ドライブルート43 県道363号線~太田部峠~土坂峠

2022年12月11日ルート,動画,林道,秩父

2022年8月から県道71号線の土坂峠が通行止めになっていますが、復旧工事は進んでおらず、2022年12月現在でも開通の見通しは立っていません(→2023年3月末までの予定で行われる様です。4月には開通?)。迂回路は国道299号線の志賀坂峠になっていますが、今回は秩父市側から県道363号線を通り、その先の林道から太田部峠を経由して土坂峠へ抜けてみました。

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ルートについて

土坂峠を通る県道71号線は、秩父市上吉田を通る県道37号線の「宮戸交差点」から合角ダム付近を経由して向かいますが、今回の県道363号線は同じく県道37号線で「宮戸交差点」から皆野町方向に少し進んだ先を左折します。県道363号線はその先、石間川沿いを北上して沢戸地域にある城峰神社の鳥居まで向かいます。

城峯神社の鳥居のある地点で県道363号線は終点となり、鳥居の下をくぐる形で右折すると林道「太田部峠線」となり、太田部峠に向かいます。鳥居をくぐらずに県道363号線から直進すると林道「石神沢線」となります。

林道「太田部峠線」で太田部峠まで来ると林道「上武秩父線」に接続、その先は土坂峠の土坂トンネルで埼玉県側出口まで繋がります。現在の土坂峠の通行止めはこの土坂トンネルの埼玉県側出口で、林道「上武秩父線」が繋がった地点のすぐ先からになっているので、林道経由でも県道71号線に出る事は可能です。

県道71号線(土坂峠)については下記記事を見て下さい。

※追記 2022年8月の土坂峠の土砂崩れについては復旧工事が2023年3月末までの予定で行わる様です。4月には開通するかもしれません(上記記事にて)。

注記

林道は通常の道路とは異なり落石や未舗装路もあります。また天候による通行不能や、冬季は通行止めとなる場合があります。秩父地域の林道情報は下記で確認出来ます。国道・県道はこちら

またこの記事の内容はあくまで私が通行した時の状況なので、その後の様子や通行止めなどの状況が異なる場合があります。実際に通行する際には必ず最新の情報を確認して下さい。また特に林道の通行は自己責任と自己判断の上でお願い致します。

県道363号線

県道37号線から上記の地点を入ります。案内として「石間交流学習館・秩父事件資料展示」の表示があります。県道37号線からしばらくは道幅のある綺麗な道路です。

集落が見え始めると道幅は狭くなりますが、舗装は綺麗なので走行に問題ありません。

石間交流学習館

県道37号線から10分弱ほど走行すると旧石間小学校があります。現在は「石間交流学習館」となっていて、この地域で起きた「秩父事件」の資料展示があるとの事(見学は要予約)。

石間交流学習館から先はさらに道幅は狭くなります。対向車には注意が必要ですが、舗装は相変わらず綺麗なのでそれほど苦労はありません。

石間交流学習館から3分ほど走行すると右折方向に鳥居が見えてきます。この鳥居は城峯山にある城峯神社の鳥居との事。県道363号線はここまでで、右折して鳥居の下をくぐると林道「太田部峠線」となり、太田部峠に向かいます。

県道363号線から直進側の林道「石神沢線」は、2022年12月時点のGoogleMapではこの地域の北部を1周しているだけですが(支線)、実際には林道「上武秩父線」まで開通しています(本線)。ただし舗装はされておらす、私が上武秩父線を走行した時は通行止めでした。OpenStreetMapでは描画されています。

林道「太田部峠線」

城峯神社の鳥居から先は林道「太田部峠線」ですが、正式名は「太田部峠1号線」です。別の場所に「太田部峠2号線」がありますが、こちらは太田部峠から上武秩父線で城峯公園側へ進んだ先から、吉田太田部の楢尾集落に至るルートです。

太田部峠線に入ってからも道自体は県道363号線とあまり変わりません。先にはまだ民家もあります。

半納の横道

太田部峠線の途中に「半納の横道」という秩父事件の激戦地があります。

半納の横道を過ぎると太田部峠線も林道らしく、森林の中を進みます。道幅も狭いのですが舗装路なので走行自体に問題はありません。

太田部峠線に入ってから15分ほどで太田部峠に到着します。太田部峠線はここまでで林道「上武秩父線」に接続します。直進方向が土坂峠に向かい、右折方向は城峯公園・皆野町方面に向かいます。

2022年10月時点では太田部峠から土坂峠に至る方向には「車両通行止め」の案内が出ていましたが、「高崎神流秩父線(県道71号線)が通行できない」となっています。

城峯公園・皆野町方面の逆方向は大型車通行止めとなっています(更木線分岐~風早峠・先の「森林管理道(林道)の通行制限情報」より)。また城峯公園方向に向かってから「太田部峠2号線」に進むことで、楢尾集落を経由して国道462号線に出る事が可能です。

林道「上武秩父線」

上武秩父線を土坂峠方向に進むと、さすがに通行量も少ない為か路肩の草木が伸び出ていて、路面も舗装はされていますが少し荒れ気味です。途中で左から先の「石神沢線」が接続していますが、2022年10月時点ではバリケードが置かれていて通行止めでした。

土坂峠が近くなるとトンネルが2つあります。2つ目のトンネルを過ぎて約1分、太田部峠からは15分ほどで土坂トンネル(県道71号線)の埼玉県側の出口に到着します。

通行止め地点(土坂トンネル出口)の様子

上記は上武秩父線が太田部峠側から出て来た様子です。こちら側には「車両通行止め」の案内はありません(上武秩父線に対して・見えているのは「天候による通行不能の場合あり」)。県道71号線は車の後ろにバリケードがあり、その先で土砂崩れが発生しています。

後ろを振り返ると土坂トンネルがあります。ちょうど埼玉県と群馬県の県境です。

上武秩父線から県道71号線を横切る形で、さらに林道「西秩父線」が伸びています。林道としてはここから矢弓峠~国道299号線と繋がっていますが、現在はここから矢弓峠までは通行止めです。矢弓峠へは県道71号線から合角ダムに向かう県道282号線に進み、その先の林道「二子山線」で向かう事も出来ます。矢弓峠付近でこの西秩父線と接続しています。

土坂峠の土砂崩れ状況(2022年10月時点)

県道71号線は、上武秩父線から出て来た地点のすぐ先から「車両通行止め」になっています。従って群馬県側からここまでは県道71号線で来る事も出来ます。実際にこの日はその後、ここから県道71号線で群馬県側に進みました。

車両通行止め地点から土砂崩れ地点まで徒歩で見て来ました。土砂崩れ地点直前にある立入禁止のバリケードから見ると、斜面にあったモルタルが崩れ、防護ネットがかなり引っ張られた状態でした。また防護ネットの下から溢れた土砂は反対側のガードレールまで達していて、完全に道路を塞いでいる様子でした。

県道11号線の定峰峠も秩父市側で通行止めが続いていますが、中津川集落に至る県道210号線の土砂崩れの復旧が最優先の為か、定峰峠と土坂峠の復旧工事は進んでいない様子です(予算の問題もあるかと思いますが)。県道210号線の復旧工事予定は、2023年8月に条件付きの「通行開放」となるスケジュール予定なので、定峰峠と土坂峠の復旧はまだ当分先となるのかもしれません。県道210号線の土砂崩れについては下記で詳細が記載されています。

県道210号線の迂回路は志賀坂峠から繋がる林道「金山志賀坂線」ですが、現在は関係者のみしか通行出来ません。また通常冬季は通行止めとなってしまう為、中津川集落の住民については一時移転の対応もあるそうです。

動画

実際に走行した動画です。秩父市上吉田の「宮戸交差点」を起点とすると、通常の県道71号線で土坂峠までは約20分ですが、県道363号線から林道で太田部峠を経由すると、倍の約40分掛かりました。距離はGoogleMap上では県道71号線で約11.5km、県道363号線で約16.5kmとなっています。

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