GPSの無いAndroid端末で外部GPSを使う その2(Bluetooth接続のGPS端末)

Android, YOGA Tablet2, マップ

Android-x86をインストールしたYOGA Tablet2では内蔵GPSが利用出来ませんでしたが、前回USB接続のGPSレシーバーと、GNSS Commanderアプリを使用する事で現在地の認識が可能となり、GoogleMapアプリでのナビゲーション利用も出来ました。またGNSS Commanderアプリでは、Bluetooth接続による他のGPS端末からのGPSデータ受信にも対応しているので、今回はスマホ(Android)のGPSからデータを受信して、YOGA Tablet2で利用出来るか試してみます。

スポンサーリンク

注記

この記事は2019年7月現在での内容です。実際に私が行った内容で書いていますが、その後に製品やアプリ等の仕様や方法が異なる場合があります。これら記事の内容を参考にしての作業等は、自己責任と自己判断の下でお願い致します。また私個人の所感や勘違い等の可能性もあるので、記事内容の保証は出来ません。

USB接続のGPSレシーバーを使用した場合の内容は、上記の前回記事を見て下さい。

Bluetooth接続のGPS端末

Bluetooth接続によるGPSデータの利用は、スマホ側にもGPSデータを送信する為のアプリが必要で、GooglePlayストアで「GPS Bluetooth」などと検索すると幾つかアプリが出てきます。送信側受信側ともに同じアプリをインストールして使用するアプリもありますが、YOGA Tablet2の受信側はGNSS Commanderを使用するので、送信する為のアプリを使用します。

幾つか試してみた限りでは「GPS 2 Bluetooth」アプリがシンプルでとても簡単な印象だったので、今回はこのアプリを私のスマホ側(P20lite)にインストールして使用しています。

ペアリング

最初にYOGA Tablet2とスマホをペアリング接続しておきます。ペアリング方法自体は特別な事では無いのでここでの説明は省きます。YOGA Tablet2にインストールしたAndroid-x86(8.1-r2)でも問題無くペアリング出来ました。

GNSS Commander

次にYOGA Tablet2側のGNSS Commanderで、前回のU-Blox7を設定した項目にて今度はGPS inputを「Bluetooth」とし、その下でペアリングした他のGPS端末(スマホ)をデバイスとして選択します。またGNSS Commanderはその後立ち上げたままにしておきます。

GPSデータの送信

スマホ側でGPSをONにし、GPS 2 Bluetoothを立ち上げます。GPS 2 Bluetoothは非常にシンプルで画面上で「START」をタップするだけです(上記a)。するとアプリはペアリングされている機器を探します(上記b)。接続が確認されると上部に相手機器名が表示されますが、スマホでGPSによる現在地が認識出来ていないと、GPSデータは送信されない様子です(上記c)。スマホでGPSを受信して現在地が認識出来る様になると、上記dの画面になります。

この状態でYOGA Tablet2側のGNSS Commanderを見てみると、スマホから受信したGPSデータを利用してGPSの情報等が表示され、現在地も認識出来ています。USB接続のU-Blox7を使用するよりも多くのGPSが見えていて、QZSS(みちびき)も見えている様です。

さらに前回記事同様、GNSS Commanderの設定で「GPS Mock location」のチェックを入れ、Android-x86の「仮の現在地情報アプリを選択」でGNSS Commanderアプリを指定した上で、スマホとYOGA Tablet2で同じGPS情報表示アプリを立ち上げてみました。YOGA Tablet2側では衛星は補足出来ていませんが(上記赤枠内)、緯度・経度の数値はスマホ側と同じ数値で共に変化します。変化の時間差は1秒も無い印象です。時々最小桁の数値のみが一致しない時がありますが、地図上で影響の出る範囲では無さそうです。

スポンサーリンク

GoogleMapアプリによるナビゲーション

BluetoothによるスマホからのGPSデータの受信が出来たので、この方法でもGoogleMapアプリでのナビゲーション利用が可能か試してみました。

前回同様、YOGA Tablet2では音声も出ないので車両のカーナビともBluetoothで接続し、音声はカーナビ側から出力しています。またGoogleMapアプリでナビゲーションを行うにはネット接続が必要ですが、YOGA Tablet2ではWifiは切断されてしまう上に、既にBluetoothもカーナビとスマホで接続してしまっているので、今回はUSBテザリングを行っています。

USBテザリングはスマホとYOGA Tablet2をUSBで接続し、スマホ側でUSBテザリングをONにすると可能になりました。YOGA Tablet2側では特に設定等は行わなくても、通知バーに「←→」のアイコンが出てネット接続が可能になりました。上記ではBluetoothで車両のカーナビとも繋がっていますが、この接続は必要ありません。私は時々カーナビの開通予定情報の更新で使用しているので、設定が残っている状態です。

さて、肝心のナビゲーションについては前回と同様に問題無く行えました。現在地の表示や案内等の様子も前回と変わらない印象です。ただしUSBテザリングを行っていると、YOGA Tablet2からスマホに対して「充電」も行ってしまうので、YOGA Tablet2側のバッテリーの減少が問題になってきます。YOGA Tablet2には充電兼用のUSBポート(MicroB)が1つしかないので、充電(OTG)対応のUSBハブが必要になりますが、スマホやタブレットでは充電の規格や仕様が様々なので、充電対応とされるUSBハブを利用しても実際に充電が可能になるのかは不明な場合が多い様です。私も購入を考えていましたが、YOGA Tablet2(1051F)で使えるか分からないので見送っています。

まとめ

今回もGoogleMapアプリによるナビゲーションは問題無く行う事が出来ました。しかしやはり同じ場所にスマホがあり、今回はさらにGPSデータをわざわざそのスマホから受信するという方法です。はたして同じ様な事をする人が居るだろうか?と疑問に思いつつ、車を運転していましたが・・・。

またスマホ以外ではBluetoothを内蔵したGPSロガーも利用する事が出来る様ですが、さすがにこちらまで試す予定はありません。

Android-x86をインストールしたYOGA Tablet2自体は、時々引っ掛かる様な動作やYahooカーナビの様に利用出来ないアプリもありますが、割と「動く」印象です。ただし現状Wifiは切断されてしまう上に、内蔵GPSが機能しない、音声も出ないのでやはり再利用方法としては現実的ではありません。せめてWifiだけでも安定してくれればとも思いますが、正直安いAndroidのタブレット機を買った方が楽で苦労も少なく、最も現実的です。

Androidで色々試したので、次回はWindowsにAndroidエミュレーターをインストールし、エミュレーター上でどこまでGPS等のハードウェアが利用出来るのか試してみようと思います。→試しました(下記)。

「YOGA Tablet 2」関連記事

以下は「YOGA Tablet 2」タグの記事一覧です(投稿順)。現在の記事とこれ以降に投稿した記事も含みます。