WRX ユピテルカーセキュリティ(VE-S37RS)のバッテリーを交換する
現在私の車両には、簡易的なセキュリティとしてユピテルの「Aguilas VE-S37RS」という機器を取り付けています。前車GDBの時には同じ様な製品で、オムロンの「カーモニ500」という製品を使用していましたが、現在のVABに乗り換える際に新しく買い替えた記憶があります。しかし既に5年経過し、最近では本体側のバッテリーが劣化した様子で、警戒状態が1日すら持たなくなってしまいました。
Aguilas VE-S37RS
私が車に乗るのは週に1、2回程度なので、場合によっては1週間ほど乗らない状態となりますが、この間のセキュリティとしてユピテルの「Aguilas VE-S37RS」を使用しています。ただし車のセキュリティにお金を掛けてもキリが無い、盗難に対しては効力も不明なので割り切って簡易的なセキュリティにし、最終的には保険でカバーするしか無いと思っています。
VE-S37RSは警戒状態にするとLEDが点滅します。通常はそのまま1週間後もバッテリーによって警戒状態が維持されていました。しかし現在は翌日にリモコンで警戒状態をOFFにしようとしても「ER(エラー)」となってしまって、本体側からの応答が全く無い状態です。ちなみに本体側バッテリーが残り少ないと「Lo(ロー)」という表示もあります。
VE-S37RSも発売からだいぶ時間が経過しています(2010年発売)。最近は車両のイモビライザーも当たり前になった為かこの様な製品自体も減っていて、先のオムロンでは後継機種も販売されていません。ただイモビライザーはイモビライザーでリレーアタックという方法が出て来てしまいましたが。
リレーアタックについては、私の車両はマニュアル(MT)なので上記記事の対応をしています。こちらも簡易で、結局は昔の物理的なキーを使用した形になってしまいましたが、効果は割とあると思っています。
VE-S37RSのバッテリー
VE-S37RSのバッテリーは本体底面に交換可能な形で収まっています。ユピテルからはスペアパーツとしても販売されているので、現状ではバッテリーの入手も困難ではありません。またVE-S37RSのバッテリーは他のユピテル製品との共通部品として多く使われています。
ただし今回私が購入したのは、上記の「互換」バッテリーです。純正の方が安心感はありますが今回はAmazonで他に購入する物があったので、同時に購入出来るこちらにしました。ロワジャパンも様々な機器の互換バッテリーを出しているので、バッテリー自体の信頼はあると思いますが、やはりあくまで「互換」なのでVE-S37RSで使用するには自己責任も伴います。
交換作業
交換自体は簡単なので車の中でも作業出来ますが、VE-S37RSの本体を車両から外して来ました。本体底面にあるネジを1本緩めて外します。
底面のカバーを外すとバッテリーが収まっています。バッテリーはコネクターで接続されていますが、簡単に引き抜く事が出来ます。
バッテリーを外すと上記の注意書きがあります。互換バッテリーは改めて自己責任で使用する事になります。
上記は本体から外した純正バッテリーです。「LEXEL」の印字があり、検索すると中国の充電池メーカーで「日本LEXEL」という支社が日本国内にもある様です。
対して今回購入した互換バッテリーはメーカーは不明ですが、同じ型番の「CL50」と「made in China」と印字されたシールが貼られていて、バッテリー自体の見た目はほとんど同じに見えます。
・・・このシールを剥がしたら、結局同じ印字があるのでは?と思いましたが、印字は何もありませんでした。
コネクターも当然同じ形状です。
互換バッテリーを本体に接続して、フタを締めて元に戻します。本体の取説には初めて使用する前のバッテリーは2時間以上の充電が必要で、ソーラーパネルのみでは満充電にならない(補助充電)と記載されています。
ただし互換バッテリーはある程度充電されている様で、その場で本体の電源も入り、警戒状態にもセット出来ました。リモコンに表示されているバッテリー残量(右上)は、リモコンのボタン電池の残量です。
あとは車両に戻して完了です。これでまたしばらくは使えそうです。