WRX コンビネーションメーター テストモード
WRXのコンビネーションメーター(運転席メーター)で、テスト(自己診断)モードがある様なので試してみました。
英文では「SELF-DIAGNOSIS DISPLAY MODE」となっています。
注記
この記事に記載する方法で実際に行っていますが、全てのスバル車および同車種でも年式やグレードによってはできない(あるいは方法が違う)場合があります。また何らかの不具合や問題が発生してもその責任を負う事は出来ません。この記事を参考に行う場合は、自己責任と自己判断にてお願い致します。
テスト(自己診断)モードへの入り方
1、イグニッションOFF(ACCも)、全てのライトをOFF状態にする。
2、イルミネーションコントロールダイヤル(明るさ調整)を、減光位置(一番明るい位置以外)にする。※実際には必要ないかもしれません(未確認)。
3、イグニッションON(エンジンは掛けない、プッシュスイッチ2回目の状態)にする。
4、3から3秒以内に、ライトスイッチをポジションかヘッドライトにする。
5、トリップメーターのノブスイッチを3回押す。
6、ライトスイッチをOFFにする。
7、トリップメーターのノブスイッチを3回押す。
8、もう一度、ライトスイッチをポジションかヘッドライトにする。
9、トリップメーターのノブスイッチを3回押す。
※上記3から9を10秒以内に行う必要があります。
ポーン、と音がなり「S1」と表示されれば成功です。ライトはOFFにしても構いません。イグニッションはそのままの必要があるので、電圧低下に注意して下さい。
テスト(自己診断)モードの内容
最初の「S1」では、イルミネーションの明るさが順番に変わりながら各メーターの最小値、最大値を行き来します。この状態でトリップメーターのノブを1回押すと「S2」に移行します。
「S2」では各メーターが決まった位置へ行き来します。この状態からさらにトリップメーターのノブを1回押すと「S3」に移行し、各バージョンの表示をします。
テスト(自己診断)モードといってもその結果が出る訳ではありません。決まった動作をさせて不具合が無いか確認するといった感じでしょうか。
バージョン表示であのような綺麗な色が出せる事に少し驚きました。実際のメーター表示も、もう少し「色」を使ってほしかったような気がします。
終了するにはイグニッションをOFF(プッシュスイッチを押す)にします。テストモード中にエンジンを始動してもテストは継続するが、走り出すと安全の為に終了するようです。
動画
補足
テストモードに入る時に、各3回トリップメーターを押すところを4回にすると、車種によってはエラーコードなどが確認できる「DTCモード」があるようですが、私のWRXでは出来ませんでした。
その他関連記事(この記事も含む)
- WRX マルチファンクションディスプレイ ダイアグモード
- WRX コンビネーションメーター テストモード
- WRX マルチファンクションディスプレイ デモモード
- WRX コンビネーションメーター テストモード その2
- WRX オートエアコン テストモード
- WRX マルチファンクションディスプレイ(MFD)のブースト計について
- WRX 暗証コード式キーレス(トランクオープナー)での車両ドアの解錠について
- WRX マルチファンクションディスプレイ(MFD)の全機能について
- WRX マルチインフォメーションディスプレイの全機能について
- WRX オートワイパーを間欠動作に設定変更する