WRX SIドライブスイッチ・DCCD切替スイッチを増設する その2 準備編

社外部品・DIY, 車両・機能

前回で実際のSIドライブ・DCCDスイッチの仕様が確認出来たので、増設するスイッチ類の選定や回路図を考えます。回路図と言っても抵抗を使用する程度なので難しい物はありませんが、スイッチの選定は機能も様々なので注意して行います。どちらかと言うとこのスイッチ選定の方が面倒かもしれません。

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注記

この記事の内容は実際に私が行った上で書いていますが、その内容や各製品の型式、仕様、構造などを保証する事は出来ません。同様あるいは類似の内容を行う際には実際の車両や製品等を確認し、自己責任と自己判断の下で行って下さい。

回路図

まずは回路図を書きました。増設するスイッチはプッシュスイッチとトグルスイッチを使用します。DCCDについては車両側と同じ動き(Auto/Manuがプッシュ、+/-がトグル)としますが、SIドライブのモード選択は車両側とは異なり、トグルスイッチでI・S・S#を選択した上でプッシュスイッチを押す事で、そのモードを実際に選択(決定)する様にします。前回の記事で書きましたが私は「Iモード」で走行する事が多いので、トグルスイッチは常に「I」をONにしておけば、車両側同様にプッシュスイッチを押すだけで済む様になります。

配線は車両のSIドライブ・DCCDスイッチの配線に割り込ませますが、一度切断した後にコネクターを付け、増設のスイッチ配線を外した際にも簡単に復旧出来る様にしておきます。SIドライブとDCCDで分け、それぞれエーモンの2極(#1198)、4極(#1199)コネクターを使用します。LED用の配線2本は単純に接続コネクター(ニチフ:NDC-2420)で繋ぎます。

また回路図には書いていませんが、既に車両で行っているハザードの増設スイッチ、リア用のドライブレコーダー電源のON/OFFスイッチも、今回のSIドライブ・DCCDスイッチ類と同じ箱にまとめようと思います。

使用するスイッチ類の選定

トグルスイッチは定番のエーモン社からも販売されていますが、特に今回のSIドライブのモード選択の仕様に合うスイッチはありません。トグルスイッチと言えば私の中では「日本開閉器(NKK)」なので、スイッチ類はNKKから選択します。・・・ってもう「日本開閉器」ではないんですね。NKKスイッチズ株式会社だそうで。

  • SIドライブモード選択トグルSW:M-2020 ON-ON-ON 単極3投(特殊回路) 3-5短絡
  • DCCD C.DIFF+/-トグルSW:M-2018 <ON>-OFF-<ON> 単極双投
  • SIドライブ決定・DCCD Auto/Manu切替プッシュSW:EB-2011 ON-<ON> 単極双投

※<>はモーメンタリ

またドライブレコーダーの電源ON/OFF用に、これまで使用していたエーモンの貼付けスイッチ(#1622)はやめて、同じくNKKのトグルスイッチに変更します。貼付けスイッチにはLEDが内蔵されていて、電源ON時に点灯する様にしていましたが、今回はLEDランプを別途設けます。

  • ドライブレコーダー電源ON/OFFトグルSW:M-2011 ON-OFF 単極単投
  • ドライブレコーダー電源入りLEDランプ:CTL904R12V DC12V-10mA ※三成電気

さらに今回は1kΩと2.67kΩの抵抗も必要ですが、2.67kΩは2.2kΩと470Ωを直列に繋いで2.67kΩとします。2.7kΩでも大丈夫な気もしますが。定格についても信号なのでそれほど容量は必要ないと思いますが、適当に最大100mA流れると仮定して12V*0.1A=1.2Wなので2Wの抵抗を使用する事にしました。大は小を兼ねるという事で。

増設のハザードスイッチは現在のエーモンのプッシュスイッチ(#1577)を流用します。

部品購入

使用する部品の選定が出来たので早速ネットで購入しました。選定は1つのショップで購入出来る様に取扱いを見ながら行った背景もあります。全て在庫有りで注文の翌日には届きました。ちなみに、NKKのプッシュスイッチ(EB-2011)のボタン部分は別途購入する必要があります(上記黄色〇)。これは様々な「色」に対応する為ですが、今回は赤色(AT-443-R)を購入しています。

またエーモンの製品はホームセンターで買い揃えました。少し関係の無い物も写っています。カプラーに付属の各端子は予備も購入しておきます。カシメに失敗したり間違える自信があります。

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スイッチボックスの作成

3Dプリンターで作成するスイッチボックスも検討します。色々とスイッチ類を付けますが、所詮はSIドライブのIモードとハザードスイッチしか使わないと思うので、邪魔にならない様に出来るだけ小さくします。まずは上記の様に2D-CADで検討図を書きました。フタが右下側面図にしか書いていませんが別途作成します。フタは全てが設置し終わってから最後に両面テープで張り付けるだけです。

2D-CADからdxfにて保存した図面を3D-CADでスケッチとして挿入し、厚みを付けて3次元化します。

その後はさらに3D-CADからモデルをSTLファイルに変換して保存し、スライスソフトで読み込んでG-Codeにします。

3Dプリンターで作成しました。この程度のサイズであれば反りはほとんど無く綺麗に仕上がります。

次回の予定

スイッチ類や必要部材の購入とスイッチボックスの作成まで完了したので、次回はスイッチボックスにスイッチを取り付け、抵抗を含めた配線作業を行うつもりです。