ドライブルート30 秩父滝沢ダム 右岸側道路
自:埼玉県秩父市大滝(県道210号線との交点・塩沢もみじ橋)
至:埼玉県秩父市大滝(滝沢ダム下流、市道との交点)
所要時間:約15分 距離:約6km
上記地図のスタート地点(A)が塩沢もみじ橋になっていません。(A)の地点からしかその後のラインを描画出来ませんでした。
ルートについて
2023年9月追記
2023年9月現在、滝沢ダム右岸の道路(秩父市道大滝199号線)は通行止めです(秩父市HP)。上記は滝沢ダムの下流側で右岸側道路の入口の地点(GoogleMap)です。通行止め理由として「二十六本木トンネルの劣化による剥落で危険な為」とあります。二十六本木トンネルはちょうど滝沢ダム右岸にあります。ダム自体がまだ新しいダムなのでそんなに古いトンネルがある?と思いましたが、二十六本木トンネルは1981年の竣工になっていました。工事予定の案内は無く、通行止めはしばらく続きそうですが、秩父市HPの案内によるとダム上流側(塩沢もみじ橋)から中間地点付近(おそらく転回が出来るスペースのある場所)までは通行可能になっています。
---2023年9月追記ここまで
秩父市街方向から国道140号線で滝沢ダムを通過し、中津峡・中津川へ向かう県道210号線「中津川三峰口停車場線」に入ります。幾つかトンネルを通過すると、ダム湖(奥秩父もみじ湖)の対岸へ渡る「塩沢もみじ橋」があります。この橋を渡ると滝沢ダムに向かってダム右岸を走る事になります。今回はこの塩沢もみじ橋から滝沢ダムの先にある市道までの区間です。※後日追記:滝沢ダムの右岸を通るこの道は「秩父市道大滝199号線」だそうです。
右岸の道は冬季や作業などで通行止めになっている事があります。この場合は県道210号線の塩沢もみじ橋入口のゲートが閉じられています(上記)。滝沢ダム側は上記地図の(B)地点に通行止め案内が設置される事が多い様です。
この右岸の道自体は非常に綺麗な舗装になっています。ドライブルートというよりも自転車で走った方が気分が良いだろうなぁと感じました。また自転車では秩父市街から国道140号線で、ループ橋や交通量の多いトンネルを通過するのも怖いので、中津峡や中津川へ行くのであれば十分有効なルートなのではないかと思います(途中で国道140号線とも繋がります)。滝沢ダム側からこの右岸の道へ来るには、国道140号線のループ橋手前で「二瀬ダム・栃本」に向かう市道に左折します。この道は以前二瀬ダム側の国道140号線が法面崩落で通行止めになった時の迂回路です。
上記が国道140号線から迂回路だった市道へ左折する位置です。この先はループ橋の橋脚近くまで登り、上記地図の(B)で滝沢ダム方向へ右折します。
上記は右岸の道側から迂回路だった市道を見ています。上記3点の写真は前記事「塩沢望郷広場」の写真と同じです。
周辺の施設・お店など
当然ですが右岸の道にお店はありません。トイレと自販機は滝沢ダムの右岸天端から左岸にある管理所に行けば利用出来ます。ただし利用時間は9:00~17:00となっています。
塩沢もみじ橋
県道210号線から右岸の道へ渡る塩沢もみじ橋から奥秩父もみじ湖を見ると、ダムの水位によっては旧道が見えます。この旧道は上流へ行くと「貯水池上流端広場」に繋がります。下記は2017年11月、貯水池上流端広場から見た旧道とゲートです。
塩沢望郷広場
右岸の道から行く事が出来る、滝沢ダムの施設となる望郷広場です。この広場からダム湖側にあった塩沢集落についての案内と、集落で信仰されていたというコナラの木が置かれています。塩沢望郷広場については下記を見て下さい。
滝沢ダムの上流には他に3つの広場があります。「滝ノ沢望郷広場」「浜平望郷広場」「貯水池上流端広場」です。リンク先は各記事です。
その他
滝沢ダムのHPでは、右岸の道には塩沢望郷広場の他に「右岸広場」がある案内になっています。ただし右岸広場はただの駐車場です(下記)。
また滝沢ダムHPの案内にはありませんが「鷲沢不動尊」があります。由来や元あった場所などは不明ですが、建物自体はダム建設時に建てられた様に見えます。
先で滝沢ダムのトイレや自販機を利用する場合に、右岸天端から左岸にある管理所に行くと書きましたが、右岸の道から天端に繋がる道は2つあります。
上記はダム上流側から右岸天端に繋がる入口です。車は滝沢ダム方向に進んでいます。この入口の先は徒歩でしか進めない程の道幅になります(自転車であれば引いて歩けそう)。ただしこの時は入口で閉鎖されていました。ここから少し距離もあり、雑草などの影響もありそうです。
もう1か所はダム右岸の山を通過するトンネルで下流側入口脇から入っていきます。上記は上流側から下流側にトンネルを通過してきた直後です。こちら側は十分な道幅がありますが車両の進入は出来ません(トンネル入口脇にスペースはあります)。またあまり利用される事がないので、上流側同様に両脇の草木が生い茂っている場合があります。滝沢ダム右岸については下記で少し写真を載せています。
その他・補足
滝沢ダム右岸の道は、途中で国道140号線の下をトンネルで通過しています。国道140号線もちょうど「大峰トンネル」となっているので、トンネルの下をさらにトンネルで通過しています。下記がストリートビューでの様子です。左側が右岸の道のトンネルで、右側に国道140号線が大峰トンネルから出てきて繋がる中津川大橋が見えます。
大峰トンネルは見えませんが、同じ位置にこちら側を向いているトンネルがあります。高さ的にも大峰トンネルと交差していそうです。右岸の道から国道140号線に上がっていく道もあります。
下記は大峰トンネルの入口です。右岸の道に繋がる脇道がありますが、大峰トンネル内部にも上記で見えていたトンネルが繋がっています。
国道140号線のバイパス道建設の際に、一時期のみ滝沢ダム方向への一方通行の迂回路として利用されたという話があります。反対方向は二瀬ダム側の国道140号線だったそうです。現在右岸の道へのトンネルは封鎖されています。またトンネル脇道から右岸の道へ至る区間も車両の通行は出来ませんが、徒歩や自転車であれば通行は可能だと思います。この辺りはトンネルがかなり多いです。
滝沢ダム周辺から中津峡、中津川や八丁峠周辺は秋の紅葉がとても綺麗です。滝沢ダムを起点にして自転車で移動してみるのも良さそうです。県道210号線については下記を見て下さい。
ただし2018年8月現在、八丁峠に向かう方向は「山鳥トンネル」でモルタルの剥落があり、この復旧工事の為に出合トンネルから先は通行止めになっています。工事完了時期は未定になっています。
※2019年3月追記 下記サイトで規制期間が「~2019年4月下旬頃」と追記されました。他の林道の冬季通行止め解除の時期と同じでしょうか。
また三国峠側(市道大滝幹線17号線)も平成28年8月から「王冠キャンプ場」から先は通行止めです。こちらは復旧の見所も無いという事になっています。
動画
国道140号線から県道210号線に進み、今回の滝沢ダム右岸の道を進みます。その後また国道140号線と県道210号線に戻り、「貯水池上流端広場」と「塩沢望郷広場」に行きました。