WRX ハンディレコーダー ZOOM H2n 車外での録音比較(+外部マイク)

社外部品・DIY

コロナウィルスによる外出・県外移動の自粛が解除されて、久しぶりにドライブを再開しました。合わせて、以前購入したハンディレコーダーのH2nで、車外から車の排気音を各録音モードで録音してみました。また今回も普段使用しているソニーのアクションカム「FDR-X3000」の内蔵マイク、外部マイクとしてオーディオテクニカの「AT9920」も使用しています。

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注記

この記事の内容はあくまで私個人の感想です。また掲載している動画では1つの動画ファイルとしてエンコードしているので、元の録画・録音ファイルからは音声の様子も変わっている可能性があります。特に室内・屋外で利用する場合はこの記事(車載動画)での内容とは全く異なると思います。従って実際の製品での録音と相違があってもその責任等を負う事は出来ません。

H2nのこれまでの記事については下記を見て下さい。H2nとX3000それぞれの内蔵・外部マイクについては前回(車内編)の記事で書いています。

比較動画

動画の視聴はヘッドホンの使用をお勧めします。

その1 車両後方からの排気音(停車状態)

上記は車両後方の地面にH2n、X3000を置いて排気音を録音しています。H2nはXYマイクとMSマイクが本体の表裏にそれぞれあるので、都度設置方向を変えています。動画の内訳は

  • 0:00~0:30 H2n XYステレオ
  • 0:30~1:00 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量±0
  • 1:00~1:30 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量+12
  • 1:30~2:00 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量-∞
  • 2:00~2:10 (4chは省略)
  • 2:10~2:40 2chサラウンド(録音時サイド音量±0)
  • 2:40~3:10 H2n XYステレオ 外部マイク(AT9920)
  • 3:14~3:44 FDR-X3000 内蔵マイク
  • 3:44~4:14 FDR-X3000 外部マイク(AT9920)
  • 4:14~4:24 FDR-X3000 外部マイク(CS-10EM・バイノーラルマイク)

4chはXYステレオとMSステレオを別ファイルで同時に録音するので、今回は省略しました。2chも同時に録音しますが、H2n内でミックスされて1つのファイルになります。また4chと2chのMSステレオは、予めサイド音量を本体で設定する必要がありますが、MSステレオのみでサイド音量を「RAW」にすると、編集ソフトで後から変換用プラグインを使用して変更出来ます(本体内でも変換可能)。この辺りの内容は前々回の購入時の記事で書いています。

考察

一方向からの排気音が大き過ぎる為でしょうか、正直な所、H2nが期待ほど良い印象がありません。各モードの違いもMSステレオのサイド音量を変えれば当然差が出ますが、それ以外ではXYステレオよりも2chステレオが周囲の音を録音しているかな?程度です(MSも使うので当然ですが)。むしろX3000の内蔵マイクが一番良い印象です。外部マイクとしてAT9920を使用すると、少しオーバー気味になってしまいます。

ただしH2nはホワイトノイズが少なく、周囲で鳴いている鳥の声も綺麗に聞こえます。この様な環境音であれば、H2nの本領が発揮されるのだと思いますが、今回はマフラーに近すぎたとも思っています。

その2 走行中の排気音

次は車のマフラー付近にH2nを設置して走行中の排気音を録音しました。ただしH2nは寝かせて横向きに設置しているので、マイクの方向がマフラーに向いておらず地面側になっています。

  • 0:00~0:30 H2n XYステレオ
  • 0:30~1:00 FDR-X3000 外部マイク(AT9920)
  • 1:00~1:30 HDR-AS100V 内蔵マイク
  • 1:30~2:00 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量±0
  • 2:00~2:30 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量+12
  • 2:30~3:00 H2n MSステレオ(RAW) 編集でサイド音量-∞
  • 3:00~3:30 H2n XYステレオ 外部マイク(AT9920)

今回は2chでの録音も省略しました。理由は先の設置上の問題でH2nの本体片面が設置面になり、XY・MSのどちらか一方のマイクを塞いでしまう為です。

MSステレオとXYステレオではH2nをひっくり返しています。上記は動画中の画像ですが、それぞれH2nの設置の方向を表しています。なお設置の際はH2nをスポンジを巻いて、H2nの保護と風切り音を防いでいます。

考察

H2nのXYステレオではやはり設置の問題からロードノイズの方が目立ってしまいました。X3000に外部マイク(AT9920)はいつもこの方法で車載動画を撮影していますが、H2nよりもマフラー近くに設置出来る上、AT9920の特性から排気音がより大きく録音出来ています。サブカメラとして保有しているHDR-AS100Vはマフラー付近に設置した上で内蔵マイクで録音しましたが、ちょっと音が大き過ぎて割れてしまいました。AS100Vはだいぶ古いアクションカムですが、外部マイクを接続すればX3000と同程度で録音出来ます。MSステレオはどれもロードノイズがさらに増しています。これはMidマイクが地面に向かっている為と予測出来ます。

X3000に外部マイクを使用した場合との比較対象になるH2nに外部マイクでは、ロードノイズは同程度でも排気音がH2nの方が小さくなっています。ただしエンジン回転数が上がった時の音量が一気に増える印象です。外部マイク自体は同じ位置に設置し、H2nではリミッターやローカットなどもONにしていません。どちらかと言えばX3000が音量を上げている様な気がします。

H2nを車外に設置して使用する事は考えていませんが、マイクをちゃんとマフラーに向けて設置出来ればロードノイズはもう少し抑えられると思います。

その他

今回はあくまで車の排気音を録音の目的としているので、最初の注記で書いた通りに他の目的では全く異なる結果になると思います。また改めてX3000の内蔵マイクの性能の良さを実感しました。車載動画として車内で使用するのであればX3000の内蔵マイクのままで十分だと思います。外部マイクは車外から排気音、あるいは自分の声を録りたい場合に有効ですが、私の場合はX3000に外部マイクを接続して車内に置くとピリピリとしたノイズが入り、車外に置くと消えるという現象があります(前回記事の動画にあります)。車はノイズだらけなので当然かもしれませんが、H2nでは外部マイクを車内に置いてもノイズが入りませんでした。H2nはノイズ対策もしっかりなされているという事でしょうか。

今度は純粋に屋外で自然の環境音で試してみたいと思っていますが、この記事を書いている2020年7月初旬に再びコロナウィルス感染者の増加に伴い、県外への移動は控える様にとの要請が出てしまいました。