WRX オートワイパーを間欠動作に設定変更する
WRX(VAB-A)購入から現時点で8年目となっていますが、これまで微妙に気になっていたオートワイパー機能をようやく従来の間欠動作に変更しました。取扱説明書には車両機能でユーザー自身が変更できる機能と、ディーラーで変更できる機能が記載されていますが、オートワイパーを間欠動作に変更するにはディーラーで行う内容となっています。ただし取扱説明書には記載されていない方法でユーザーが変更できる方法もあるので、今回はこの方法で変更しました。
注記
この記事に記載する方法で実際に変更を行っていますが、全てのスバル車および同車種でも年式やグレードによっては変更できない(方法が違う)場合があります。また変更の作業や結果によって、何らかの不具合や問題が発生してもその責任を負う事は出来ません。この記事を参考に変更を行う場合は、自己責任と自己判断にてお願い致します。
オートワイパー
オートワイパーはフロントガラスにあるセンサーで雨滴を検出して動作しますが、センサーはフロントガラス全体を見ている訳ではないので、トンネル内や雪解けの水滴がポタポタと落ちて来る状況ではなかなか反応してくれません。先日、積雪のあった奥多摩や奥秩父へ行った際に都度手動でワイパーを動作させ続ける状況となってしまい、間欠動作への変更を決心しました。
ちなみに上記は私のWRXの取扱説明書内に記載されている内容です。
間欠動作への変更方法
1.エンジン・ライト・ワイパー「OFF」。
2.ワイパー感度「-」位置。
3.イグニッション「ON」(エンジンは始動しなくて良い)。
4.ライト「OFF → ●」を5回行う/5秒以内。
5.ライト「AUTO」位置。
(メーター内のライトインジケーターが遅く点滅)
6.ワイパー感度「- → +」を5回行う/10秒以内。
(メーター内のライトインジケーターが早く点滅)
7.イグニッション「OFF」。
注記
- 「3.」のイグニッションONとはプッシュスタートスイッチを2回押した状態(OFF状態から → アクセサリー電源ON → イグニッション電源ON)です。
- 「4.」でOFF → ●を5秒以内に5回行った後は、一旦OFFに戻してから「5.」でAUTOにします。
- 「6.」で- → +を10秒以内に5回行った後は-に戻します。
- ※元のオートワイパーに戻すには同じ方法をもう一度行います。失敗した場合は一旦イグニッションを「OFF」にしてやり直します。
間欠動作の方法
間欠動作への変更後はワイパーレバーの「AUTO」で間欠動作となり、ワイパー感度の「-」で動作間隔が短く、感度の「+」で動作間隔が長くなります。LOとHIは変わりません。
動画
上記動画は実際の間欠動作への変更の様子です。「5.」でライトをAUTOにする事を忘れなければ、それほど難しい方法では無いと思います。また変更中のライトスイッチとワイパー感度の操作後、それぞれメーター内のインジケーターが遅い点滅・早い点滅となるので、操作の成功/失敗の確認になります。ちなみに間欠動作でその間隔が最も短い「-」では約3秒、もっとも長い「+」で約26秒でした。
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