ドライブレコーダーについて

2017年1月29日Ad, ドラレコ, 社外部品・DIY

ドライブレコーダーを使い始めて今年で6年経ちました。幸いドライブレコーダーのお世話になるような事故等にはあっていません。現在使っている物で3台目ですが、買い替えの都度、色々な製品の機能や性能を見てきた中で、ポイント毎に私の重視する(した)内容などを挙げてみます。

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ポイント

今現在使っているのは台湾メーカーのLS460Wです。特に不満も無いので新たに買い替える予定もありませんが、基準はこのLS460Wとしています。

1、解像度

最近のドライブレコーダーならフルHDは標準でしょう。海外物ではさらに2Kまで撮れる機種がありますが、その分録画データの容量やSDカードの書き込み速度にも影響します。LS460WもフルHDです。私は現状フルHDで良いと思います。

2、画素数

解像度が良くても画素数が少ないと、結局ボケボケの映像を見る事になります。それでも現在は400万、500万画素の物がありますので、よほどの物でない限り心配する必要はないでしょう。LS460Wは300万画素なので、それを踏まえると今なら400万画素あれば十分かと思います。ただし上記1との兼ね合いもありますので注意が必要です。2Kで記録可能!と謳っていても、200万画素とかだと映像は引き延ばされた物になりますし、画素数だけ良くてもそれが綺麗さに繋がるとは限りません。他に様々な要因もあり実際に映像を見てみないと分からないのですが、デジカメやビデオカメラでは無いので、あまりシビアになっても意味は無いと思います。対向車線の車のナンバープレートが読み取る事が出来る性能は欲しいです。

3、フレームレート

フレームレートは動画(画像)を1秒間に何回(何枚)記録しているか、という事です。動画と言えど実際はパラパラ漫画と同じで、一般的に1秒間に30回や60回記録しています。記録回数が多いほど滑らかに見えるのですが、ドライブレコーダーとして重要なのは「信号機の消滅現象の回避」です。信号機(LED)は、電気の周波数から東日本は1秒間に100回、西日本は120回の点滅をしています。ドライブレコーダーが1秒間に30回の記録をしているとすると、タイミング次第では1秒の間に信号機が消灯している瞬間を記録してしまいます。この状態が続く事で記録された映像には信号機が点滅しているように映ります。

特に西日本では120回と30回なので、タイミングが合ってしまうと信号機は消えたままの映像になります。これを回避する為にドライブレコーダーの中にはフレームレートを27.5や45にしている物がありますが、点滅を完全に回避する事は出来ません。いかに消灯状態を無くし、点滅状態を減らすかです。たまに全く消灯も点滅も無い映像が撮れますが、それは良い方向にタイミングが合った為です。フレームレートは特に西日本の方は重視するポイントでしょう。信号機の対策がなされている機種がオススメです。

4、加速度センサー

加速度センサー(Gセンサー)は事故時のショックを感知して、その時の前後数十秒を記録したり、常時録画している場合はその時の映像ファイルを別フォルダーに移動、あるいは誤って消さないようにロックを掛ける為に使われます。加速度センサーが無い機種は常時録画をしていますが、事故等があった瞬間の映像ファイルを保護する機能がありません。加速度センサーはあった方が良いと思いますが、いまどき無い機種を探す方が手間かもしれません。

5、録画方式

4の加速度センサーの内容と重複しますが、事故はいつ起こるか分かりませんし、自分の車だけではなく周りで起きた事故の証拠にもなります。よって私は常時録画+加速度センサーによる保護で使っています。SDカードに記録される映像は古いファイルから新しいファイルを上書きするので、一杯になって使えないという事は起こりません。

6、画角

映像に記録する事が出来る視野の広さです。あまり狭い(画角が小さい)と車の正面しか映らず、さすがに真横から来る車等は映らずとも、例えば交差点で停車中に交差する道路の信号機や、曲がって来る車などが映るくらいの視野は欲しいでしょう。

7、GPS

GPS機能があると映像ファイルと一緒に位置情報も保存され、パソコンなどでドライブレコーダーに付属のソフトなどを使って、その時走っていた位置の地図と連動して映像を見る事が出来ます。また位置情報から車の速度も記録されます。自動で日時の設定も行われるので、事故時の状況や速度、プラス時間も正確に記録されます。地図機能はともかく速度記録や時刻の正確さからあった方が良いと思います。

8、駐車時録画機能

車を運転していない時も内臓バッテリーで録画し続ける機能です。車上荒らしや当て逃げの対策には良いと思います。内臓バッテリーですので2日3日という長時間は録画出来ませんが、車のバッテリー電圧を監視しつつ、車から電源を取れるようにするオプションもあります。

私はこの機能は使っていません。車上荒らしや当て逃げ対策といっても、車の前方しか映ってないですし、起きてしまった時は任意保険でカバーするしかないと思っています。

9、HDR(WDR)

映像を鮮明化する機能です。特に夜間の映像に有効です。あった方が良いでしょう。

10、ISO感度

ISO感度は夜間などの暗い映像をどこまで記録出来るかを示しています。ただし高感度だとノイズが目立ったり、一部明るい場所が白飛びしてしまう事あります。上記のHDRやフィルターなどでそれらを低減させ、より綺麗に映像を記録している機種があります。LS460WはISO3200までとなっていて、明るさによって自動で感度調整しています。最新のLS475WではISO12800となっています。

11、レンズ・センサー

ドライブレコーダーの中には、内部に「ソニー」と言った大手メーカーのレンズやCMOSセンサーを採用している機種があります。ビデオカメラ、デジタルカメラで実績のあるメーカーの部品を使う事で、より綺麗な映像を記録しています。・・・最終的には製品全体の品質、性能があるのでレンズやセンサーだけでは、その効果が出ているのかは分かりませんけれど。LS460Wは「SONY Exmor CMOSセンサー」となっています。

12、f値(絞り)・シャッター速度・ホワイトバランス

ここまで来ると本当にデジタルカメラの領域の様な気がしますが、この辺りまでスペックとして公開している機種もあります。ドライブレコーダーではISOやHDRを含め、自動で調整している場合がほとんどです。

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13、Wifi機能

最近の機種ではスマホとWifiで通信して、設定や映像の確認などが行える物があります。LS460Wにはこの機能はありませんが、あったとしてもほとんど使っていないと思います。ドライブレコーダーを取り付けた当初は、頻繁に映像を確認するなどを行うと思いますが、一度設定を行ってしまえば、なかなか触らなくなるものです。今ではほとんどの機種で液晶モニターが付いてますし。

14、ノイズ対策

ドライブレコーダーに限った事ではありませんが、このような機器を車に付けると車のラジオやテレビにノイズが出たりします。しかし車やその他機器による所も大きいので、一概に必ず起こる物でもありません。対策されている物でも全てに有効かは不明です。あれば良い機能ですが、運次第といった気もします。

15、ファイルギャップ

ドライブレコーダーは大抵3分程度で1つの映像ファイルとし、次々にそのファイルを記録、保存していきます。ファイルギャップとはそのファイル間の抜けの事で、例えば0.1秒や0.2秒ほどの抜けがある場合があります。当然抜けが無い方が良い訳ですが、この部分の性能はなかなか各メーカーでは謳われていません。LS460Wは逆に約1秒間の重なりを設けているそうです。

16、動作温度

意外と盲点なのが動作温度です。例えば0℃~+50℃という機種では、真夏の炎天下では不安です。ドライブレコーダーが高温になると正常に動作しなくなる場合があります。またSDカードも同じように注意が必要です。LS460Wではありませんが私の過去の経験で、夏場に再起動や録画停止などがありました。

17、電源遮断時の処理

これも大事な部分なのですが、事故が起こった瞬間にドライブレコーダーの電源線が外れたり、車からの電源供給が絶たれる場合もあります。そうするとドライブレコーダーはせっかく事故の瞬間を目撃したのに、記録(ファイル保存)が途中で停止してしまい、結局後からその瞬間を再生出来ない事になってしまいます。これを回避する為にバッテリー内臓型や、一時的に電気を貯めておくキャパシタを内臓している物があります。事故の瞬間までしっかりと記録する為にはこの機能は必須だと思います。

18、安全機能

速度警告やレーン逸脱警告等です。LS460Wにもこの機能はありますが使っていません。また今は車自体にカメラやレーザーがあり色々な安全機能が備わっているので、ドライブレコーダーには不要だと思います。

19、交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度

交通事故などに遭い、その後ドライブレコーダーを再購入する場合、その費用を「ドライブレコーダー協議会」から一律4万円支払われる制度だそうです。対象となるメーカー、その内容は協議会のHPで確認して下さい。事故には遭いたくないですが、この制度の対象であれば僅かながらでも救いになるでしょうか。

20、番外編-1

ドライブレコーダーについては以上ですが、SDカードについて。SDカードも何でも良いという訳ではなく、特に気を付ける部分は転送速度と使用温度です。安い、クラスの低い物だと書き込み速度が追い付かずに、正常に映像が保存されません。温度については調べるのは難しいですが、炎天下での車内使用を考慮したいところです。

また、たまにはドライブレコーダーから取り出して映像の確認やフォーマットする事も大事でしょう。SDカードエラーが出たまま、記録されずに使っているかもしれません。・・・という私も、もう1年くらいカードは取り出していない気がします。ダメですね。

21、番外編-2

ドライブレコーダーの設置を自身で行う場合、フロントガラスの縦方向で上部から20%以内に収めないといけません。またバックミラーの邪魔になってもいけません。さらに雨天時にワイパーの稼働範囲に入るようにするので、意外と取り付け出来る場所は限られます。最近の機種は高機能でバッテリーを内臓し、液晶モニタも大型化して随分と大きくなってきた印象です。しかしいざ設置しようとすると、あまりの大きさに絶句するかもしれません。機能も大事ですが、大きさも考慮しましょう。外から見ても大きすぎるドライブレコーダーはあまりカッコ良い物でもありません。またドライブレコーダーを吸盤で取り付けるタイプも多くありますが、私はおススメしません。事故の衝撃で外れたり最悪はそれによってケガにもなります。

LS460Wは、両面テープで付けています。大きさも小さい部類だと思いますが、それでも設置に悩みましたし大変でした。外から見てもちょっと目立ちます。大きい物だとミラーの裏になったりして、折角の液晶画面が使えなくなったり操作に苦労します。

まとめ

なにやらあれこれ思い付く形で書いてしまいました。最近はカーナビやレーダー探知機と繋いで連動出来るタイプもあるそうですが、まずは基本的な機能と性能を見て、本当に必要な物を選ぶべきだと思います。ドライブレコーダーに限った話ではありませんが、自己主張の強い物は後々邪魔になります。ドライブレコーダーは万が一の時に活躍するものです。

あとは自身の運転の仕方ですね。常に運転を録画しているのだからいつ人に見せても恥ずかしくない運転をしたいと思っています。

補足

LS460Wについては後継モデルのLS470Wがありますが、現在どちらも在庫は既に無い様です。オウルテックから出ているドライブレコーダーが、LS460Wのメーカー(DOD)からのOEMの様ですが、形も微妙に違っていてどの型式のOEMなのか不明です。機能を削減した廉価版でしょうか?

2017年9月追記

既にDODから後継機種の「LS475W+」「LS475W」「LS500W」が発売されています。500Wについてはフロントとリアカメラの2つが付いています。475W+と475Wでは見た目の大きさが違いますが、機能の違いが良く分かりません。バッテリー容量の違いとフィルターの有無だけは分かりました。475はフルHD60fps、500は前後それぞれ30fps。詳しくはDODサイトで確認して下さい。サンプル動画も掲載されています。私が次に購入するならLS475Wかと思いますが、今現在使っているLS460Wもまったく問題ないので、買い替える予定はありません。

---2017年9月追記ここまで

2017年11月追記

最近は国内メーカーからの機種も増えてきました。ケンウッド、ユピテル、コムテック辺りでしょうか。中でも最近はケンウッドが積極的な気がします。カーナビも出している事もありナビと連携出来る機種があるのはかなり大きい利点です。また車の買い替えなどの際にはナビを含めて、ドライブレコーダーもフロントとリアに設置する良い機会だと思います。

---2017年11月追記ここまで

機能については一般的なドライブレコーダーについて書いたつもりですが、中には該当しない、あるいは設定などで回避できる場合もあります。また最近の機種では当たり前に対応している性能や機能だったりもします。実際の映像(メーカーHPのサンプルなど)も購入前に確認した方が良いと思います。