ドライブスポット8 奥多摩 留浦の浮橋
奥多摩湖には2つの浮き橋があります。「麦山の浮橋」と「留浦の浮橋」です。今回は留浦の方に行ってきました。ちなみに留浦は「とずら」と読みます。場所は奥多摩湖の上流、国道411号線で周遊道路に向かう際に左折する深山橋交差点を直進し、少し進んだ所にあります。東京と山梨の県境がすぐ近くです。
※2018年6月、麦山の浮橋にも行きました。
この場所について
麦山の浮橋と比較すると留浦の浮橋の方が若干短い印象です。浮橋は小河内ダムでの水位が影響して、水位が低い時は浮橋自体が外されてしまいます。留浦の浮橋の方が奥多摩湖の上流にある為、水位の影響を受けやすいです。しかし留浦の浮橋は公衆トイレのある無料駐車場から階段を下りてすぐなので、非常にアクセスしやすいです。麦山の浮橋の方は近くに駐車場は無く、国道411号線の峰谷橋を渡った所にある公衆トイレの駐車場が一番近い駐車場になります。あまりスペースは広くありません。
※周遊道路内の「山のふるさと村」HPに、麦山の浮橋に関する案内(リンク先はpdf)がありましたが、浮橋の入口となる脇道に止める案内になっています。あまり広くはないのでUターンは難しいです。トンネル出口でカーブの途中、さらにバス停という事を考慮して判断して下さい。
周辺の施設・お店など
自販機は麦山、留浦の両方とも近くにあります。麦山は国道411号線から浮き橋に降りる階段入口付近のお宅の軒先に、留浦は駐車場から国道411号線を挟んだ反対側のお宅。留浦に関しては近所に食事処と自販機があります。
留浦の浮き橋近くでは国道411号線沿いに食事処と、そのお店の前に自販機があります。麦山の方の自販機は無くなっていました。
2018年4月追記
留浦の浮き橋へ降りて行く階段(公衆トイレ脇)の反対側にあった自販機はなくなっていました。また公衆トイレで男性用は利用出来ますが、水洗用の水が故障していて流せません。詳しくは上記トイレの記事を見て下さい。2018年の春も行ってみましたが今年は桜の開花が早く、開花している期間もあっという間で、桜の花はほとんど残っていませんでした。
その他・補足
留浦の浮橋は全て金属製で「浮き」だけが樹脂製です。麦山の浮橋は歩行面が木製です。初めて浮橋を渡るのであれば、留浦の浮橋の方が距離も短いので安心感があります。風があると浮橋が風に流されて動きます。歩く事による上下の浮き沈みは思ったほどではありませんでした。ただ、やはり浮いている事による足元の不安があります。妙にその場所の「深さ」が気になります。
留浦の浮き橋を渡ると階段があり、その先は周遊道路方面の深山橋まで歩ける様ですが、かなり荒れている印象です。麦山の浮橋の方はその先、周遊道路内のふるさと村へ繋がっています。途中で周遊道路にも上がれる様です。
※浮橋は点検やダムの水位等で通行止めになる場合があります。「山のふるさと村」HPで通行止めに関する情報も掲載されるので、一度見ておく事をお勧めします。
浮橋は普段なかなか体験する事の出来ないものですし、奥多摩に来た際には立ち寄ってみても良いと思います。30分もあれば十分堪能できます。浮橋の上から見える周りの景色は素晴らしいです。あまり下は見ない方が良いかもしれません。留浦の方は春には桜も一緒に楽しめます。さらに駐車場から階段を下りた所は湖畔にスペースがあるので、のんびりと過ごす事も出来ます。冬季は寒くて風が強い日もあるので、なかなか厳しいかもしれません。