WRX A’PEXi DIN3メーターの機能と様子
以前、水温・油温・油圧のメーターとしてA’PEXiのDIN3メーターを設置した記事を書きました。実際に設置をしたのは2014年の12月。DIN3メーターはワーニング設定や表示方式を色々と選択出来るのですが、設置してからも結局その設定はデフォルトのまま弄らずに使っていました。今回、その設定を初めて変更してみたので動画を撮りました。
DIN3メーターについて
DIN3メーターは表示が2層になっていてアナログ風指針メーター、グラデーションカラーのワーニングランプ、デジタル数値による表示が出来ます。指針メーターは現在値のみを表示か、現在値以降は暗く表示する事も出来ます。ワーニングランプは設定して初めて知りましたが、上限値の設定だけでなく(油圧の場合は下限値)通常値も設定する事で通常は青、ワーニング値付近では赤になり、その間の色は徐々にグラデーション表示します。指針や数値を見なくてもある程度の数値状態がパッと見で分かります。デフォルトの状態でも色は変わっていたので、そんな感じの機能だろうとは思っていましたが。これらの表示設定の他、各表示そのもののON/OFFもメーター個別で可能です。
3つのメーターの内、左側とセンターは「温度メーター」で右側は「圧力メーター」。特に何を測定するかは決められていません。基本的に測定範囲内でセンサーが付けられれば測定出来ます。温度メーターは振り切れるとさらに表示の桁が上がり、オーバースケールという形で測定出来ます。水温・油温でオーバースケールに入る様では異常ですが。また圧力メーターをブースト計で使うには範囲が広すぎます。負圧側もありません。
その他・補足
私の車両限定になってしまいますが、センサー類の設置やDIN3メーター本体の取り付けに関しては下記記事を見て下さい。
なかなか良い製品だと思うのですが情報があまりなく、発売から随分経っているのでいつまで入手可能なのかも分かりません。2017年5月現在でもメーカーのHPにはありますし、生産終了ともなっていません。デフィのアナログメーターも良いのですが取付場所に悩みますし、ダッシュボード上に並べるのに抵抗を感じる方も居ると思います。DIN3メーターはこれはこれで設置場所を考えないといけませんが、このサイズで3つのメーターを表示出来るのは魅力です。
OBD2を使った表示器やレーダー探知機のオプション機能もありますが、あれは何だか表示のデザインが好みに合わないし見辛い印象です。ただし見辛さで言うとこのDIN3メーターも、日が当たると全く見えなくなってしまいます。バイザーを作ろうかと思いつつもまた放置です。