国道139号線 観光シーズンの渋滞について(富士山西部・朝霧高原周辺)
※このページでは国道139号線の渋滞に関して補足的な内容を記載しています。主な内容は1ページ目を見て下さい。
近年の渋滞
以下では各日時におけるGoogleMapでの渋滞表示や、実際に私が現地を走行した際の様子を記載しています。※毎年同じ様に渋滞が発生する訳ではありません。あくまで参考として下さい。
2022年5月6日(金)
新型コロナウィルスによる移動制限が無かった2022年5月のGWですが、久しぶりに実家へ帰省しました(5月3日)。行きは都内から中央道で河口湖IC~国道139号線~県道71号線と進みましたが、やはり国道139号線は片側2車線から1車線に変わる「大田和交差点」手前から渋滞が発生していました。また同時に県道71号線では静岡県方面から、国道139号線に繋がる「ひばりが丘交差点」まで渋滞が長く発生していました。
上記は5月4日16:00のGoogleMapの交通状況の表示です。迂回路として案内されている県道71号線の渋滞が非常に長く、逆に国道139号線の方が渋滞は短くなっています(注:あくまでGoogleMapでの表示上です)。
私の帰りは翌日5日で、来た道を逆方向に進みました。6日が平日である為か国道139号線および県道71号線の渋滞はそれほど酷くはありませんでした(代わりに中央道上りが…)。上記は県道71号線で国道139号線に繋がる「ひばりが丘交差点」です。国道139号線が渋滞していると、信号機が青でも県道71号線からは車が数台しか入れないので、状況によっては県道71号線の方が時間が掛かってしまいます。
2019年8月11日(日)
今年の夏の帰省は、久しぶりに中央道ではなく下道の国道20号線を利用しました。しかしやはり相模湖駅前や中央道相模湖I.C.までは渋滞があり、高尾山I.C.から大月市街までに約1時間30分掛かりました。下りに関しては渋滞していても中央道を利用した方が楽で時間も早く到着します。
国道139号線はこれまで同様に鳴沢氷穴や富岳風穴へ向かう車で、河口湖方面からは国道139号線が片側2車線から1車線に変わる「大田和交差点」手前から渋滞が長く発生していました。河口湖I.C.前から大田和交差点の通過までには30分掛かり、その後も鳴沢氷穴や富岳風穴まで渋滞していましたが、今年は途中で大坂道へ繋がる迂回ルートで県道71号線に進みました。
2日後の昼過ぎに逆方向へ帰宅の為に通行しましたが、こちらの方向はまだ大きな渋滞は無く、まだまだ鳴沢氷穴や富岳風穴に向かう方向が渋滞していました。また河口湖からは懲りたので中央道を利用しました。まだ帰宅ラッシュでは無いので、中央道も少しだけの渋滞で済みました。
2019年5月3日(金)
上記左側3つは12:00の状況です。国道139号線では特に河口湖I.C.方向からの渋滞が目立ちます。帰宅時の迂回ルートと案内されている、県道71号線へ繋がるルートからも渋滞があります。また朝霧高原方向からでは、白糸の滝や朝霧高原の各観光施設近辺で渋滞が発生しています。
上記の右端(黄枠内)は18:30の県道71号線ですが、国道139号線との合流となる「ひばりが丘交差点」を先頭に渋滞が長くなっています。この時間では既に国道139号線側の渋滞の方が短くなっています。
2019年5月2日(木)
一昨日(4月30日)、帰宅の為に静岡県側から県道71号線を通って河口湖I.Cへ行きましたが、雨天だった為か渋滞はほとんどありませんでした。今日は午前中から渋滞が目立っています。県道71号線から芝桜まつり会場付近の国道139号線に繋がる地点(A)も渋滞しています。
2019年4月28日(日)
28日は実際に中央道河口湖I.Cから国道139号線を本栖湖方面に進み、県道71号線へ通行しました。10連休初日となる27日はあまり天候が良くなく、中央道や国道139号線でも渋滞はあまり無かった様子です。
正午ごろに中央道八王子I.Cを通過しました。八王子I.Cまではそれほど渋滞もありませんでしたが、少し進んで元八王子BSまで、以降断続的に圏央道との接続となる八王子JCT、小仏トンネル前、相模湖付近が渋滞していました。藤野PAを過ぎると渋滞は無く、大月JCT~河口湖I.C間も順調でした。
いつもの様に撮影していた動画時間から八王子I.Cを起点(0分)にすると、元八王子BSまで17分、八王子JCTまで30分、小仏トンネルまで41分、相模湖東I.Cまで48分、藤野PAまで56分掛かっていました。その後は大月JCTまで74分、河口湖I.Cまで90分といった所です。通常は1時間弱なので1.5倍の時間が掛かっていますが、大渋滞と言う程でもありませんでした。ただし藤野PAや談合坂SAは入口でかなり並んでいました。
河口湖I.Cを降りて国道139号線に入り、本栖湖方面に進むと片側2車線が1車線になる「大田和交差点」の手前1km弱から渋滞が始まり、以降は道の駅「なるさわ」や県道71号線への「ひばりが丘交差点」までひたすら渋滞でした。河口湖I.Cを起点にすると、大田和交差点まで29分、道の駅「なるさわ」まで48分、ひばりが丘交差点まで51分掛かっています。この区間は通常15分もあれば通行できるので、3倍以上の時間が掛かっています。
県道71号線へ入れば渋滞も無くなりますが、国道139号線側はひばりが丘交差点以降、鳴沢氷穴や精進湖、本栖湖にある交差点、芝桜まつり会場入口でまだまだ渋滞があったと思われます。ひばりが丘交差点では反対方向も渋滞していて、県道71号線側も信号機による渋滞がありました。国道139号線が渋滞してしまっているので、信号機が青でも数台しか進めない状況です。県道71号線は芝桜まつり会場からの帰宅や静岡方面への迂回路として案内されているので、通行量は非常に多かったです。
上記は私が国道139号線から県道71号線を通行した、28日の15:30頃のGoogleMapの通行状況表示です。10連休で分散する為か、昨年に比べれば幾分マシな方でしょうか。
2018年5月4日(金)
連休後半となる5月3日は朝から雨となっていた事もあり、下記4月29日の様な長い渋滞は見られなかった様です。翌4日は晴天となり一転してまた渋滞が長く発生していました。
上記は5月4日の13:30頃のGoogleMapの交通状況表示です。4月29日よりも赤い表示が長くなっている様に見えます。
上記はさらにその後の18:00と20:00ですが、鳴沢村の国道139号線へ抜ける県道71号線の渋滞が非常に長くなっています。20:00では国道139号線側の渋滞はほぼ無くなっている様ですが、県道71号線側は国道139号線との交差点通過に時間が掛かる為か、依然として渋滞が残っています。富士芝桜まつりHPの周辺エリアマップ(※無くなりました)にも東京方面への迂回路としてありますが、夕方以降では国道139号線側の方が早く通過出来たのでは無いでしょうか?
2018年4月29日(日)
上記はお昼頃の富士芝桜まつり会場付近(左・中央)と静岡県側の国道139号線(右)です。芝桜まつり会場に向かう両方向と、県道71号線から国道139号線に向かう道も渋滞があります(赤丸)。静岡県側ではさらに「まかいの牧場」を先頭に「白糸の滝」方向にも渋滞があります。
上記は少し時間が経過して夕方近くです。帰宅の為に河口湖に向けて渋滞が続き、県道71号線から国道139号線にも渋滞があります(赤丸)。芝桜まつり会場付近もまだ渋滞があります。
県道71号線へのルート(静岡県側・詳細)
1ページ目に記載した、国道139号線と県道71号線を繋ぐルートについてです。「県道71号線」の地図上部の題名左にある[→]をクリックして、「県道71号線へ(その1~7)」の各チェックを入れてみて下さい(スマホでは別ウィンドウになるかもしれません)。これらの各ルートは個人的にも通行した事があり、国道139号線が渋滞だった際に県道71号線へ迂回する際にも使用しています。以下はその各ルートについてです。
県道71号線へ その1
このルートは芝桜まつりHPの周辺エリアマップ(※無くなりました)にも記載されているルートで、渋滞時の東京方面への帰宅用ルートとなっています。国道139号線上には道路標識があり「富士ヶ嶺」方向に進みます。県道71号線まではセンターラインのある道路で、県道71号線との交差点の角には「富士ヶ嶺農林畜産物生産組合直売所」とトイレもあります。県道71号線を通過して直進するとゴルフ場と、過去には某テーマパークがありました。この辺りは晴れていれば富士山も綺麗に見えます。
県道71号線へ その2
国道139号線から上記とは別のゴルフ場へ向かうルートですが、ゴルフ場入口を通過して県道71号線に繋がります。国道139号線側は信号機のある「根原交差点」で、ゴルフ場の入口案内があります。ゴルフ場まではセンターラインがありますがゴルフ場から先は無くなり、部分的に狭い箇所もあります。途中で「その4」とのルートと交差しますが、信号機の無い交差点でこちら側に一時停止義務があります。
県道71号線へ その3
国道139号線で有料道路時代に料金所があった場所は、現在「朝霧さわやかパーキング」という駐車場になっています。駐車場は無料で利用する事が可能で自販機とトイレがあります。この駐車場の位置から県道71号線に繋がるルートで、県道71号線までセンターラインもあります。このルートも途中で「その4」のルートと交差します。「その2」と同様に信号機の無い交差点でこちら側に一時停止義務があります。
県道71号線へ その4
国道139号線の道の駅「朝霧高原」、あさぎりフードパークから南下する形で、上記「その2」と「その3」のルートと交差した後に県道71号線に繋がります。道の駅からフードパークを通過してこのルートに入る事も可能です。逆方向はフードパークには行けますが、道の駅には一度国道へ出る必要があります。このルートで県道71号線に繋がる地点付近も富士山が良く見えます。
県道71号線へ その5
国道139号線でゴルフ場入口、ドライブイン「もちや」のある「猪之頭交差点」から県道75号線で、県道71号線を静岡県側から来た際に人穴地域で右折する地点に繋がります。県道71号線まではセンターラインは無く、道も狭めです。方向的には静岡県側に戻る形です。
県道71号線へ その6
国道139号線の「畜産試験場北交差点」から上記「その5」の県道75号線に繋がるルートです。国道139号線からしばらくはセンターラインはありませんが、それほど狭い道ではありません。また県道75号線が近くなるとセンターラインのある道になります。県道75号線に出た後は右折して静岡県側に少し戻ってから県道71号線に繋がります。県道75号線を71号線と間違えて左折してしまうと、また国道139号線に戻ってしまいます。
県道71号線へ その7
国道139号線の「まかいの牧場」前から県道71号線へ繋がります。ただし国道139号線付近は「まかいの牧場」の駐車場で囲まれているので混雑時は注意が必要です。しばらくは狭い道ですが「まかいの牧場」から「富士ミルクランド」へ向かうには便利な道です。
その1~7で共通する事・その他
国道139号線と県道71号線の間には多くの牧場があり、牛が放牧されています。農耕車の移動や牛の横断などもありますので十分気を付ける必要があります。また野生動物も多く、熊や鹿、タヌキなどが居ます。
GoogleMapなどを見ればその他にも、国道139号線と県道71号線を繋ぐ道がありますが、これらは主に農道や作業道、民家に通じる様な狭い道なので利用は出来ないと思います。その1~7のルートも同様ですがその地域の方々の生活道路でもあるので、なるべく迷惑の掛からない様に通行して頂きたいと思います。
※山梨県側から国道139号線を来た場合は、県道71号線が繋がるB地点の「ひばりが丘交差点」を過ぎてしまうと、芝桜まつり会場までで県道71号線に向かう事の出来る道はありません。
渋滞は別として、国道139号線は山梨県から静岡県側に入ると長い下り坂が続いています。山梨県側から来る車はかなりスピードが出ている場合があり、信号機の無い交差点や各観光施設から国道139号線に出る時は非常に怖い時があります。その昔、ブレーキフェードによる大きな事故もあったので、国道139号線の走行にも注意が必要です。
また県道71号線は(国道139号線もですが)、本栖湖の辺りは青木ヶ原樹海内を通過します。通行自体に問題はありませんが、夜は照明が全く無い為に真っ暗で霧も出やすいです。
おまけ
上記は国道139号線を中心に、周辺の主な観光施設、コンビニ・ガソリンスタンドなどをマークしてあります。本当は県道71号線の地図に含めるつもりでしたが見難いのでやめました。折角マークしたので別地図にして載せておきます。