ドライブスポット19 埼玉県大里郡寄居町 鉢形城公園

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東秩父村から県道294号線で寄居町まで来て、国道140号線(その後すぐ県道82号線)で秩父へ向かう私のドライブルートの1つですが、JR八高線や秩父鉄道の寄居駅から荒川を挟んだ反対側に、今回の鉢形城公園があります。県道294号線沿いにもなりますが、いつもは県道294号線から公園手前で左折し、自動車部品メーカーの工場前を通過して国道140号線の皆野寄居バイパスの方へ抜けてしまうので、これまで気にはなっていましたが立ち寄る事はありませんでした。

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この日は鉢形城公園に来る前に、前回記事の「仙元山見晴らしの丘公園」に立ち寄っています。見晴しの丘公園では展望台に登るのに日頃の運動不足で少しだけ躊躇しましたが、鉢形城公園ではそれを痛感しました。

鉢形城公園

鉢形城公園は寄居駅から県道30号線の荒川に掛かる橋を渡ってすぐの位置にあるので、電車を利用して徒歩で向かう事も出来ます。車の場合は県道294号線で公園の南側に駐車場の入口があります。公園内には文明8年(1476)に長尾景春が築城したとされる鉢形城の堀や土塁などの城郭跡があります。一部復元された石垣や建物もありますが、当時から残る天守閣の様な物はありません。

公園駐車場の利用や公園内への入場は無料となっています。公園内にある「鉢形城歴史館」のみ入館料が必要です。また公園自体の休園日は管理上やむを得ないときとなっていますが、歴史館と駐車場には休館日と開館時間が設けられているので注意が必要です。

駐車場~歴史館~公園内

初めて鉢形城公園に来ましたが、駐車場から公園内へ入るルートが少々分かり難かったです。以下にそのルートの様子を記します。

鉢形城公園の駐車場はとても広く、通常期であれば問題無く駐車出来ると思います。駐車場内にある建物は「大型休憩施設」となっていて、大きな屋根のある建物内にテーブルとベンチが設けられています。

大型休憩施設には自販機が1台ありますが、トイレはありません。トイレは少し離れた歴史館の方にあります。

大型休憩施設の右にある門を入ります。

門を入ると丁字路となり、左に鉢形歴史館、右にトイレがあります。公園内に入るにはトイレの方へ行きます。

上記の右側建物がトイレです。左側の建物とトイレの間を進むと下に降りる階段があるので、この階段を下ります。階段を下りた先の正面は再び駐車場にも繋がりますが、左手に公園内へ続く遊歩道があります。

公園内地図

先の階段を下りた位置に、上記の公園園内図(フィールドマップ)がありました。後にこの記事を書く為にと写真を撮っておきましたが、この後に写真を撮っておいて良かったと思う事になりました(理由は以降で)。他の場所にも設置されているかもしれませんが、公園内を回る際には地図を用意しておいた方が良いです。寄居町の公園案内HPにpdfの園内図もあります。

また現地での園内図にはQRコードが記載されていて、スマホで読み取ってネットにアクセスする事で音声ガイダンスを聞く事が出来ます。ちなみに帰宅後にPCモニター上で表示した写真の園内図からも、スマホでQRコードが読み取れました。公園案内HPで事前に聞く事は出来ない(pdfの園内図にもQRコードは無い)ので、以下にリンクを記しておきます。音声ガイダンスは全部で5つ(園内図では重複箇所あり)です。

  1. 鉢形城全体
  2. 二の曲輪
  3. 虎口
  4. 馬出
  5. 庭園

※音量に注意して下さい。再生出来ない場合の御質問等は御遠慮下さい。リンクは後日削除する場合があります。

園内の様子

前半・後半で分けていますが、あくまで今回私が歩いた範囲での、単なる区切りです。

前半

上記地図で現在地となっている場所から「a~e」の順で進んでいます。

a:土塁が続いていますが、これだけでも雰囲気を感じました。

b:土塁の上を進んで来ると、大きな木が1本。樹齢としては築城当時からあるとは思えませんが、なかなか趣のある形です。

c:一部石垣が見えていますが、これは復元された物でしょうか?

d:この先は細い道が「深沢川」に向かって下っています。この時点で自分が今どこに居るのか、公園内を回るにはどのルートなのかが全く分からなくなりました。先の園内図の写真を撮っておいて良かったです。

ちなみにこの周辺にはスズメバチに注意の表示がいくつかありました。この日はハチは見られませんでしたが、通行には戸惑います。

e:氏邦桜という大きな桜があります。春には盛大に咲きそうです。

後半

氏邦桜を過ぎると、公園内を通過する車道に出ます。

f:車道の反対側は、最も鉢形城の雰囲気を感じる場所です。

g:復元された四脚門と呼ばれる門があります。

h:馬出と呼ばれる、城の出入口だそうです。馬出は鉢形城の他の場所にもあります。

i:復元された石積み土塁と四阿(東屋)。「四阿」の読みや意味が分かりませんでしたが、東屋(あずまや)と同音同義と初めて知りました。

j:ここにはかなり深い堀があります。

想定外

※下記は先の地図と同じ物です。

「g」の位置周辺を見た後にどうやって駐車場に戻るのかを、もう1度写真に撮った園内図で確認しました。しかし遊歩道は1周しておらず、もと来た道を戻るか、車道で八高線の踏切を2回渡って県道294号線に出た後に、車で来た道から駐車場に戻るしかない事に気が付きました(黄色矢印)。ショートカット出来そうな遊歩道がありますが(赤色矢印)、この遊歩道は草に覆われていて通れるのか分かりませんでした。本当はこの位置から「深沢川」を渡れる橋があれば良いのですが・・・。また「k」の方は寄居駅(県道30号線)方面ですが、こちら側を見る気力は無くなりました。

ちなみに「P」の位置に少し車を停められるスペースがあるので、歩く事に不安がある場合は歴史館付近を見た後は、車で移動しても良いかもしれません。

八高線の踏切を2回渡ります。ちょうど電車が来ました。

東秩父村側から来た時に車で通った県道294号線です。まさか徒歩で歩く事になるとは思いませんでした。

やっと駐車場に戻ってきました。

鉢形城公園だけで7000歩近く歩きました。普段は1日でもこんなに歩いていません。ここに来る前の「仙元山見晴らしの丘公園」での展望台なんてカワイイものでした。この後は秩父を回って国道299号線で帰る予定でしたが、疲れ果てたので来た道を東秩父村へ戻りました。しかし遊歩道が公園内を1周していないとは、想定外でした。

感想・その他

鉢形城公園は築城当時から残る建物はありませんが、発掘された土塁や堀などを含め、その土地の様子から当時の雰囲気がとても良く伝わってきます。各所で一面芝になっていますが、その下に数多くの遺跡がある様です。城跡は鉢形城公園外の周辺から東秩父村にも幾つかありますが、多くは山中なので気軽に見る事は出来ません。散策や運動を兼ねて見学するには鉢形城公園は非常に適していると思います。ただしその広さと遊歩道のルートには注意が必要です。あとくれぐれもスズメバチにも注意して下さい。