YOGA Tablet 2(1051F・Windows8.1) 充電とUSB機器の同時利用を試す(OTGケーブル)

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先日、LenovoのHPに掲載された充電最適化アップデートの件で思い出したのですが、私のYOGA Tablet 2(1051F・Windows8.1)では外部接続として充電兼用のmicroUSBポートが1つしかありません。マウスやUSBメモリーを利用しようとすると充電が出来ないので、途中でバッテリーが不足して困ってしまう場合があります。そこで今回は二股のケーブルを利用した充電とUSB機器の同時利用を試してみます。

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二股分岐ケーブル

「YOGA Tablet2 USB 充電しながら」という内容でネット検索すると、充電対応とされるハブや二股になっているOTG対応USBケーブルの製品が幾つか出てきます。ただしそれらを購入出来るサイトのレビュー内では、タブレットやスマホ側の充電をしながらUSB機器が利用出来た、あるいは逆に出来なかったという書き込みがそれぞれあり、またYOGA Tablet2の場合だけを見ても同様です。

とりあえず自分の場合も試してみないと分からないので、今回は上記の製品を購入しました。ただし購入先はAmazonで、現在(2020年5月末)の販売価格は250円でした。また現在の製品では注意事項として

※ USBオスは本体へ充電できません。周辺機器へ給電専用になります。

との記載があり、あくまで周辺機器に対する給電であるとなっています(製品題名も「USB機器給電端子付」)。したがってタブレットやスマホに対して充電が出来たとしてもイレギュラーな場合であり、何らかの不具合が発生してしまう可能性もあります。

接続テスト

Amazonのレビュー内ではYOGA Tablet2ではないものの、接続方法や順番によって充電しながらUSB機器を利用出来たとする方法を投稿して下さっている方もいます。その方法も参考にしながら以下より試してみます。

※二股ケーブルの内、タイプAのUSBオスは電源アダプター固定とします。

microUSB-タブレット・USBメス-USBメモリー

まずはケーブルの端子サイズ通りの接続です。USBメモリーは接続せずにYOGA Tablet2のみにmicroUSBを接続しても何の反応も無く、充電状態にもなりませんでした。

さらにそのままUSBメモリーを接続してみるとUSBメモリーは認識されましたが、相変わらず充電状態にはなりません。接続の順番を色々と試しても、結果として他の状態になる事もありませんでした。ただしYOGA Tablet2にmicroUSBを接続する前にUSBメモリーを接続すると、USBメモリーには電源が供給されます。

microUSB-USBメモリー・USBメス-タブレット

次にmicroUSBにタイプAのUSBメスとなるアダプターを接続してUSBメモリー、USBメスにはmicroUSBオスとなるケーブルを使用して、先程とは逆になる様に接続してみます。これはYOGA Tablet2ではありませんが、Amazonのレビューで具体的な成功例として投稿があった方法と同様です。

この場合はYOGA Tablet2は充電状態になりましたが、USBメモリーは認識されませんでした。上記写真ではUSBメモリーが青く点灯していますが、電源のみが供給されている状態です。接続の順番を色々変えても同様でした。

テスト結果

結局は製品の注意事項に記載されている通りの結果となりましたが、製品も仕様自体が変わっていたり、「ノーブランド品」なので購入先によっても異なる可能性もあります。あまり期待もしていませんでしたが、250円だった事がテストに至った理由です。

自作OTGケーブル

OTGケーブルについて調べていて、その仕様が分かり易く記載されているページがありました(マイナビニュース)。そこではあくまでAndroidスマホでのOTGケーブルについての内容なので、Windows8.1が搭載されている私のYOGA Tablet2で、そもそもホスト機能や充電機能がOTGに準拠する物なのかも不明ですが、先に購入した二股USBケーブルの中身も実際にはどうなっているのか分からないので、この際ケーブルを自作してみる事にしました。

microUSBのオスコネクターと抵抗を買いました。バラで買う方が高く付くのでそれぞれまとめ買いです。抵抗は41種類で各20個がセットになっていますが、安価な為に種類や数の欠損があるかもしれないとの注記がされています。私が購入して届いた物は・・・必要な抵抗はあったので、全ては確認していません。

先のマイナビニュースサイトの記事を参考に、OTGに対応した二股のUSBケーブルを作りますが、microUSBの5ピン端子の内、4番(ID)と5番(GND)を124kΩで接続する事になっています。124kΩという抵抗は今回購入したセットには無いので、33kΩ+91kΩで124kΩとします。タイプAのUSBコネクターは余っているケーブルを切断して流用します。

microUSBへの半田付けは苦労しました。4番と5番への接続は抵抗をループさせて繋ぎます。また各配線が接触しない様に収縮チューブも利用します。

一通り半田付けをしたらハウジングに収めます。抵抗は入らないので、さらに収縮チューブを被せます。

タイプAのオスコネクタは電源配線のみ(1番と4番)。メス側は4本全て繋いで完成です。テスターでの導通は確認しました。ただし購入した抵抗の精度は±1%となっていますが、実際の所は分かりません。

接続テスト

自作OTGケーブルについても、購入したケーブルと同様に試してみます。

microUSB-タブレット・USBメス-USBメモリー

まずは端子のサイズ通りに、microUSBだけをYOGA Tablet2に接続してみましたが、YOGA Tablet2に反応は無く、充電状態にはなりませんでした。

そのままUSBメモリーを接続すると認識されましたが、YOGA Tablet2側は相変わらず充電状態にはなっていません。microUSBをYOGA Tablet2に接続せずにUSBメモリーを接続した場合は、USBメモリーに電源が供給されます。接続の順番を色々変えても自作OTGケーブルの結果は、購入したケーブルと同様でした。

microUSB-USBメモリー・USBメス-タブレット

さらにアダプターとケーブルを利用して、YOGA Tablet2とUSBメモリーの接続を逆にしてみましたが、YOGA Tablet2は充電状態になりますがUSBメモリーは認識されず電源のみとなり、こちらも購入したケーブルと同様です。

テスト結果

結局の所、購入したケーブルと自作OTGケーブルで結果は変わりませんでした。自作だったら何か変化があるかと期待したのですが・・・。逆に言えば、購入したケーブルもちゃんとOTGに準拠しているとも言えます。

その後こちらのページ(Ascii.jp)で試している、microUSBの4番5番の接続をスイッチ式にして、先に通常のUSB接続としてからOTGに切り替える方法があったのでこれも試してみました。

折角作ったmicroUSBのコネクター部分を再び開き、33kΩと91kΩの抵抗の接続を切って疑似的にスイッチにしました。またAscii.jpの記事では抵抗を使用していないのですが、この場合も抵抗よりも前で短絡するなどで試しましたが、YOGA Tablet2では一切充電状態になる事はありませんでした。パフォーマンスモニターで電源の状態も見ましたが変化しませんでした。ただし抵抗をこれまで通りに接続すれば、USBメモリーは認識されます。

充電状態に出来たという例でUSBコネクターをゆっくり刺したり、一旦少し抜くという方法も見掛けましたが、USBコネクターは電源端子と信号端子の長さが異なる(電源が先に接触する)様になっているので、これによってもスマホやタブレット側の反応に違いが出るのだと思います。

その他・まとめ

そう言えば、古いAndroidスマホで画面タッチが効かなくなり、USBマウスを使用して操作した事がありました。その時に使用していたUSBタイプAからmicroUSBへの変換ケーブルが、考えてみればOTGに対応している様子です。入手した経緯が全く記憶にありませんが、上記の様にUSBメモリーも認識できます。ハブを利用してマウスとキーボードも同時に使用出来ましたが、ハブを介するとUSBメモリーは認識されませんでした。

補助電源用の二股USBケーブルもあったので、わざわざOTGケーブルは買わなくて良かったのかもしれません。ちなみにこれを利用しても結果は同じでした。

結局、現状ではYOGA Tablet2ではUSB機器の利用と同時に充電状態とする事が出来ませんでした。出来たとする書き込み等では、他の要素(他のOTGケーブルや電源アダプター等)がまだまだありそうですが、確実な情報も無い為、これ以上のテスト等を行う気力がありません。また私のYOGA Tablet2では通常の充電でも使用するUSBケーブルが細いと、なかなか充電が進まないといった現象も確認しています。

今現在も特にスマホでは充電仕様などがメーカーで様々なので、例え規格が合っていたり対応を謳っている製品でも利用が難しい様に感じます。

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