WRX micro:bitを車両で使う その25 micro:bit バージョン2.0を購入

2020年12月1日Ad,micro:bit,社外部品・DIY

久しぶりにmicro:bitについてです。ここ最近はあまりmicro:bitで何か作る事はしていませんでしたが、2020年10月にmicro:bit本体のバージョンが「2.0」になり、機能追加や性能アップが行われるアナウンスがありました。そして日本国内では11月25日から購入出来る様になったので、さっそく1つ購入してみました。

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購入について

日本でのmicro:bit販売は「スイッチエデュケーション」が1次サプライヤーとなっている様です(スイッチサイエンスは同社グループの通販サイト)。その他、Amazon等でもmicro:bitは販売されていますが、現在は古いmicro:bit(~v1.5)もまだ販売されています。またこれらの中には販売ルートが海外からの物もあると思います。

私は今回、スイッチサイエンスから購入しています。

上記の商品リンクから購入する場合は、micro:bitのバージョン等に注意して下さい。

これまで(v1.5)との違い

外観

これまでのmicro:bit本体のバージョンは「1.5」でした。「2.0」での大きな違いは、本体にスピーカーとマイク機能が追加された点で、別途拡張ボード等を使用する事なくこの機能が利用可能になります。

LEDのある表面ではロゴマークがタッチスイッチになりました。これまではAとBのメカニカルなスイッチが2つだったので、実質スイッチが3つになった事になります。またタッチスイッチの横にはマイクに音声が入力された時に点灯(反応)するLEDがあります。

裏面には先のスピーカーとマイクのチップが追加されています。その他にはmicroUSBコネクターの隣に電源LED、その左側には金メッキとなったBLEアンテナ、0~2及び3VとGNDのエッジコネクタに凹みがあり、リセットスイッチには電源入り切り(パワーセーブ?)の機能も追加になった様子です。

上記の右がv2.0、左がv1.5です。表面ではあまり変わった様子はありませんが、全体的に光沢が無くなっています。正しくは分かりませんがv2.0では基盤保護の為か、さらにコーティングがされている様な印象です。

裏面を見るとリセットスイッチ付近と端子以外はまったくレイアウトが異なっています。拡張ボードなどを利用する際、厚みで基盤ギリギリとなっている場合は注意が必要かもしれません。特にスピーカーが厚くなっています。

ちなみに取扱説明書も当然v2.0で、技適マークもあります。

詳細

これまでのバージョン(v1.5)との相違点は、こちら(micro:bit公式)かこちら(国内販売元)に記載されていますが、メインプロセッサーやメモリーも強化されています。私個人的には特にメモリーの強化はBluetooth機能や無線機能を同時に利用すると、メモリーオーバーのエラーが簡単に出てしまったので嬉しい所です。またBluetoothが4.0から5.0、I2C通信機能がこれまで方位と加速度センサー共有から独立、サーボモーターなどを動かす際にはネックだった外部への電源供給も、90mAから200mAになっています(ただし電圧は3Vと変わらないので要注意)。

基盤上にあるピン数は変わりませんが、GPIO専用端子が3本から4本になっています。初めはワニ口クリップで挟める端子が1つ増えるのかと思っていましたが、こちら(micro:bit公式)を見るとこれまで「P9」端子は「LED7」と共有でしたが、これが「P9」独立となった様です。実際には拡張ボードなどで多くのGPIOを利用する際は、本体LEDは無効とする場合が多いので大勢に影響は無さそうです。ただしLEDと共有になっている端子それぞれではLED番号が入れ替わっていて、その違いについてはまだ理解していません。

古いmicro:bitを引き続き使う

基本的にはこれまでの古いmicro:bit(~v1.5)も引き続き使用可能で、MakecodeやPythonでプログラムを作成出来る事になっています。ただし古いmicro:bitと新しいmicro:bitをサポートする為に、プログラムは「Universal Hex files」という形式になるとあります(micro:bit公式)。気になる点としては新旧の両方をサポートする為、プログラム容量が大きくなる様な事が書かれている事です。これでは古いmicro:bitではメモリ不足が発生しそうですが、micro:bit本体に転送する際には関連するデータのみをメモリーに書き込むとの記載もあるので、まだ詳しくは見てませんが心配は無用かもしれません。

これまでに古いmicro:bit(~v1.5)用に作成したプログラム(hexファイル)は、そのままではV2.0で使用出来ず、一旦エディタで読み込んで更新する必要があるとあります。またv2.0でmicro:bit本体に追加されたマイクやスピーカー、タッチスイッチを利用する場合は当然プログラムにも追加する必要があります。拡張ボードを利用している場合は基本的にはエッジコネクタの機能は変わらないとあるので、そのまま利用可能と思われます。しかしいずれもエディタでの更新が必要なので、都度再確認は必要だとも思います。

エディタ

エディタについても更新が行われ、MakecodeはWebから最新が読み込まれます(アプリ版もあります・Windowsではストア経由でも)。上記は現在のWindows用アプリで、ブロックメニューの中にv2.0用のブロックもあります。

Androidのアプリも11月26日に更新がありました。上記の左が更新前、中央が現在(v2.0対応)ですが、見た目は「Connect」が「Pair」になっただけです。またアプリ自体はmicro:bitとの接続とプログラムの転送を行う物で、プログラム作成はWeb上のエディタを使用する形です。

今後の予定

個人的には新しいmicro:bit(v2.0)のメインプロセッサーとメモリーの更新が嬉しい所で、どれだけの性能アップに繋がっているのか気になっています。RS232CのELM327と接続して車両OBD2から情報を取得する事も行っていましたが、micro:bitでは通信から計算まで行うと、OBD2の情報(PID)を1つに絞っても1秒間に数回しかOBD2から情報を得られませんでした。これが新しいmicro:bitでどこまで可能になるのか試してみたい所ですが、まずは新しいmicro:bitに対応するエディタの様子を、次回は見てみる予定です。

「micro:bit」関連記事

以下は「micro:bit」タグの記事一覧です(投稿順)。現在の記事とこれ以降に投稿した記事も含みます。「その24」までの記事ではmicro:bit本体のバージョン「1.5」を使用しています。

その他

FA用PLCとELM327を使用した「OBD2」関連の記事は以下の記事から始まります。

注記

    • このブログ内で書いている内容はあくまで私の利用する製品(アプリ含む)や機器での場合です。他メーカーの製品や機器をはじめ、同じメーカーの製品・機器であってもバージョン違い等の場合もあるので、記事内容の保証や責任を負う事は出来ません。
    • 記事内で紹介している製品や、その他の類似製品を購入・利用する場合はそのメーカーや購入先で仕様等を確認し、自己判断と自己責任の下で利用して下さい。
    • 記事内で公開しているmicro:bit用プログラムは自由に利用・改変して頂いて構いません。ただし不具合やバグもありますので、プログラムを利用した際の故障や事故等についての保証や責任を負う事は出来ません。自己判断と自己責任の下で利用して下さい。
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