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ドライブルート番外3 二瀬ダムへ至る国道140号線 別ルート

2017年10月24日ルート,動画,林道,秩父

毎月1日の三峯神社への渋滞に関して、その状況やトイレに関する記事を書いていますが、2017年8月から御守り頒布のスケジュールが深夜からに繰り上げされているにも関わらず渋滞が毎月長くなっている気がします。今年7月、10月は二瀬ダムはおろか国道140号線、さらには秩父市の大滝支所や道の駅「大滝温泉」前まで渋滞になった様です。大滝支所前から二瀬ダムの先にある栃本集落方面には別途抜けられるルートがあるので、実際に走ってみました。

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※この記事は三峯神社への渋滞時の迂回路としての利用を推奨、保証するものではありません。

国道140号線

国道140号線は大滝支所前で二瀬ダムと滝沢ダムの2方向に分かれますが、滝沢ダム方向はその後雁坂トンネルを経由して山梨へ抜ける為、大型トラックも多く通過します。反対に二瀬ダム方向は三峯神社へ向かうだけの様に見えますが、二瀬ダムでダム上を通らずに直進した先に栃本集落があります(二瀬ダムから先の三峯神社へは県道278号線)。栃本集落を通過する国道140号線が古来の秩父往還ですが、二瀬ダム(秩父湖)に沿ってもう1本国道140号線があります。この二瀬ダムから先の国道140号線はどちらも秩父市大滝の川又で、先の滝沢ダム方向の国道140号線(こちらはバイパスにあたる)に再び合流します。

上記の地図が二瀬ダムや滝沢ダム、三峯神社周辺の国道140号線です。滝沢ダムの北側に国道140号線のバイパスとなる彩甲斐街道、二瀬ダムから秩父湖沿いを走る2つの道も国道140号線で、その内の北側を通る国道140号線が栃本集落を通る秩父往還です。秩父湖から先を走る2つの国道140号線については下記記事を見て下さい。

別ルート

上記地図内にラインで示していますが、滝沢ダムへ至る国道140号線(彩甲斐街道)の途中から左折して、大滝げんきプラザへ至る道があります。大滝げんきプラザの先は栃本広場への入口を通過して栃本集落にある栃本関所跡へ抜ける事が出来ます。ただし栃本集落、栃本広場へ行くには地図でも分かるように滝沢ダム側の彩甲斐街道で秩父往還側と再合流する川又まで行った方が早いですし、安全です。川又周辺については別途記載します。

別ルートとは、実際には国道140号線の二瀬ダムへ向かう途中に抜けるルートです。大滝げんきプラザへ向かうにはこのルート途中でさらに1度右折します。二瀬ダム側の途中に抜けるルートは、平成26年に大滝支所と二瀬ダム間の国道140号線で発生した法面崩落による通行止めの迂回路として利用されました。現在交通量はほとんどありませんが道路自体はしっかりしています。

二瀬ダムへ向かう途中に抜けるルートなので、三峯神社への渋滞時に迂回路として利用出来るのでは?と思われますが、実際には難しいと思います。通れる通れないの問題ではなく、やはり渋滞途中に割って入る様な形になるので個人的にはお勧め出来ませんし、利用しないと思います(毎月1日には行きませんが)。国道140号線の川又から栃本集落、あるいは秩父湖に近い側のルートで来る場合は、二瀬ダムの交差点もありますし、山梨県側からの正規なルートと考えられるので問題は無いと思います。ただし二瀬ダムの交差点も栃本集落側から来ると右折になり、対向車が渋滞で並んでいる事を考えるとスムーズに入っていける状況ではないと思います。さらに栃本集落を抜ける秩父往還側は地元の方々の生活道路でもあるので、こちらの利用もお勧め出来ません。

川又

秩父市大滝の川又で、国道140号線の彩甲斐街道、秩父往還、秩父湖に近いルートが合流します。実際には山梨県側から来ると国道140号線沿いに「川又観光トイレ」があり、この位置で秩父往還が合流します。さらに少し進むと大峰トンネルがあり、大峰トンネル手前で秩父湖に近い側の国道140号線が合流します。川又から栃本を経由して三峯神社に向かう場合、通行し易いのは秩父湖に近い側のルートかと思います。栃本集落を通過する秩父往還の集落内はとても狭く、対向車があった場合はすれ違いが出来ない個所、さらにアップダウンも多いです。秩父湖に近い側は本当に何も無いのですが道幅は秩父往還に比べれば広く、アップダウンもそれほどありません。

※毎月1日の秩父往還側のルートは、先に書いた通り地元の方々の利用があるのでお勧めしません。

林道について

GoogleMAP上では国道140号線や上記ルート以外にも、行けるのでは?と思われる道路がありますが、多くは林道や集落内を抜ける路地に近い様な細い道です。林道は通常の道路とは規格や作りが違い、未舗装の砂利道や落石、崩落などの危険もあります。特に集落内を抜ける道についてはその地域の方々には重要な生活道路であるので、迂回路としての利用は控えるべきだと思います。

大峰線

後付けになってしまいますが、上記ルートで滝沢ダム側から来て一度右折し、大滝げんきプラザへ向かうルートはその右折する地点から林道の大峰線になります。大峰線はげんきプラザへの入口を通過して栃本広場へ向かう道まで抜けています。栃本広場への道からは林道栃本線(支線?)になる様です。げんきプラザへは観光バスも来るので、普通車での走行は問題ありませんが、すれ違いには注意が必要です。げんきプラザから先はあまり通行する車はありませんが、栃本広場にもバスが居たのを見た事があります。栃本集落側からはバスはさすがに入って来られないので、げんきプラザ側から来たのだと思います。

麻生線

大滝げんきプラザに向かうルート(林道大峰線)途中に「林道麻生線」があります。大峰線を栃本集落まで行かなくても、二瀬ダムに近い秩父往還(栃本関所の加番所跡前)に出てきます。林道自体は国道140号線の手前で終わっています。

吉ヶ谷線

二瀬ダムから県道278号線で三峯神社に向かうと、途中で左折するルートがありますが、これが林道吉ヶ谷線に至る道です。再び県道278号線に合流しますが、その合流地点は2017年8月に設置された仮設トイレ(二瀬ダムから5km地点)のある場所です。一見、県道278号線をショートカット出来そうですが、道中は未舗装の砂利道に加え九十九折の坂道になっている箇所があります。一般車で気軽に抜けられる道ではありません。吉ヶ谷線と称される林道も仮設トイレのある地点が起点となっていて、しばらくは舗装もありますが舗装が終わる位置で林道自体も終点との標識があります。

三峰線

県道278号線、上記の吉ヶ谷線を過ぎて三峯神社へ残り3km程度のヘアピンカーブの位置から三峯集落を抜け、旧大滝小学校の三峰分校を通過して再び県道278号線に合流するルートです。合流する位置は最後の仮設トイレ(三峯神社1.1km手前)がある付近です。吉ヶ谷線に比べれば十分通行できる道ですが、三峯神社への渋滞時での利用はやはりお勧め出来ません。

※2017年10月30日追記

林道「吉ヶ谷線」と「三峰線」についても実際に通行して確認しました。以下の記事を見て下さい。動画もあります。

大血川線

林道「大血川線」は今回の二瀬ダム付近の国道140号線、あるいは二瀬ダムから三峯神社に至る県道278号線上ではなく、秩父市街方面に戻った地点(大血川ドライブインのある所)から大陽寺を経由して、県道278号線とは逆方向から三峯神社の駐車場に繋がる林道です。全線舗装路との事ですが、国道140号線の大血川ドライブインから三峯神社まではGoogleMAP上で16.5km、時間は1時間43分と表示されます。また毎月月末から翌2日に掛けては緊急対応(三峯神社駐車場の対応)の為に通行止めになるので、毎月1日は利用出来ません。さらに冬季やその他治山工事等で通行止めになる場合が多い様です。

林道通行制限情報は下記にて公開されています。

動画

滝沢ダム側の国道140号線から二瀬ダム方向の国道140号線、さらに大滝げんきプラザを通過して栃本集落、二瀬ダムへ向かった動画です。

ブログ記事公開後に再び同じ内容(翌年に同じ場所を走行など)の動画を作成・公開している場合があります。記事内の動画もなるべく最新を掲載する様にしていますが、最新や過去・その他の動画を見る場合はYoutubeを見て下さい。  
 

その他

今回の記事内容とは一切関係ありませんが、滝沢ダム側から今回のルートを来る途中に「龍泉寺」があります。この龍泉寺は元々滝沢ダムの北側にあったお寺で、滝沢ダム建設に伴い移転されました。滝沢ダムの建設によってダム湖(奥秩父もみじ湖)に沈んだのではなく、急な斜面の集落(滝ノ沢)にあった為に移転となったそうです。元の場所は現在「滝ノ沢望郷広場」として整備されています。

注記

繰り返しになりますが、この記事の内容は三峯神社への渋滞時の迂回路としての利用を推奨、保証するものではありません。またこれらのルートを通行するにあたっては自己判断、自己責任をお願い致します。トラブル等の責任は負えません。くれぐれも地元地域の方々の御迷惑にならない様にお願い致します。