4号では新宿のビル群を期待しますが、こちらの夜景はあまりよくは見えません。
この間にあるPA
C1都心環状線内回りから6号向島線下りに進む事で箱崎PAが利用出来ます。箱崎PAからは6号上りに戻れるので、再びC1都心環状線内回りにも戻れます。
その他
最初の地図の通り、結局は都内の首都高路線の全てを通る様なルートですが、唯一5号池袋線を通っていません。理由は5号を通るにはC2中央環状線を大回りする必要がある為と、重複ルートが多くなってしまうので今回は諦めています。5号の夜景としては池袋駅、サンシャイン60付近が綺麗なのかもしれませんが、実際に見た事はまだありません。
神奈川県内では先のK6川崎線(工場地帯)とK3狩場線(みなとみらい地区)も上げましたが、時間と距離的に今回は「都内」という事にしています。いずれは改めて神奈川県側の夜景記事を書きたいとも思っています。
首都高では夕方の帰宅時間帯は渋滞が多く発生し、夜遅くになると今度は速度の速い車が多くなるという事で(個人的な印象を含む)、夜景を見るには20~22時くらいが良いと思っています。ただしあまり遅い時間ではイルミネーションが終わってしまっている事もあります。
その他の首都高記事
PA巡り
首都高のC2より内側にある全てのPAを巡ってみました。この場合も1度も首都高からは降りず、高速料金が300円になる様にしています。
首都高の料金について
首都高料金(最短料金距離)の条件については下記記事を見て下さい。
首都高で注意する点
首都高を走行する際に注意している点を書いてみました。
その他、首都高に関するこのブログ内の記事はこちらから(首都高タグ記事)。
動画
今回の動画ですが、下記は夜景が綺麗だった場所をダイジェストで載せています。この記事で見どころとして挙げた地点以外もあります。また渋滞を除いたほぼ全行程(約2時間)はこちらです。
首都高の走行動画は記事に掲載した物以外にもYoutube(「首都高」プレイリスト)で公開しています。