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WRX ハンドル下(ヒューズ前)カバー取り外しについて(VAB型)

2017年9月17日社外部品・DIY

以前、ヒューズから各種電源を取る記事を書きました。久々にまた少し弄る事があったのですが、毎回ヒューズ前のカバーを外すのに苦労します。正確にはカバーに付いているプッシュスタートスイッチやトランクオープナーなどのコネクターの取り外しです。自分自身、忘れない様に記事として書いておきます。

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電源取り出しに関する前回の記事は以下です。

センターパネル(ナビパネル)の取り外しについては下記記事で書いています。

センターコンソールの外し方についても記事を書きました。

※私の現在の車はWRX STI(A型VAB)です。レヴォーグも似た構造ですが、WRXのB型以降や他の車種では異なる可能性があります。

カバーを外す

タイトルにはハンドル下と入れていますが、ハンドルの真下は足元エアバッグが入っていますので、ここを外す事はありません。ヒューズがある部分とはカバーが分かれていますので、その部分のカバーを外します。まずは運転席ドアを開けて、サイド部分のカバーを外します。

サイド部分のカバーの下部に内装剥がしを差し込み、てこの原理でカバーを浮き上がらせます。内装剥がしを差し込む位置は「大体」です。カバーの下部分が浮き上がったら、手でカバーを下からめくる形で外します。初めて外す時は固く、カバーの一番上部分には両面テープが付いている箇所があります。※キズが付かない様に布やテープで保護してから行います。

サイド部分のカバーを外すと、ネジが1つ見えます。このネジを外します。

ネジを外したらヒューズ前のカバーを下から手前に引いて、カバーの下部分のツメを外します。あまり勢いよく引かずに、下部分のツメが外れた時点で止めます。

下部分のツメが外れたら、上部分のツメを外します。カバー全体をハンドル方向に引っ張る形です。とは言え、ツメ全部を同時に外す事は難しいので、左右のどちら側かを優先的に力を入れて少しずつ外すと良いと思います。

実際のツメの位置です。上部分のツメとは4つ横に並んだツメ、下部分のツメは右下の1つです。合計で5つのツメになります。「下部分のツメ」としましたが一番下はネジで固定されていたので、カバー全体で見ると高さ的には中間の位置になるでしょうか。

コネクターを外す

私はカバーを外す事よりも、コネクターを外す事の方が苦労しました。カバーにはプッシュスタートスイッチやトランクオープナー、イルミネーション減光ボリュームなどが付いていて、全てコネクターで繋がっています。私の車の場合は全部で4つです。

それぞれのコネクターには抜け止め用のツメがあります。4つの内の3つのコネクターのツメの構造は一緒でした。矢印の部分を指で押さえながらコネクターを外します。黄色い〇のコネクターは構造が違います。

黄色い〇のコネクター(プッシュスタートスイッチ)は上記の様な形です。先の3つに比べて指で押すには楽な形になっています。従って、合計4つのコネクターのツメを押さえながら外せば良いのですが、各コネクター間が狭い上に配線もそれほど長く無いので、カバーをあまり手前に引き出せません。

一番右にあるコネクターは上からツメが押せるので簡単に外せますが、その他のコネクターは90度回転していて左側面にツメがある形です。さらに一番左のコネクター(プッシュスタートスイッチ)下にもう1つあります。この外しやすい1つを除いた残り3つがなかなか外せませんでした。

また上記の通り、プッシュスタートスイッチはその他3つのコネクターとは形が違うので、初めての時はどこを押したら良いのか分からない、見えないで苦労しました。そしてまた今回、時間が経ってから外そうとすると、すっかり忘れていて同じ苦労を繰り返す事に・・・。

補足

ETCをディーラーオプションのビルトインカバーで付けていると、ETCの機種にもよりますが、コネクターではなく直接繋がってしまっている物もあるかと思います。元々の小物入れをETC用のカバーに付け替えているのでETCをカバーごと外せると思いますが、私はETC、配線とも付けたままにして、今回のヒューズ前のカバーを運転席足元に置く様にしています。理由は面倒なだけですけど。

また、各種スイッチ類のコネクターはそれぞれ大きさが異なるので、元に戻す際は大きさの合うスイッチに刺し直せば良いのですが、小さなコネクターは大きなスイッチ側に入ってしまいます。合わなければ入らないだろうと適当に差し込むと、異なるスイッチに刺してしまう可能性があるので、注意が必要です(経験談)。

さらに、コネクターの抜き差しやヒューズなど電気的な作業時は、バッテリーから端子を外してから行いましょう。・・・記事内の写真では外していませんが。

※実際の方法や作業などは自己責任の元で行ってください。この記事の内容はあくまで一例です。