動画編集ソフト VEGAS Pro 21 Build208へのアップデートと新機能・改善点
2023年12月12日、VEGAS Pro 21で2回目のアップデート「Build208」が公開されました。日本国内版をソースネクストから購入している場合でも、VEGAS Pro起動時の通知、または起動後にメニューの「ヘルプ」から「ソフトウェアのアップデートを確認して下さい…」を選択すると、アップデートファイルの有無の確認が可能で、アップデートがある場合は開発元となるMAGIXからダウンロードと、その後のインストールが可能になります。
この記事はVEGAS Pro21の「Build108(発売時)」から最初のアップデート「Build187」について記載した記事に、その後にアップデートが行われた内容を追記しています。
注記
この記事の内容は私の環境(方法)での場合です。記事内容を元にした作業等を行っても、その通りの結果とならなかったり、他の問題や不具合が発生する場合もあります。実際の作業等は自己責任と自己判断の上で行ってください。
2024年4月8日追記
2024年4月8日、VEGAS Proのアップデート「Build300」が公開されました。いつもはこの記事に追記していましたが、「Build300」でのアップデート内容の多さや、MAIGX社の破産情報もあって長くなる為、別記事としています。
Build208のアップデート内容(2023年12月12日)
今回のアップデート内容も、MAGIXの公式フォーラムに記載されています。今回は新機能は無く、バグ修正のみになっていますが、既知の問題として最新のAMD Adrenalinドライバーを使用すると問題が発生する場合があり、その場合は過去のバージョンに戻す事が推奨されています。
また今回のアップデートでは「Deep Learning Models」のアップデートはありません(Build187から変更無し)。アップデート方法はこの記事後半に記載しています。
※海外の「サブスクリプション版」の内容も含まれているので、ソースネクストの国内版では該当しない項目もあります。
既知の問題:
- 最近のAMD Adrenalinドライバーを使用すると、VEGAS EffectsとHitFilmで青と赤の色が入れ替わる場合があります。この問題を回避するには、ドライバーをバージョン23.7.2に戻すことをお勧めします。
修正と改善:
MAGIX公式フォーラムより、Google翻訳にて翻訳後に引用・一部修正
- トラックレベルで適用されたVSTプラグインで元に戻す操作を実行するときに発生するバッファエラーを修正しました。
- Windowsタスクバーにレンダリングタスクの進行状況が再び適切に表示される。
- Audio FXで元に戻すまたはやり直し操作を実行すると、UIが適切に更新されるようになりました。
- 環境設定にVSTプラグインが適切に表示されるようになりました。
- 一部のサードパーティ製OFXプラグインに影響を与える黒いフレームの問題を修正しました。
- スプラッシュ画面に進行状況が適切に表示される。
- Z-Depthプラグインの時間フィルタリングの問題を修正しました。
- VEGASメッセージボックスのサイズが、表示されているテキストの長さに応じて適切に変更されるようになりました。
- モーショントラッキングパネルがMocha Proからのデータを適切にサポートするようになりました。
- 拡張機能メニューの[ツール]-[ツール]の誤ったメニューオプションを削除しました。
- Audio Event FXまたはMaster FXウィンドウが開いているときにユーザーがAudio Track FXに切り替えることができなかったバグを修正しました。
- サードパーティのビデオプラグインのテキストが切れなくなりました。
- スタイル転送の使用中に赤と青の色が入れ替わる可能性がある問題を修正しました。
- スローモーションプラグインの使用時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- FXエディターのキーフレームペインでツールバーボタンをクリックしたときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- ユーザーがシステム統計をオンにしている場合にシャットダウン時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- 一部のサードパーティ製ビデオFXを使用すると、調整イベントがフルフレームを表示しない場合がある問題を修正しました。
- 一部のCPUベースのデコーダーでのMeteor Lake CPUのサポートを更新しました。
- ほとんどのビデオプラグのオンラインヘルプページが更新され、掲載されました。
- イベントを削除するか、エフェクトがオンになっているトラックを削除すると、オーディオFXウィンドウが正常に閉じます。
- ハブへのText-to-Speech接続が改善されました。
- 調整イベントをタイムラインに配置しても、モーション ラッキングがクラッシュすることはなくなりました。
- オーディオFXのバイパスを元に戻すまたはやり直しすると、UIが適切に更新されるようになりました。
- YUV-RGB変換の誤ったテクスチャ書き込みを修正しました。
- NVidia GPUのOpenCLカラー変換パスをオンにする。
- ニュースフィードウィンドウの翻訳を修正しました。
- 一部のAIプラグインを使用するときに、適切なハードウェア デバイスが選択されるようになりました。
- スマートマスクプラグインの使用時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- Hubウィンドウの初期化時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- ミキシングコンソールのFXボタンが常に期待どおりに動作するようになりました。
Build187のアップデート内容(2023年11月9日)
2023年11月9日、VEGAS Pro21で発売後の初となるアップデート「Build187」が公開されました。
今回のアップデート内容はMAGIX公式フォーラムの投稿に記載されています。その内容を以下にGoogle翻訳にて翻訳後、引用(一部修正)してここに記載しますが、非常に多くの項目がある事から、長くなるので折り畳み式にしています。なお、これまでのアップデートで併記されていたアップデートのナンバリング(Update1、Update2~)は無い様子です。あっても分かりにくいだけだった気もしますが…。
また今回のアップデートは、特に「改善とバグ修正」に非常に多くの項目があり、アップデート後の利用し易さや安定さが大きく改善する可能性があります。
※海外の「サブスクリプション版」の内容も含まれているので、ソースネクストの国内版では該当しない項目もあります。
※既知の問題について、ソースネクストの国内版では異なる内容があるので、このブログ記事で以下に記載の「アップデート-注記」の項目を見て下さい。
既知の問題:
- ようこそ画面が開いているときにVEGAS内で更新がトリガーされると、自動更新が停止する可能性があります。この問題が発生した場合は、インストーラーをキャンセルして、次回のVEGAS Proの起動時に自動アップデートを再試行し、アップデートを開始する前にようこそ画面を閉じるか、直接リンク経由でアップデートをダウンロードして手動でインストールすることができます。
- 最近のAMD Adrenalinドライバーを使用すると、VEGAS EffectsとHitFilmで青と赤の色が入れ替わる場合があります。この問題を回避するには、ドライバーをバージョン23.7.2に戻すことをお勧めします。
新機能:
- AV1デコード。
- AV1レンダリング。
- 再生中にスペースバーの動作を切り替える新しいボタン。
- 調整イベントのスクリプトアクセスを追加。
- OffsetおよびWrapプラグインでのGPUサポート。
- スマートマスクポイント生成をより効率的に改善する。
- MochaProの統合、MochaVEGASの動作と一致。
改善とバグ修正:
MAGIX公式フォーラムより、Google翻訳にて翻訳後に引用・一部修正
- 最後のプラグインがチェーンから削除されると、FXウィンドウを自動的に閉じます。
- VEGASコンテンツから削除されたファイルからVEGASを起動してもクラッシュが発生しなくなりました。
- MXHEVCプラグインの更新と改善。
- アップデートサービスの改善。
- Text-to-SpeechのHubログインの改善。
- Explorerウィンドウのナビゲーションボタンが正しく動作するようになりました。
- クラッシュダイアログに電子メールアドレスフィールドを追加しました。
- VEGASを繰り返し開いたり閉じたりすると、更新サービスで発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- 一部のVSTプラグインのUIのサイズ設定の問題を修正しました。
- 最初のメディアファイルを選択したときにエクスプローラーウィンドウが不具合を起こすことはなくなりました。
- OffsetおよびWrapプラグインの改善。
- ベジェマスク作成時のMochaVEGAS交換の改善。
- ハードウェア検出プロセスが失敗した後にサポートされていないメディアを追加しようとすると発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- サードパーティプラグイン用のOFX Interactsの改善。
- タイトルとテキストを再度開いたときにOFXインタラクトが表示されない問題を修正しました。
- フルレンジが適切に使用されないOFXプラグインの2Dパラメーターの問題を修正しました。
- MochaVEGASの元に戻す/やり直し履歴の問題を修正しました。
- ショット検出の使用時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- 一部のディスプレイで水平または垂直スクロールバーをスクロールするときに発生するクラッシュを修正しました。
- ATRACレンダラーのカスタムテンプレートが期待どおりに動作するようになりました。
- OFXプラグインのさまざまなピクセル構成に対する適切なサポートを追加しました。
- アルファチャネルがZ-Depthプラグインでより適切に処理されるようになりました。
- AC-3ファイルは常に適切な長さでVEGASにインポートされるようになりました。
- 特定のGoProファイルを読み取るときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- 一部のIntel CPUおよびGPUデコーダのパフォーマンスとメモリ使用量のバランスを改善します。
- スクリプトAPIにUNIXスタイルのパス名のサポートを追加。
- REZup FXがプラグインチェーンのパン/クロップの前に配置されている場合、REZup FXからの適切なカラー出力に関する問題を修正しました。
- MPEGオーディオを含むすべてのメディアを適切にサポートするようになりました。
- エンベロープ編集時のVSTプラグインのパフォーマンスと応答性が向上しました。
- サイズ変更可能なVSTプラグインは、サイズ変更時にFXウィンドウ全体を埋めるようになりました。
- 一部のシステムで発生する可能性がある起動時の長い遅延を修正しました。
- オーディオFXチェーンを構築するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- VEGAS Hubウィンドウの初期化時に発生する可能性のあるクラッシュを修正しました。
- エフェクトのプレビューサムネイルをレンダリングするときにプラグインウィンドウで発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- MKVファイルのサポート。
- 一部のeFXプラグインを使用するときに発生する可能性がある同期エラーを修正しました。
- ProResレンダリングでは、欠落しているピクセルの行と列のいずれかがなくなりました。
- 数年間サポートされていなかった一部のAC3テンプレートを削除しました。
- 一部の高DPI モニターで[更新]ダイアログを開いたときの表示の問題を修正しました。
- プリセットラベルが高DPI環境で適切に配置されるようになりました。
- ミキシングコンソールのUIが改善され、高DPI環境でより適切に表示されるようになりました。
- 一部のレンダリングされたProResファイルのアスペクト比が正しくない問題を修正しました。
- PNGファイルでアルファチャネルが検出された場合、アルファチャネル設定を自動的に適切に設定します。
- Beauty Box OFXプラグインの最小/最大範囲を修正しました。
- マスクの作成操作後に元に戻すを実行すると、青いマスクのアウトラインが消える問題を修正しました。
- 調整イベントによるアルファ背景の処理の改善。
- Z-Depthプラグインのキーフレーム補間の改善。
- 一部のメディアの不適切な色変換を修正しました。
- 高DPI環境でオーディオトラックのトラックヘッダーに「In」と「Out」が正しく表示されるようになりました。
- 改良されたスローモーションOFXプラグイン。
- MP3プラグインのフリーズまたはクラッシュの可能性を修正しました。
- カラーコレクタプラグインの使用時に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- 2D位置パラメータを含むOFXプラグインの表示の問題を修正しました。
- デフォルトでループ再生ボタンが含まれるようにプレビュートランスポートツールバーを変更しました。
- Credit Rollプラグインを使用した編集でハングが発生しなくなりました。
- HEVCリーダーでのアスペクト比の処理に関する問題を修正しました。
- スマートマスクで元に戻すとアプリケーションがハングしなくなりました。
- この形式のより多様なファイルをサポートするためのMXFリーダーの改良。
- UIアセットに関連するリソース リークを修正しました。
- 非常に長いプロジェクトファイル名で発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
- Audio FXウィンドウの高DPI表示の問題を修正しました。
- カラーグレーディングパネルの自動コントラスト機能でクラッシュが発生しなくなりました。
- ローカライズされたバージョンのVST設定ウィンドウのUIの問題を修正しました。
- MPEGメディアの処理の改善。
- カラーマッチプラグイン使用時に発生するクラッシュを修正。
- Panasonic PX 270カメラのMXFファイルを適切に読み取るようになりました。
- デコード用のハードウェア選択の改善。
- カラーグレーディングパネルの使用に伴うパフォーマンスの低下を修正。
- VEGASコンテンツのダウンロードエクスペリエンスの向上。
- ワームホールVSTがVEGASで適切に動作するようになりました。
- プリレンダリングされたファイルを無効なパスに保存することによって発生するクラッシュを修正しました。
- Nectar 3 Elementsプラグインのハングの問題を修正しました。
- カラーグレーディングパネルのホワイトバランスコントロールの温度スライダーの不具合を修正しました。
- ドライバー更新ユーティリティがNVidia RTX 4000シリーズカードを適切に認識するようになりました。
- 調整イベントのコンテキストメニューには、これらのタイプのイベントで実際に使用できるオプションのみが含まれるようになりました。
- 最新のドライバーを使用しているAMD GPUで赤と青が入れ替わる問題を修正しました。
- 一部のイベントで最後の数フレームで大きな音声エラーが発生する問題を修正しました。
新機能としては新たに「AV1」の動画フォーマットに対応した点が大きいでしょうか。AV1はH.264に比べて圧縮効率が3割ほど高いとされ、特に配信やOBSでの高画質化、あるいはファイルサイズの縮小に貢献するとされています(参考:窓の杜)。AV1はWindows10でもサポートされ、GPUではINTEL CPUの第11世代からの対応になっています。また最近のミニPCで搭載されている「Alder Lake-N」シリーズでもサポートされています。その他のGPUではnVidiaであればRTX40、AMDであればRX7900、INTELではArc A以降が対応している様です。
改善・バグ修正としては、今回非常に多くの項目があるので、VEGAS Proユーザーの中でも注目点は異なるかと思いますが、個人的には4Kディスプレイを使用しているので、幾つかの「高DPI環境」に関する内容が気になっています。また一番最後の「最後の数フレームで大きな音声エラー」という項目も、非常に稀ですが何度か経験しているので(カットした位置の手前に、大きなポップ音ノイズが入る)、改善している事に期待しています。
さらに「一部のIntel CPUおよびGPUデコーダ~」と「一部のシステムで~起動時の長い遅延」に関して、特に先日試した「Alder Lake-N」CPUでは、初回起動時に約10分という時間が掛かっていたので、これが改善されている事にも期待しています(まだ未確認:下記に追記)。ただしこの症状はインストール後の初回起動時のみで、2回目以降はスムーズに起動しています。これは「Deep Learning Models」に起因する様です。
追記
ノートPC側のアップデートを行いました。アップデートは上書きでは無く、古いBuildをアンインストールした上で新しいBuildをインストールする形なので、結果としては新規インストールと同条件と思っていますが、アップデート後の初回起動時に、Build108では10分掛かっていた時間が無くなりました。
アップデート
注記
まず、Build187のアップデート内容で既知の問題として記載されている、VEGAS Pro起動時の「ようこそ画面」が表示されている時にアップデートが実行されると、自動更新が停止する可能性があると記載されています(正確には更新前のBuild108の問題)。この場合はアップデートを一旦キャンセルし、「ようこそ画面」を閉じてからアップデート、または起動時に「ようこそ画面」を表示させない設定にして、次回起動(再起動)時にアップデートを行うようにと記載されています。
さらに別方法として「直接リンク経由でアップデートをダウンロードして~」ともありますが、MAGIX(公式フォーラムを含む)から提供されている、VEGAS Proのインストール(アップデート)ファイルには日本語版は含まれていません。後日ソースネクストから提供される(ログイン後の「登録済み製品」から)、更新されたインストール用ファイルを使用して下さい。MAGIXからのインストールファイルでインストールやアップデートを行うと「海外版」となり、国内版とは別製品となってしまう為に、その後のアクティベーションが通りません(ソースネクストFAQ)。
また今回のアップデートはVEGAS Pro本体と、AI機能の「Deep Learning Models」の2つのアップデートになっています。更新前のVEGAS Pro(Build108)でのDEEP~のバージョンは「21.0.0.0」、更新後のバージョンは「21.1.0.0」との事ですが、私がアップデートを行った時はDeep~のアップデートが行われませんでした。「Deep Learning Models」についてはMAGIXの公式フォーラムに記載されているリンクからダウンロード、およびインストールが可能です。
Deep~のバージョンは、Windowsの「アプリと機能」から確認出来ます。
その後追記
「Deep Learning Models」のアップデートについては、VEGAS Pro本体のアップデートの完了後にVEGAS Proを起動すると、次にDeep~のアップデートがあるとの通知ウィンドウが表示されます。
すなわち、VEGAS Pro本体とDeep~のアップデートは別々の形です。これまで同時に1度で済んでいたアップデートなのになぜ?と思いましたが、Deep~を利用しない(インストールしない)場合も考慮すると、別々の方が良いのかもしれません。またこれまではDeep~のみの更新は無く、必ずVEGAS Pro本体と合わせた更新でしたが(VEGAS Pro本体のみの更新はあった)、今後はDeep~だけの更新があるのかもしれません。
※以下のアップデート手順ではDeep Learning ModelsをMAGIXの公式フォーラムからダウンロードしてアップデートしていますが、上記の通知ウィンドウからダウンロードしても手順自体は変わりません。
アップデート手順
アップデートの手順自体はVEGAS Pro 20までと変わりませんが、表示されるウィンドウが変わっていました。
VEGAS Proを起動してアップデートがあると上記のウィンドウが表示されるので、アップデートを行う場合は「今すぐ更新」をクリックします。
アップデートファイルがダウンロードされますが、以前よりもダウンロード速度が速くなった様な気がします。ただしBuild187への更新時はVEGAS Pro本体のみしかダウンロードされませんでした(「Deep Learning Models」は1GB近くあります)。
アップデートファイルのダウンロード完了後、インストールを開始します。作業中のプロジェクトがある場合は「プログラム終了時にインストール」を選択して、先にプロジェクトを保存します。「今すぐインストール」を選択すると、VEGAS Proは自動で終了します。
アップデートファイルのインストールは、初回新規インストールと同様です。
通常VEGAS Pro本体のアップデート完了後、VEGAS Proは起動させずに(チェックを外す)「完了」をクリックすると、続けて「Deep Learning Models」のインストールが開始されていました。
ただし今回(Build187)ではDeep~のアップデートファイルはダウンロード・インストールされなかったので、MAGIXの公式フォーラムに記載されているリンクからダウンロードしてインストールします。
※Build187では、VEGAS Pro本体のみがアップデートされた後にVEGAS Proを起動すると、続けてDeep Learning Modelsのアップデート通知が表示されます。
ダウンロードした「Deep Learning Models」のアップデートファイルを実行します。旧バージョンのアンインストールは必要ありません。
これで「Deep Learning Models」のアップデートも完了しました。
アップデート後の初回起動時は、アクティベーションが必要になります。ただし既にシリアルナンバーとメールアドレスは入力済みの状態なので、「オンラインにて登録/アクティベーション」をクリックするだけです。クリック後は少し時間が掛かりますが、アクティベーションが完了してVEGAS Proが起動します。VEGAS Proのアクティベーションについては以下の記事を見て下さい。
その他
今回のアップデート(Build187)は非常に多くの改善点があり、MAGIXの製品に対する思いが伝わる気がします。これまではSONYから引き継いだプログラムの古い部分を改善してきた印象ですが、VEGAS Pro 20、21になってからは新機能も多くなってきています。公式フォーラムには様々な情報があり、アップデート情報の様にMAGIX公式からの投稿もあるので、多少の不具合があっても改善される事に期待もあります(時間は掛かりますが)。国内ではサポートはあくまでソースネクストですが、公式フォーラムを利用すればMAGIXへの伝達・改善も早い気がします。
注記(スクリーンショットについて)
掲載しているVEGAS Proの製品画面:©2003-2024 MAGIX Software GmbH.
その他の各ブランドやロゴ・製品名等は各製造者の登録商標です。