当サイトは広告が表示されます。

ケンウッドナビ スマホからの開通予定情報の更新

2017年12月14日Android,ケンウッドカーナビ

私のWRXで利用しているケンウッドのカーナビ「Z702」ですが、地図データの更新については2022年の春まで更新が行える事になっています。また地図データ以外に「開通予定情報」というデータの更新もあります。地図データと同様にSDカードで更新出来るのですが、開通予定情報についてはスマホとナビを接続し、スマホ経由で直接ナビにダウンロードする事でも更新出来ます。先日スマホ経由で更新を行ったのでその様子を書いてみます。

スポンサーリンク

地図データの更新については下記を見て下さい。

開通予定情報

そもそも開通予定情報とは、ナビ内の地図データに建設中の新しい道路の地図データも含んでいて、新しい道路が開通したらナビにもその新しい道路を表示させる為のデータです。ただし今までの開通予定情報の更新内容を見ても、高速道路や有料道路、主要な国道レベルまでなので開通予定情報の更新データが出たからと言っても、慌てて更新する必要も無いかと思います。

開通予定情報をはじめ、地図データやファームウェアの更新情報はここから各機種で確認できます。ディーラーで純正製品としてナビを付けた際は「純正製品」の方から確認します。2017年12月現在、マツダ向けが一覧に含まれていませんがページはあります 型式はメーカー毎に異なるので注意して下さい。※2018年5月、マツダ向けも純正製品一覧に含まれました。

ナビとスマホの接続

ナビとスマホを接続する方法は使用するスマホとナビ側の機種にもよりますが、3つの方法があります。主となるのはBluetooth、加えてiPhoneではUSB接続、ナビ側でWi-FiやUSBでのテザリング機能がある場合はテザリング接続でも可能です。Bluetooth、USB接続では「KENWOOD Drive Info.」というアプリを使用します。テザリング機能を使って接続する場合はアプリは不要です(KENWOOD MapFan Clubへの入会とナビへのID、パスワード登録が必要)。各機種での具体的な接続方法は更新情報にある「取扱説明書」、「カーナビ連携マニュアル」を見て下さい。

更新

※開通予定情報の更新は更新情報で新たに公開されても、スマホ経由の場合ではナビに「更新データがある」と表示されるまでに時間が掛かる場合があります。

スマホとナビを接続してみると、ナビ画面に「更新データがある」という表示が出ました。

ナビ画面で表示された項目で「はい」をタッチすると、スマホ経由で開通予定情報がナビにダウンロードされて更新が始まります。

更新完了後はナビが一度再起動します。

更新後はナビの開通予定情報のバージョンが最新になっている事を確認します。

2019年2月追記

2019年1月31日に「2019年1月版」の開通予定情報が公開されました。既に私のナビでは更新を行いましたが、更新情報では3つの道路についての更新が書かれています(地図データ側のバージョンにもよる)。

  • 後志自動車道  余市IC-小樽JCT
  • 国道38号富良野道路  北の峰IC-布部IC
  • 国道56号片坂バイパス  四万十町西IC-黒潮拳ノ川IC

今回は開通予定情報の更新前と後で、地図データがどの様に更新されるのか見てみました。

上記は開通予定情報の更新前のバージョンです。

更新情報にある「後志自動車道 余市IC-小樽JCT」ですが、その近辺にはまだ何もありあません。

開通予定情報を更新しました。

再び地図で同じ位置を見てみると、上記の様に高速道路が追加されていました。

私が居る関東では、2018年12月22日に埼玉県道30号線のバイパスが開通しています。やはり県道レベルでは開通予定情報での更新は行われない様子です。※上記点線は追記による開通部分を示しています。※※さらにその後の地図データ更新で、埼玉県道30号線のバイパスも表示される様になっています。

KENWOOD Drive Info.について

「KENWOOD Drive Info.」はアプリ単体で何かを行えるものではありません。僅かな設定とナビで表示する有料情報の購入くらいです。あくまでスマホとナビ間の通信アプリという感じです。

アプリを立ち上げた時の画面です。これだけです。下部の「設定・情報」を見てみます。

実質、有料情報の「商品購入」とナビでのスマートループ利用のチェックのみです。

有料情報とは「スマートループ情報」「駐車場空き状況」「テレビdeみ~た」の3つです。「ガソリンスタンド価格表示」「フリーワード検索」「天気予報」「お知らせメッセージ」、そして今回の「開通予定情報の更新」は無料で行えます。

先にも書きましたが、Wi-FiやUSBのテザリング対応モデルでテザリング機能を使って接続した場合、KENWOOD MapFan Clubに入会してナビにIDとパスワードを登録すると、有料情報も別途購入する事無く利用出来ます。また私の場合ですが(会員登録済み)、その後アプリを使ったBluetooth接続でも有料情報は表示されています。さらに「オービスデータ」を購入すれば、オービスデータもナビに直接ダウンロード可能とあります。

2018年7月追記

Wi-FiやUSBのテザリング機能を利用した場合は、「KENWOOD Drive Info.」アプリを使用せずともナビで有料・無料の情報が利用出来ると書きましたが、ケンウッドのサイト上での紹介(特典3)では「Z702W/Z702限定特典」となっています。しかしMapFanのサイト(TypeZ限定特典)ではテザリング対応モデルで各情報サービスの利用が可能とされ、注記に以下の様に記載されています。

但し、USBでのテザリングについてはAndroidスマートフォンのみ対応です。

おそらくケンウッドのサイト側が更新されていないと思われます。USBテザリング機能はZ904/Z704で利用可能となっていますが、ここから「カーナビ連携マニュアル KENWOOD Drive Info.」を見るとアプリを使用しない、USBテザリングでの方法が記載されています。ただしUSBテザリングの設定手順には別途Bluetoothでも接続が必要な記載になっています。

またZ905ではBluetoothによるテザリングに対応していますが、Z905の取説内の「スマートフォン連携」でKENWOOD Drive Info.については以下の様に記載があります。

Bluetoothテザリングの場合はアプリケーションのインストールは必要ありません。

ただZ905では「カーナビ連携マニュアル」が見当たらないので、はっきりとした方法が分かりません。ナビ側でのMapFan ClubのIDとパスワードの登録も取説には無い様なのですが。

※上記追記内容は2018年7月時点の状況です。